売る気がない行動

売る気がない行動

売る気がない行動
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

事務所内の模様替えをしたところ、パーティションが欲しくなりました。
今使っているパーティションと同じものが欲しかったのですが、品番もメーカーもわかりません。
楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、アスクルなど、思い当たるところをいろいろ調べたのですが、出てきません。
そこで、購入した8年位前の記憶を必死で掘り起こしたところ…確かヤフオクで手に入れたような気がしたことを思い出しました。

そこで、早速ヤフオクを調べてみたところ…ありました。
写真で見る限りは、という前提が付きますが、おそらく同じものです。
金額は、3000円。
…おそらく、当時は5000円くらいで買った記憶があるので、中古であることを考えれば、まあこんなものでしょう。

ところが、送料を調べてみたところ…
「あ、これはないな」

オークションのページには、
「送料については、質問に答えません」
とのこと。

一応、自分で調べられるページがあり、そこをクリックしたところ、2万円を超えていました。

3000円の中古品を、なぜ送料2万円分掛けて買わなければいけないのでしょうか。

とはいえ、送料さえなんとかなれば欲しい人もいるかもしれません。
発送方法が「引越便」扱いだったので、別の発送方法にすれば、金額が抑えられるかもしれません。

そこで、効いてくるのが、先ほどの「質問には答えません」というもの。
発送方法の交渉すら受け付けない、という意思表示です。

「売る気がない」
と判断する他ありません。

同じ種類のパーティションが欲しいので探したのですが、送料に2万円を払って中古品を手に入れるくらいならば、2万円払って全て新品にしたほうがいいくらいです。

先日、たまたま町中を歩いていた時、あるリサイクルショップの前を通りました。
自転車が置いてあったのですが、ごく普通のママチャリで、価格は約2万円。
どれほどの代物かはわからないけど、中古で2万円はないだろ…と思って調べてみたら、普通に新品で2万円以下の自転車は売っています。

2万円の中古自転車が、本当に高いか安いか、ということは問題ではありません。
それを見た人が、
「ん?それっておかしくない?」
と思うことに問題があるのです。

こういった不合理な提案、違和感を受ける販売方法を見かけることがあります。
その時がチャンスです。

ことわざに、
「人の振り見て我が振り直せ」
と言います。

それくらい、自分のことを客観視することが難しい、ということになります。
だからこそ、思考の習慣として、

「それ、おかしくない?」

と思った時に、
「いや、もしかしたら私もどこか直すべきところはあるかもしれない」
と思うチャンスなのです。

例えば、請求書を受け取ったとします。
その時に,銀行の支店名である地名が読めなかったとします。
それがチャンスです。

私はすぐに,請求書の発行システムに,振込先の支店名にふりがなを入れました。

たったこれだけのことです。
でも,こんな小さな改善を妻兼ねることで,大きな改善につながるのです。

冒頭の「売る気はかけらほどもない」ような対応は論外でしょう。
ですが…売る気があったとしても,それが顧客に伝わり…きちんと買うための障害を取り除かないと,売上にはならないのです。

ぜひ,できるところからはじめてみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
売上を上げようと,がむしゃらにがんばってきたけど…疲れてきた。
そんなあなたは,一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください