地震・停電だから分かる「当たり前」のありがたさ

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

2018年9月6日。
午前3時8分。
北海道胆振(いぶり)地方に
震度6強の地震がありました。

 

私の住む町は,
震度5弱。

 

あの3.11の時でも
震度3だったので…
久々の震度5です。

 

真っ暗中で,
ひたすら揺れを体感して…
ガタガタと,
物音だけはすごい。

 

 

食器棚が倒れてきたら
直撃コースかも…
なんて考えていたら,
揺れが収まりました。

 

さて,
とりあえずテレビでも付けて
状況を確認…
と思ったら,
停電していてテレビは付きません。

 

すぐそばにMacBookがあったので
起動してネットで情報を…
と思ったものの,
停電でWi-Fiも繋がりません。

 

暗闇の中,
同居していない家族に
安否確認のために
電話を掛けけました。

 

非常時に問われる平常心

 

 

昨日の記事で,
台風をネタにこんな事を書きました。

 

極限状態になって
判断に迫られるのは
たまったものではありません。

 

日頃から,
どこかで心の準備をしておくのも一つです。

<参照>

 

 

…なんてことを書きましたが。

 

自分で書いておきながら,
自分自身は家族に安否確認の電話をして
「揺れたねぇ」
なんて話をしていました。

 

自分で思いっている以上に,
動揺していたのでしょう。

 

 

平常心が…
などと書いたその翌日に,
私は自分が平常心を
欠いていたことを
目の当たりにさせられました。

 

 

致命的な事態になりかねなかった判断ミス

 

 

さて,
私がこの状況に応じて…
一歩間違えたら
致命的な事態になりかねない
ミスをひとつしています。
それは何でしょうか。

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

日本人といえば,
地震慣れしてます。

 

 

…ということは,
当然にわからなければ
ならないはずなのに,
私は失念していました。

 

 

私の住んでいるところは,
海抜6メートル。
海岸から直線距離で50メートルです。

 

 

地震が来た時点で,
真っ先に
津波の心配をしなければ
なりません。

 

…にも関わらず,
私は暗闇の中で電話を探して,
同居していない家族の
安否確認をして…
「やれやれ」
と一息ついてしまったのです。

 

幸い,
今回は津波の心配はないということで
事なきことを得ました。

 

ですが,
今後の教訓として
考えておかなければならないでしょう。

 

 

完全な暗闇の中で,
いろいろと反省です。

 

テレビがつかなければ
情報が手に入らない。
これはアウトです。

 

 

1階の玄関付近に,
災害用の携帯ラジオ
(手回しのハンドルで充電できるもの)
が置いてあるのを思い出して…
取ってきました。

 

 

箱から出したことがありませんでしたが,
無事使えました。

 

 

3.11の時に買っておいたものです。

 

 

ネット環境は,
今回は少々特殊でしたが…
(ポケットWi-Fiが修理中で手元にない状況)

 

家のWi-Fiが停電で使えなかったら
情報が手に入らない。
これもアウトでしょう。

 

 

今回は,月初でまだ容量が残っていたので,
スマホのテザリングで
対応しました。

 

 

あとは…
玄関に行き,
鍵を開けました。

 

 

 

なんと,室内からも
鍵穴に鍵を差し込まないと
解錠できないのです。

 

 

ということで,避難路を確保。

 

ついでに外に出てみました。

 

すぐ近くが役場なこともあり…
きっと緊急招集が掛かったのでしょう。

 

この田舎町に似つかわしくない
交通量です。

 

 

けれど…
街灯は一切灯っていないので,
真っ暗です。

 

 

日頃,街灯が着いていて気づかないけれど…
こんなに星空がきれいなんだな…と
驚いた次第です。

 

 

目の前のことにいっぱいいっぱいになっていると,
気づかないことはたくさんあります。

 

完全な暗闇…という状況。

その状況下でしか見えない
星空の輝き。

こんなにもたくさんの数の
星が輝いていたのか…と
驚きました。

 

 

そして…
余震が続いて眠れない中,
少しずつ夜が明けて,
窓からほのかに明るくなっていく様。
その明るさがもたらす安堵感。

 

明るい…ということは,
こんなに安堵感をもたらすんだなぁと実感。

 

 

そして,速報として
電気復旧までに
1週間…という情報を耳にして,
「1週間も電気が使えないのか…」
といううんざりした気分。

 

 

午後になって,
札幌の一部で電気が復旧。

そこで札幌に移動することにしました。

 

車で向かったのですが…

 

ことごとく,信号機が消灯しています。

 

そして…その脇には,
3台ほど連なった車。

そのうち1台は大きく凹んで
車体が歪んでいます。

その手前には,赤色灯を
輝かせた警察車両。

 

信号のない交差点で,
事故があったのでしょう。

 

ますます恐怖感が煽られます。

 

実際…,
大型幹線道路を走っていれば
大丈夫か,と思っていたら,
脇道から,こちらを無視して
無理に幹線道路に合流。
衝突しそうになりました。

 

 

だからこそ…
そこから1時間ほど走って,
赤く輝く信号機を見たときの
安堵感は,自分でも驚きました。

 

無事,札幌の拠点について,
そこでは電気復旧済み。

 

今こうして,MacBookの充電が済んで,
安堵しながらブログを書いています。

 

 

非常時だからこそ気づく
「当たり前」のありがたさ

 

陽の光の明るさ。

いつもは忌々しい赤い信号機のありがたさ。

 

気にもしなかった街灯の明るさ。

 

そして,
電源に接続して,
パソコンが使える環境。

 

いつもは
「当たり前」すぎて意識もしませんでした。
非常時だからこそ気づけたことです。

 

 

非常時だからこそ,
少しでも心に余裕を…と思って
自分の心の動きに注意していたのですが…

 

いつもは感じない怖さ。
そしていつもは感じないありがたみを
たくさん感じる1日でした。

 

まだまだ
余震は続くかもしれません。
電気の完全復旧には日数を要するかもしれません。

 

それでも,
心に余裕をもって,
「当たり前」ではなく
「ありがたみ」を以て,
この非常時を乗り切っていきたいものです。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

1点,お詫びです。

 

昨日の記事の追伸でお知らせしたとおり,

屁理屈無し 社長のための時間の使い方
(著者:ダン・ケネディ)

こちらを購入いただいた方には,

非売品レポート
「イライラしている社長がストレスフリーで
売上を2倍にするたった一つの秘訣」
を差し上げます。

 

…という告知をさせていただきました。

が。
この特典非売品レポートのデータが,
デスクトップパソコン内にあります。

 

 

事務所は,停電からまだ復旧しておらず,
提供時期はまだ未定です。

 

レポートをすぐにお渡しできず,
お詫び申し上げます。

 

 

なお,購入いただいた方は,
復旧次第かならず提供いたしますので,
ぜひこれを機会にご購入ください。

 

屁理屈無し 社長のための時間の使い方
(著者:ダン・ケネディ)

 

 

 

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