人生を彩る「欲しい物を手に入れるために挑戦する」もの

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

ある方が
北海道のグルメについて書いていました。

 

その方は飲食関係の仕事を
なさってる方なので

 

北海道の文化や
それにまつわる料理などを紹介しています。

 

 

その中で
「北海道は4回訪れた方がいい」
という紹介がありました。

 

興味深いですね。

 

私はその記事を読んで
今日はその話を少し変えて
お伝えすることにします。

 

 

最近,日常が繰り返して
マンネリしている…
という方は,
最後までご覧いただければ
ちょっとした励みになるかもしれません。

 

 

 

北海道の美しさと厳しさ

 

 

初めて北海道を訪れたのは
高校一年の12月。
非常に冬の寒い時期でした。

 

 

クリスマスが終わり暮れが迫る中
友人と三人で
青春18きっぷを使って
電車乗り継ぎ
北海道まで行きました。

<参照>

 

 

 

その時は残念ながら
函館までしか行けなかったのですが…

 

 

特によく覚えているのが
函館山の夜景です。

 

 

100万ドルの夜景と呼ばれる
美しい景色。

 

 

冬の北海道ならではの凍てつく…
けれど非常に澄んだ空気で
晴れ渡っており…
遠くまで見えました。

 

 

あまりにも鮮烈な美しさに

 

「いつかは北海道に住みたい」

 

そう願うようになり
それから12年経って
北海道に実際に移住することになったのですが。

 

 

 

それは今日の話とは関係ないので
省略します。

 

 

私はたまたまこの時
初めて訪れて
この景色に出会うことができました。

 

ですがそれから…
北海道に旅行に行ったり
あるいは北海道移住後に
ドライブで函館山に行ったり…

 

 

あの時の美しい景色を
再び見たいと思って
夜景を見に行ったにも関わらず

 

戦績は5戦3勝2敗でした。

 

 

つまり5回訪れたうち
3回は霧がかかって見られず
2回だけ見られたということです。

 

函館まで行く時間や労力
そして旅費交通費ガソリン代などを考えると
安くはないのですが。

 

 

それだけのリソースを投入したとしても
5回中2回しか見られなかったのです。

 

 

たまたま最初の一回で
美しい夜景を見ることができたのは
とてもありがたいことだな…
今思えば実感します。

 

 

北海道の中でも屈指の秘境

 

 

一度は行ってみたいなと
思っていたところがあります。

 

 

知床岬…なのですが。
…残念ながら行くことができません。

参照 グーグル地図

中学生の頃,
図書館に行き国土地理院発行
1/25000の地図を見て…
あきらめました。

 

そもそも道がないのです。
歩くと片道3日程でしょうか。
もちろんヒグマも頻繁に出没します。

 

キャンブ道具を背負って
行った人もいる…なんて話を
聞いたことはありますが。

 

 

一般人には不可能です。

 

 

ですが知床岬を
別の形で訪れることができます。

 

クルージングです。

 

知床半島の半ば所にある
ウトロから船に乗ること3時間半。

 

知床岬付近の洋上まで
訪れることができます。

 

 

残念ながら上陸はできませ。
ん船の上から眺めるだけです。

 

 

そこから船で5分ほど進むと
ロシアに拿捕される危険がある
ギリギリの所まで行くことができます。

 

 

実はこのクルージングですが
4戦1勝3敗です。

 

 

 

どういうことか。

 

 

当時住んでいた
北海道の自宅からざっくりと
車で走ること8時間。

 

ウトロの近くのまで
行くことは出来るのです。

 

そこにある
クルーズ船運営会社を訪れるのですが。

 

 

これまでに4回挑戦して1回しか
知床岬まで行くことが
できませんでした。

 

 

3回は…
天候が悪くて波が高かったり
風が強すぎて
欠航してしまうのです。

 

 

それでもまだ1勝できたから
いいと言うほかないでしょう。

 

 

残念ながら敗北のまま終わってしまった
ものもあります。

 

 

マイナス12度下で感じた命の危険

 

 

知床の流氷です。

 

 

北海道に引っ越した2年目の冬。
自宅からやはり8時間ほどかけて
この知床まで訪れて
流氷を見に来ようと思ったことがあります。

 

 

ドラマ「北の国から」を見て,
一度は流氷を見てみたかったのです。

 

前日にひどい雪が降り
なんとか車を出すことができたのですが。

 

 

未熟だった雪道運転で交通事故を
起こしました。

 

 

午前4時半すぎ。
幸い誰か人をはねたということはないのですが
一歩間違えたらマイナス12度の環境で
川に転落して
命の危険にさらされるところでした。

 

 

自宅から何百キロも離れたところで
事故を起こしてしまい…

 

 

 

なんとか事故の手配をして
現地の自動車運送業者に引き取りをお願いし…

 

そこから
体だけは何とか家に帰らなければいけません。

 

 

2時間ほど待って
訪れた特急電車に乗って
札幌まで戻ってきました。

 

札幌から自宅に帰ることができず,
急遽ホテルに一泊することになりましたが。

 

それでもこれはまだ幸運でした。
なぜならこの私が乗った特急列車以降は
全部運休になったからです。

 

 

事故を起こした場所で
足止めを食らっていたら…
宿泊施設なんて無かったですから。

 

 

残念ながら
流氷は…リベンジする機会がありませんでした。

 

 

もう今後もリベンジすることは難しいでしょう。
北海道を離れて
雪道運転の感覚がなくなってしまったら,
もう運転できないでしょうから。

 

 

 

女人禁制の門

 

別の例では
北海道の神威岬というところがあります。

参照 グーグル地図

知る人ぞ知るパワースポットのようですが
私は景色が見たくて訪れました。

 

そこには「女人禁制の門」が
ありそこから先は風が強いとか開門しないのです。

 

 

ここは幸いそれほど遠くはないのですが
それでも5戦2勝3敗です。
やっぱり負け越してますね

 

 

唯一勝ち越しているのは
摩周湖でしょうか。
霧の摩周湖といって有名です。

参照 グーグル地図

 

私は一回しか行っておらず
その一回で霧に隠れることなく
美しい景色を見ることができました。

 

他にも…
まあこれぐらいにしておきましょうか。

 

 

私の知人が紹介されている内容は
北海道のグルメに関する内容についてです。

 

 

もちろん,
北海道を離れた今だからこそ
その味の良さは実感しますが…

 

当時は
景色を見ることに重点を置いています。

 

北海道の景色は美しく
何度見ても飽きないので
何度も見たいのですが…
実際に行こうとしても,
お目にかかれるとは限りません

 

 

 

試される大地で鍛えられた心

 

 

 

このような話を書いたのは
ちょっとしたことをお伝えしたかったからです。

 

私は目的地に向かって行こうとして…
空振った時に何を思うのでしょうか。

 

それは

 

「またおいで」

…そう言われたんだなと思うようにしています。

 

北海道の景色は本当に美しい反面,
非常に気まぐれで
なかなか見ることが出来なかったり
天候が悪かっり…
色々なことがあります。

 

目的を果たすことができずに
空振って帰ることも多かったわけですが。

 

 

その度に
また来ればいいと思うようにしていたし
実際に北海道の空と海と大地から

「またおいで」

と言われてるような気がしていました。

 

 

そして
また訪れる価値や魅力があるのが
北海道だということです。

 

そう考えると…
グルメだとよく分かりませんが,
北海道の美しい景色を堪能する
観光ということであれば…

 

 

果たして4回で足りるかどうか。
何とも言えませんね。

 

別に観光案内をしたくて
この記事を書いたわけではありません。

 

 

挑戦して
それが達成できなかった時に
一回で諦めるかどうかということです。

 

もちろん引き際というものは大事です。

 

何度挑戦してもうまくいかない時は
引き際をわきまえるのも手ですが。

 

 

それでも一回実行して
うまくいかなかったから
悪態をついたて投げ出してしまう…
というのは実にもったいない話。

 

 

時間が流れるのが早い今の時代。
情報過多になりつつある状態で,
何事も即物的に考える思考習慣が
身に付いてしまいがちです。

 

 

一回で確実に速攻で結果が手に入らないと
すぐに投げてしまう人が
増えているように感じます。

 

 

逆に言えば
一回で確実に即効で手に入るようなものに
どれだけの価値があるのでしょうか。

 

 

私はたまたま一回目で
北海道の函館山の美しい景色を
見ることができました。

 

 

あまりにも美しいからこそ
また見に行き霧に隠れて見えない体験をして
その上で再チャレンジして
見に行くということを
繰り返しました。

 

それだけの価値を感じたからです。

 

さて何度でも挑戦したくなるようなものは
何でしょうか。

 

 

人間は人生というものがあり
人生は時間で構成されています。

 

限られた時間で
何度でも挑戦したいと思えるものは何でしょうか。

 

どこかのタイミングで一度考えてみてください。

 

その挑戦が,
人生を彩るのです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

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