世界中を巻き込んだ本末転倒

世界中を巻き込んだ本末転倒

世界中を巻き込んだ本末転倒
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

KB3035583

こちらをご存知でしょうか。
知っている人ぞ知る、悪魔の文字列です。

Windows10にアップデートを促すための通知を目にしたことがあるでしょう。
画面右下の、灰色のマークです。
場合によってはそこからWindows10にアップデートを促す吹き出し型のメッセージが表示されることもあるようです。

そのアップデートに促すためのソフト、通常「GWX」といインストールするためのプログラムが、
KB3035583
なのです。

Windows Updateの初期設定で、
「自動更新」
を選択していると、このKB3035583も自動更新され…GWXもインストールされます。
その結果…気がつけば、画面の片隅で、やたら目障りな自己主張を繰り返すことになるのです。

…と思っていたところ、最近は「吹き出し型のメッセージ」など生ぬるい状況にあるようです。
「朝起きたらWindows10になっていた」
という被害報告を目にする機会が増えました。

勝手にOSが変わっているのです。
その結果、使い勝手が悪くなって操作性が大幅ダウン。
悪質な嫌がらせ以外になんというべきでしょうか。

下手なウィルスが優しく感じるくらいの悪どさです。

そんな「被害」を防ぐためには、
KB3035583
を撲滅しなければなりません。
詳しい対策は、ネットのあちこちで記事が出ていますのでそちらをご参照ください。

私自身はこの作業を10回以上行っています。
事務所と自宅合わせてWindowsのパソコンが5台あるのですが、それぞれにこの作業を2〜3回行っています。
つまり、ネット上で紹介されている対策法を行っても、この
KB3035583
はゴキブリの如く、執拗な生命力を発揮。パソコンに忍び込んでくるのです。

最近新手の手口としては、Windows10だけではありません。
Officeソフトでも、あくどい手口が始まりました。
今使っているWordなどのOfficeソフトを、「Office365にアップデート」を促すようになったのです。
Wordファイルや、エクセルシート、パワーポイントなどを開く度に、ファイルの上部に表示されます。
非常に目障りです。

すでに、完全なライセンスを購入しているのに、なぜわざわざ月額課金制に切り替えて、お金を払い続けなければならないのでしょうか。

ということで、この目障りな表示を消そうと試行錯誤してしまったら、誤ってOffice365にアップデートしそうになりました。
慌てて阻止したものの、今使っているソフトのライセンス情報を喪失。
復旧するのに数時間掛かりました。

さて、今日のテーマは「何の為」のものか、ということです。

パソコンは何のためにあるのでしょうか。
Officeソフトは何のためのにあるのでしょうか。

言うまでもありません。
「業務の効率化」
です。

想像してみてください。
Wordがなければ…多くの書類が手書きに…なんてことになっていたかもしれません。

Excelがなければ…関数を全てその都度電卓で叩いて…計算ミスが続出なんてことになっているかもしれません。

PowerPointがなければ…プレゼンテーションが紙芝居になっていたかもしれません。

ビジネスにおける業務の効率化。
それが目的でパソコンが開発され、Officeソフトも開発されてきた…はずだったのです。

ところが、今のMicrosoftは、完全に「業務妨害」に心を砕いています。

KB3035583
を削除するのに、どれだけ時間が掛かるでしょうか。
1回あたり最低10分。初めての時には、1時間以上かかっていたかもしれません。
合計で数時間以上はこのゴキブリソフト退治に時間を浪費しているのです。

WordなどOfficeソフトの、Office365へのアップデートを阻止しようとして、やはり数時間を無駄にしました。

本当に、「業務妨害」としか言えません。
業務効率化を目的とするパソコンのはずが…です。
まさに本末転倒です。

Appleが流行るのは、デザインがカッコいいから…だけではありません。
このような、ユーザーにWindows10アップデートテロを引き起こしたり、全力で業務妨害を行ってくる…そんなMicrosoftに愛想を尽かしたからなのかもしれません。

今のパソコンが壊れたら…デスクトップも全て、Macにしよう。
そんな決意をさせるものがあります。

さて…これから残り2台。
KB3035583
を削除します。

ユーザーは、Windows7の使い勝手の良さを求めているのです。
Microsoftの最新ソフトを使いたい、などとは思っていないのです。

実際…ビジョンを失ってエゴしか残らない会社に未来があるとは思えません。
「自分が売りたいものを売る」
そんなエゴの塊の企業は、いつか必ず衰退するはずです。
トップに載せたアイキャッチ画像。それがWindowsの将来でしょう。
一日も早くそんな日が来ることを願ってやみません。

今日のブログを読んで、少しでも
「参考になるな」
「役に立ちそうだな」
「読んでよかったな」
と思えることがあったら、ぜひあなたの友達にもお役に立ちたいので、Facebook「いいね」や「シェア」にご協力をお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください