こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日の記事は,
4分の3くらいが,
冗談でありネタです。
息抜き程度に,
肩の力を抜いてご覧ください。
20年くらい前のことです。
姉から預かった
ジャンガリアンハムスターを
移動用キャリーケースに入れて,
電車で移動していました。
休日の,
割と空いている車内で,
そばにいた男性乗客が,
キャリーケースを指して,
質問を受けました。
ハムスターだ,
と回答。
※具体的な会話のやり取りは,
20年くらい前の話なので
さすがに覚えていません。
中のハムスターが見えるように,
キャリーケースのフタを
少し開けて見せたところ,
「へ〜かわいいんだねぇ〜」
と驚いた様子で,
ひたすら
「かわいい」
「かわいい」
を繰り返しながら…
後ろ髪を引かれたかのような
様子で,電車を降りていきました。
今でこそ,
私は知人の間では「カピバラ好き」で
ブランディングが成立してしまっている
身なのですが…
実は,
「げっ歯類」というカテゴリに入れるならば,
幼少の頃から私は「げっ歯類教徒」です。
※カピバラは,
ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属
に分類されるげっ歯類です。
私の幼少の記憶を
徹底的に遡ると…
まだ1歳半か2歳くらいの頃,
ハムスターの写真絵本を
ボロボロになるまで
眺めていたのを
覚えています。
確か…
そのハムスターは,
「ゴールデンハムスター」
という種類だ,
というところまで,です。
それだけ
ハムスター「も」好きなので,
「ハムスター」に関する
「フェイスブックグループ」
にも登録しているのですが…
先日,なぜか炎上していました。
よく読んでみると,
炎上とは言っても,
グループ内の対立ではなく,
「ある投稿」
で,激怒するハムスター愛好家が
大量にコメントをして炎上状態に
なっていたのです。
内容をそのままコピペは
できないので…
ざっくり概要をお伝えすると…
ハムスターの飼い主が,
動物病院へ行き,
待合室で待っていると…
犬を抱えた老婆がハムスターを観て,
「なにそれ,ネズミ?
そんなの病気になるの?」
と鼻で笑われたそうです。
確かに,
ジャンガリアンのノーマルグレー
だったので…
要するに「ねずみ色」では
あるのですが,
ハムスター愛好家による,
怒りのコメントで
溢れていました。
幸い,
「炎上」
で済んでいるとでも
言うべきかもしれません。
き□こたけのこ戦争といい,
からあげレ○ン戦争といい…
イデオロギーを懸けた戦いには
流血沙汰になっても
おかしくありません。
※イデオロギー…
信念や態度,意見などの体系を
一般にイデオロギーと呼んでいる。
(百科事典マイペディアより)
<参考>
取り返しの付かない思い込み
まあ,
きのこたけ○こ戦争や
からあ○レモン戦争なら
冗談や笑い話で済みますが…
実際に,
イデオロギーを懸けた戦い…
宗教戦争であったり,
あるいは
テロ活動で,
何百万人もの死者を
出してきたことは,
歴史上あきらかな出来事です。
幸い,
私がキャリーケースで
ハムスターを抱えていた時に
話しかけてきた男性は,
「かわいい」
「かわいい」
という反応でした。
私が…
もしその動物病院で,
その老婆と相対したら…
「犬派」
による
「ハムスター派」
への宣戦布告と受け取り…
カピバラ派の私も
げっ歯類教徒の一員として,
武器を手に聖戦を挑む…
もとい,
セールスコピーライターとして
積み重ねてきた言葉の使い方を
駆使して,
徹底的な舌戦に挑んだ可能性は
否定できません。
…おそらく,
この飼い主はそれができなかったから,
愚痴としてハムスタースレに投稿。
炎上につながったのでしょう。
さて,
この出来事から
学ぶべきことは
2つあります。
1.イデオロギーへの攻撃のリスク
1つは…至極あたりまえの話です。
相手のイデオロギーに対して
宣戦布告をしてはいけないということ。
おそらく,
この老婆は
「犬派」
という(元)最大派閥※だった
ゆえの驕りから,
無自覚に,
「ハムスター派」へ攻撃を
したのでしょう。
※2017年,統計開始以来はじめて,
猫の飼育頭数が犬を上回りました。
私達は,
歴史を知っています。
一発の銃弾が,
第一次世界大戦を引き起こし,
推定1000万人が戦死する
事態を引き起こしたのです。
無自覚な批判が…
第一次世界ペット大戦の
引き金になるかもしれません。
…この話が冗談で
済ませられることを
願いたいところです。
2.相容れない存在を知る
世の中,
絶対に相容れない存在は
いるものです。
おそらく,
私が言葉を駆使して
この老婆へ,
精神的な報復をすることは
できるでしょう。
…ですが,
ハムスターの魅力を伝えて,
「げっ歯類教徒ハムスター派」
に改宗させるのは,
不可能です。
ひたすら改宗を強制しても,
殉教者がまた一人
増えるだけです。
相容れない人は,
どうやっても
相容れないのです。
ならば…
相容れない人に対して
自分の意見を聞かせて
受け入れさせようとしても,
全く無駄な努力だと言えます。
…そう,
これはそのまま集客の話です。
どうやっても
「あなたから買う気はない」
人はいるのです。
ならば…
そんな人は無視して,
さっさと他の人をターゲットにして
活動したほうが,
集客としては効果的です。
…特に,
腕に覚えのセールスマンほど,
「難しい案件で受注獲得」
にこだわる傾向がある人がいるようです。
もちろん,
「難しい案件で受注」
することがセールスマンの
挟持であり,イデオロギーならば
否定するわけにはいきません。
そうでないならば…
「より簡単に買ってくれそうなターゲットへ
集客したほうが,より楽に成果が出る」
ことは言うまでもありません。
イデオロギーを攻撃しないこと。
イデオロギーを変えるような集客は
不可能であること。
この点を忘れずにいたいものです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
より楽に早く安く集客する方法があるのに,
無理して大変な集客をしているかもしれません。
自分ではなかなか気づかないものです。
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