天職を見つけられず気づかない原因

天職を見つけられず気づかない原因

天職を見つけられず気づかない原因
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

昨日は,
向いている仕事とそうでない仕事について
その見極めの考え方を
紹介しました。

 

 

今日は少し角度を変えて…
天職を見つけられず気づかない原因について
考察していきます。

 

あくまでも考察ですが…
でも,この考察を通して…

 

「ああ,これって私の天職だったんだ」

 

…と気づく方。

 

 

 

あるいは…

 

「やっぱり違うんだな,
もっとより良い生き方の過程で
仕事を模索していこう…」

 

…と思える方がいたら
いいですね。

 

 

天職に気づかない理由

 

 

 

20年以上まえの映画なので…
知らない方も多いかもしれませんが。

 

 

マトリックスという映画を
ご存知でしょうか。

 

今日の記事に関係あるところだけ
サクッと紹介します。

 

 

主人公トーマスは,

 

「今生きている世界は,
もしかしたら夢ではないのか」

 

などと漠然と過ごしていたところ…

 

 

紆余曲折を経て,
モーフィアスによって
「現実の世界」
にネオとして覚醒するのですが。

 

現実の世界は,
コンピュータの反乱によって
人間社会が崩壊して,
コンピュータが世界を支配する状態。

 

 

そんな時に…

 

モーフィアスは,
ネオをこの世界の救世主だと確信しており…

 

そんな話です。

 

そこから先は…
まあ,今の時代は
アマプラとかネトフリとか
いろいろありますので
興味がある方はご覧ください。

 

 

さて。

 

トーマス(=ネオ)
にしてみたら…

 

どんな気持ちだったのでしょうか。

 

 

それまでは
ただのプログラマー…

 

裏の世界では
天才ハッカーとして
名を馳せていたとしても…

 

でも,実際には
一人のサラリーマンです。

 

 

そんなある日。
突然,崩壊した世界を見せつけられ…

「お前がこの世界を救うのだ」

…と言われたら
どう思うのでしょうか。

 

 

救世主という役割に,
本当の意味で
どうやって直面したらいいのでしょうか。

 

直面した時に…
はじめて自分の使命に覚醒し…
役割に応じた能力を発揮できるように
なっていくのですが…

 

そこまでの紆余曲折が
この映画の醍醐味でもあるのでしょう。

 

 

さて。

 

 

崩壊した世界を救う救世主。
大きな話ですね。

 

映画ならではの話です。

 

 

ここでは
救世主という使命でしたが。

 

天職というのも
同じようなものではないでしょうか。

 

 

つまり…
自分の使命に直面しないと
天職に気づかない。

 

 

 

 

偉大な能力を持つ代償

 

 

 

昨日の記事で,

 

向いている仕事といえば,
凄い能力を発揮していたり,
常に満ち溢れ,
やる気十分で,
どんな困難もあっという間に
乗り越えていくことができるような…

 

朝起きたときから,
今日も朝から晩まで
「仕事だ,よっしゃ頑張るぞ!」
と熱意を持って取り組めるような…

 

多かれ少なかれ
こんな仕事をイメージしている人が
多いような気がします。

 

 

 

…と書きました。

 

 

ここでは,
地に足つかない
自己啓発の影響という話でしたが。

 

 

もし…
本当に,
世界を変えるような
稀有な能力を持っていて
その能力をどんどん発揮できる…

 

 

…という状況の人がいたとしたら
それは何を意味するのでしょうか。

 

 

それだけの凄い能力を発揮して
世界を変えていくにふさわしい…

 

それだけの壁…
別の言い方をすると
困難や障害があるということです。

 

 

持ち合わせる才能や能力によって
より熾烈な困難,
強烈な障害にぶち当たるでしょう。

 

 

そして…それを乗り越えてでも
達成しなければいけない
使命を以て,行動していかなければならない。

 

 

でも…
そんな,困難と…
心に忍び寄ってくる絶望と諦念に対して
日々,熾烈に戦いながら
毎日を過ごしていく。

 

 

こんな生き方って…
どうなのでしょうか。

 

そういう激しい生き方が
お好みでしたら,
毎日がエキサイティングでしょうね。

 

 

でも…
そうでないならば…

 

過酷な人生というほかありません。

 

 

だから…
自分の役割を果たす
「天職」
というものに
直面できるかどうか。

 

 

友人の話

 

 

 

例えば…

 

 

何年か前のこと。
15年くらい前から
親しくさせてもらっている
ある友人と会って,
お茶をしていたときのこと。

 

 

その友人は,
自らの職業の
属する業界についての問題点,
その問題がどんなよろしくない未来に
つながっていくか。

 

それをいかに改善してかないと
いけないのか…

 

ということを
熱く語っってくれたので…

 

私は…

 

「それ,誰かがやらなければ
ならないんだよね」

 

そして…

 

「例えば,今私の前にいる人とか」

 

 

直面できなければ,
気づかないのでしょう。
だから,見て見ぬふりをすることもできる。

 

一職業人として
日々の糧を得るだけでいいのですから。

 

けど,
気づいてしまって
直面してしまったら…
それをなんとかせずにはいられない。

 

 

だから…
厄介なことなど
直面せずに,やり過ごしたいわけですね。

 

 

そして…
その直面せずに
見て見ぬふりする…
その中に,天職というものと
巡り合う機会があるのです。

 

 

ですので…
天職というものは…

 

 

上述のネオのような
「世界を救う」
「救世主」
とまでは言わないにしても。

 

 

その人自身が向き合って
直面していかなければいけない
何かがあり…

 

そこに直面することに成功した人に対する
ご褒美なのでしょう。

 

 

 

単に,適性の有無…
を超えた,
「天職」

 

定義【天職】
天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業。

定義【天性】
天から授けられた性質。また、生まれつきそのようであること。

 

 

天職をまっとうすることは,
ある意味,とても幸せなことなのでしょうけど。

 

上述でもサラッと触れた
生ぬるい,
地に足つかない自己啓発で言われるような
毎日,脳内お花畑で過ごす…
なんて生き方ではない。

 

 

朝起きて,
「今日も頑張るぞ」
と熱意を実感して
やる気を出して…

 

 

…なんてことを
考えることもなく,
死にものぐるいで
全力で,
その問題に直面し,取り組み,
できることをやり,
生涯を克服し…

 

 

そんな生き方をしている人を
周りから見たら…

 

ものすごく眩しいでしょうね。
だから…
その人のことを…

 

「天職に就いている」

 

 

…と評価するのでしょう。

 

 

でも,
本人はただひたすら必死…
なだけかもしれませんね。

 

 

 

繰り返します。
これは私の見解です。

 

天職に生きるのは…
非常に過酷で大変。
相次ぐ障害に見舞われる…

 

それでも,
折れることなく,
余裕はないけど必死に
がむしゃらに前に進んでいけるような…
そんな仕事に従事すること。

 

 

一昔前の…
スピリチュアルブームの流れから
生ぬるい自己啓発と結びついて…

 

 

天職というものが…
なんというか…
小学生が作文で書く
「しょうらいのゆめ」
みたいなノリ…

 

あるいは,それ以下の
妙に地に足つかない妄想に
成り下がっている感があるので。

 

今日は好き放題書きました。

 

 

あなたが…
自分の仕事を
天職かどうかなんてしったことじゃない。
とにかく毎日が必死なんだ…
だから今日も明日もあさっても…
ひたすらがむしゃらにやるだけ。

 

…と思っているのなら。

 

私からあなたに言えることは…

 

 

「今まで通りに生きて,
今まで通りに仕事を頑張ってください」

 

でしょうか。
健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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