「言わなくてもわかる」という思い込みがもたらす犠牲と代償

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「言わなくてもわかる」という思い込みがもたらす犠牲と代償
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,
「言わなければわからない」
という話をします。

 

当たり前ですが…
私達の中には,
心のどこかで

 

「それくらい言わなくてもわかる」

 

と思うのではないでしょうか。

 

 

特に,
日本人は,
「空気読め」
的な雰囲気,ありますからね。

 

 

ですが,
今の時代は通用しません。

 

その理由及び…
言うべきときに言うべきことを
言わなかったら
何が起きるのか。

 

そこも含めて
お伝えしていきます。

 

 

最後までご覧ください。

 

 

 

空気が読まれなくなりつつある理由

 

 

 

日本人は
「空気を読む」
という…ある種の独特な
文化がありますが。

 

 

今後は,
少しずつ廃れていくことでしょう。

 

 

ですので,
上述の通り
「それくらい察してよ」
は通じないのです。

 

 

理由は…

 

単純に,
情報量と時間,注意力の関係です。

 

 

現代の情報量は
昔とは別次元です。

 

飛び込んでくる情報量は
膨大であり,
いかにやり過ごすか…
いかにスルーするか…
というスキルのほうが
重宝されつつあります。

 

 

…つまり,
ひとつひとつの物事に,
しっかり向き合って
対処する場合においては,

 

言わなくても察することができたり
空気を読むことができたとしても…

 

 

それをするだけの
時間的余裕もないし,
注意力もあちこちに拡散してしまっています。

 

察することが
ますますできなくなりつつあるのです。

 

 

まして…
武漢コロナの影響で,
テレワークが増えています。

 

 

直接,
人と会って話す
「場数」
が減っています。

 

筋肉は
使わなければ衰えるとは
よく言ったものですが…

 

 

そういった
「空気を読む」
「察する」
能力も,やはり使わなければ
衰えるのです。

 

 

WEBカメラ越しに,
空気を読むのは
なかなかできませんからね。

 

 

ですので,
「それくらい察してよ」
というのは…

 

 

「時間と注意力,
集中力,思考力…といったものを
すべて私のためだけに費やして。

それくらいすれば
言わなくてもわかるでしょ」

 

 

と言っているも同然であり…

 

それが
どれだけわがままなのか,
ということは想像に難くないでしょう。

 

 

人間関係なら
「重い」
と思われて敬遠されることでしょう。

 

 

さて。
これを前提に考えた場合。

 

 

現代人は,
1000の注意力があったとしたら…

 

実際に
「使える注意力」
は…100もあるかどうか。

 

 

その100の中から,
自社の広告…
あるいは様々なメッセージに
注意を向けてくれる割合は…
1もあるかどうか。

 

 

その人本来の注意力の
1000分の1くらいしか
向いていなければ,
察することも,
空気を読むことも
できなくて当然でしょう。

 

 

 

実際…
あなたも
この24時間以内に…

 

ありとあらゆることすべてを
脳裏から追い出して,
たった一つのことだけに
集中し続けた時間。

 

何分あるでしょうか。

 

 

1時間以上ある人なんて
まずいないでしょう。

 

それくらい,
あちこちに
注意散漫になっているのです。

 

ですので,
察せない。
中途半端な注意力で
中途半端な思考力で
判断されるわけですね。

 

 

その結果,何が起きるのでしょうか。

 

 

 

 

昨日の話

 

 

昨日のブログ記事で,

 

 

女性起業家が,
キラキラとした…
でも抽象的な話ばかりで
具体的な話がない…

 

というお題で書きました。

 

抽象的な話になる理由は…

 

1.あえてそうしている
2.抽象的だということに気づいてない
3.具体的に話すスキルがない

という話でした。

 

<参照>

 

今日のお題はここから。

 

1の場合。

 

つまり,

「具体的にわかり易く解説する」
ことはできても
あえてそれをしていない。

 

という場合はあるのかどうか。

 

 

私はない…
と判断したのですが。

 

 

ある方から,
1番の「敢えて」ではないか…
というコメントを
いただきました。

 

 

そのコメントを見て,
「あ,なるほどな…」
と思ったのです。

 

 

私は…

 

もし1番の
「敢えて」説だった場合。

 

 

「具体的な内容については
こちらの教材にて学べます」

 

 

…という感じで宣伝が
はいるのではないか。

 

 

あるいは…

 

 

「他の人ならともかく
あなたなら,
これくらいの書き方でも伝わるでしょう。
そしてこれくらいの書き方でも
伝わる方こそ…(以下略)」

 

と,敢えて具体的に書かずに,
抽象的な話を理解してくれる人を
持ち上げる…

 

というやり方をするだろう。
けれど…
それがないなら,
2番…すなわち,気づいていないのでは
ないか…

 

 

というのが私の判断ですが。

 

もしかしたら

 

「言っていない」

 

だけかもしれません。

 

 

すなわち,

 

 

「別に書こうと思ったら
具体的なやり方や
ノウハウは書けるけど…
誰にでも教える内容じゃないし,
くれくらいは理解してほしいので
わざわざ書きません。

 

でも,あなたらそれくらい
わかるよね」

 

 

…って言っていない,
ということです。

 

 

そして…
これが今日のお題です。

 

 

言うべきことを言わない代償

 

 

そして…
まあ,実際には私はその
「キラキラした文章」
は読んでいないので,
あくまでも推測です。

 

つまり,

「具体的に書けるけど敢えて書いていない」

…と言うべきところを
きちんと言っていないなら…

 

 

その言うべき内容が「欠けている」
あるいは
「穴が空いている」
とでも言えばいいでしょうか。

 

 

空白が生じているわけです。

 

人は…
その空白…
すなわち言うべきこと,
判断材料をしっかり言わないと…

 

その空白を

 

勝手に
自分に都合のいいように

 

埋めるのです。

 

 

例えば…
私は,

 

「書けるかもしれないけど,
でも,どーせ気づいてないだけでしょ」

 

…と判断しました。

 

本人が
「書けるけど敢えて書いていない」
と言わないから…

 

「どーせ気づいていないだけ」

 

となるのです。

 

 

 

目も当てられない惨状

 

 

特に,
マーケティングともなれば,
上述の通り,
向けてもらえる注意力なんて
その人本来の1000分の1以下でしょうから。

 

そもそも無視されるか,
無視されなかったとしても,
勝手に判断されるのです。

 

 

例えば…

 

顧客に最大限の価値を提供するために
特典をつけるとします。
その特典をつけることで
利益率は圧迫しますが。

 

でも…その分,顧客は
価値を得られやすいから…
「がんばって」
付けた。

 

 

でも…
それを
「言わなかったら」
どうなるのか。

 

 

「大して価値もない特典を
とりあえず付けて,
ひとつでも多く売りたいだけでしょ」

 

…という
判断をされるかもしれない。

 

 

実際に,
その特典に価値があって,
それがあればこそ,
顧客はより多くのメリットを
受けられるとしても…

 

「どうせ,
追加でなにか売りたいだけでしょ」

 

と思われるか,

 

 

「価値がないものを
価値があるって言ってるだけでしょ」

 

となどと

・勝手に
・自分の都合のいいように

判断されるのです。

 

 

その特典をつけることが
どれだけ利益を圧迫するか。
そこまではっきり言い…

 

その上で,
「そこまでしてその特典を付ける理由」
まできちんと言えば…

 

「おお,それはありがたい」

 

となるのです。

 

言えば

「おお,ありがたい」

言わなければ
「どーせ…」

 

この違い。
看過し難いものがあるのでは
ないでしょうか。

 

言うべきで言っていないこと。
あなたも私も,
きっとあるはずです。

 

 

それをしっかり顧客に伝えるだけで,
今までとは違う結果になるでしょう。

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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