こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，
「誰でも成功できるのウソホント」
というテーマから掘り下げて
私なりの見解をお伝えします。
正直に言ってしまうならば，
「完全にブーメラン」
です。
このテーマで掘り下げれば掘り下げるほど，
私は自分に突き刺さります。
ただ…それでも自分なりに
「言語化」
しておかないと…
私自身のこれからの人生が
腐りきった価値の無いままで
終わりそうな恐怖があるので，
敢えて言葉にしました。
「私，今の人生に満足しているから」
という方にこの記事は向きません。
ただの時間の無駄です。
「私は自分の人生をもっと向上させたい」
「今は自分の最大限の可能性に到達できていない」
という方向けの記事です。
すべての人が成功できるなんてありえない
ここでは，ちょっとした
「揶揄」を込めて
「教祖」と表現します。
ある自己啓発プログラムの
「教祖」がいました。
年に数回，
大規模の高額セミナーを
開催しています。
そのセミナーを売るための
「説明会」
に参加した「後」のことです。
半分以上が
「リサーチ」
目的だったので，
そのセミナーを受講していません。
ですが，
個人情報は渡してあるので，
フォローアップの連絡は来ます。
…ということで，
その会社のスタッフから
数回に渡って
「無料コーチング」
なるものを受けることになりました。
そのコーチングの内容自体は…
毒にも薬にもならないものなので，
省略します。
ただ，
私はその会社の方に対して
思ったことを
「正直」
に伝えました。
「結局，
すべての人が成功できるだなんて
ありえないですよね。
実際，彼（教祖）も，
そう思っているんじゃないですか？」
すると…
さすがに，そのスタッフの方の
感情に触れたのでしょう。
激怒したり，怒りをぶつけてきたり…
ということはしませんでしたが…
通話越しで，
バリバリに
「怒り」
の感情が届きます。
その中で，
低く…ゆっくりしたことで，
「いや…彼（ここでいう教祖）は
決してそんなことはありません。
誰でも必ず成功できると
本気で信じているはずです」
とのことです。
「本気でそう信じている」
のであれば，
私ごときのツッコミを
サラリと受け流すか
適切に回答すべきところ…
怒りの感情と共に
回答している時点で，
「図星だったかな？」
と勝手に思っている次第です。
…で，実際のところすべての人は成功できるのか
上記のエピソードから
数年経って…
私も自分の
「世間知らず」
「身の程知らず」
を実感した今となっては…
この質問に対する回答は
「地味に難しい」
ことを実感しています。
面白くもなんともない，
ありきたりな答えとしては，
「可能」
でしょう。
なぜなら，
「成功しない可能性」
がゼロであることを
証明しようがない以上，
常に可能性は残されているからです。
実につまらない答えです。
では，
実際のところどうなのか。
現実から逆算すれば，
実際に成功できている人など，
１００人に１人いるかどうか…
でしょう。
※統計学的な数値ではなく，
あくまでも比喩表現として，
仮に「１人」としておきます。
そして…
誰でも１００人の１人に入る可能性は
残されています。
ですが…
実際に，
「１００人の１人」
に入る人は限られているわけです。
つまり，
「結果論」
としては，
「誰でも成功できるわけではない」
ということにもなります。
結局のところ，
上記の自己啓発の教祖は
「間違ってはいない」
わけですね。
仮に，５００人の「成功セミナー」を
開催したとして…
その場にいる５００人全員が，
成功する可能性はあるわけです。
ただ，
「５００人全員が成功する」
とは限らない（まず無理）ということですね。
なので，
その教祖が，
５００人の１人１人に対して，
「この人が本気で決断して
自分の人生を変えようと
思うのならば，確実に成功できる」
と思っていて…
その事自体は
何ら間違ってはいないし
「非現実的とはいえない」
わけです。
現実には
「成功するわけではない」
にしても，
私自身が言った，
「結局，
すべての人が成功できるだなんて
ありえないですよね」
という意見のほうが，
真実には程遠いでしょう。
前提を疑ってみる
…ということで，
「すべての人が成功できるかできないか」
という問いに対しては，
どちらとも取れる回答に
なりました。
この場合，
「前提が間違っている」
可能性があるということです。
ここでは，
「すべての人が成功できるかできないか」
という問い自体が
間違っている可能性が高いでしょう。
もっと適切な
「問い」
にしなければ，
より適切な
「回答」
は得られません。
私自身，
この記事を書きながら，
「だったら…どんな問いが適切なのだろうか」
と考え続けました。
そして…
ふと一つの問いが
頭の中に降ってきました。
その問いが…
「本気で成功を望むか，そうでないか」
ということです。
そろそろ，
つらくなってきました。
つらい…というのは，
「成功」
という与えられた
抽象的で曖昧模糊な
言葉を使い続けることです。
結局の所，
この生涯をかけて，
本当に手に入れたい何らかの
夢や目標，理想の光景を掲げて…
それが手に入るその日まで
自分のすべてを懸けて
そのための行動をし続けられるか，
あるいはそうではないか。
ただそれだけではないでしょうか。
マーケティングにおける目標達成
私は自己啓発の講師ではなく
集客，マーケティングの
コンサルタント，
セールスコピーライターですので，
「マーケティング」をテーマに絞って
お伝えするならば…
例えば，
「売上目標」
を立てるとします。
そのためにマーケティングを展開して，
ゴールを達成できればいい…
というシンプルな話です。
もちろん，
ゴールを達成できない場合，
その原因や要因はたくさんあります，
その一つを紹介すると…
「広告宣伝などしなくても，
うちの商品はいいものだから売れる」
と本気で思っているならば…
ゴール達成は不可能です。
逆に言えば
達成できる…と言えるかもしれません，
「売上目標」
は確実に達成できないでしょう。
けれど，
そんな「まがい物」の目標など
どうでもよく，
「本当に自分の商品の価値を
（何も伝えなくても）理解してくれる
人だけから買ってほしいから，
広告宣伝などしたくない」
のが，この人の目標です。
なので，
「広告宣伝をしない」
限りは，
ゴールに到達していると言えます。
売上目標は達成できていませんが，
「価値を感じてもらえない人に売る
のだけは死んでも嫌だ」
と思って…実際に死んでいくことでしょう。
それがこの人の望みですので，
本願成就ですね，
成功できない原因の一つが誤解
…話を戻すと，
成功…つまり，
自分が本気で欲しいものが
明確になっていない，
勘違いしている…
という誤解です。
あるいは，
明確になっていたとしても
それを手に入れるための
行動を起こす気がない。
これでは，
「成功」できないし，
夢や目標，理想の光景に
到達することなどできる
はずがありません。
「自分が欲しいものは何か」
を正確に理解すること。
それを手に入れるために
必要なことをすること。
特に後者の場合，
「それをやらない」
ということは，
「自分が欲しいもの」
よりも優先されるなにかがある
ということです
例えば，
「起業して成功したい」
と言い続けて何年も経っている人は，
「今の生活を維持すること」
のほうが優先順位が高く…
そしてそれを手に入れている，
ということです。
欲しいものを手に入れているのですから，
その人は
「成功」
しているのでしょう。
ただ，本人が
「自分が本当に欲しいものが何か」
を誤解しているので，
「手に入れていることを実感」
することもない。
なので…
あなたの周りにこんな人がいたら，
誤解を解いてあげるのも一つでしょう。
「おめでとう！
あなたは本当に欲しいものを手に入れている
成功者だよ」
という感じでしょうか。
自分が本気で欲しいものは何か。
これを明確にする。
この壁を突破できた人が，
「本当に欲しいものを手に入れられる」
のでしょう。
なぜなら，本当に欲しいものが見つかったなら，
あとは単なる方法論です。
どうにでもなりますからね。
今の生活にそこそこ満足しながら…
けれど，心の何処かで
満たされない思いを抱いているなら…
そろそろ…
ぬるま湯から出て，
本当に欲しいものを
明確にしてみては
いかがでしょうか。
私も，
ここまで書いて
ブーメランが痛くて仕方がありません。
私もぬるま湯から出て，
ひとつひとつ
行動を積み重ねていきます。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
ちなみに，自分が本気で望んでいるものを
見つける方法のひとつとして，
こんなワークショップがあります。
現状，開催予定はありませんが，
希望者が４名以上集まれば
開催を検討いたします。
まずは，こちらのページをご覧ください。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
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