こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
ある方からアドバイスを受けて,
最近はちょっとだけ真面目に
SEOをやっています。
ずっと
「良質のコンテンツを発信するほうが
ずっと大事だ」
的な発想を持っていたのですが…
これを言い換えると,
「商品さえ良ければ,宣伝しなくても
勝手に売れていく」
…という,
私が最も嫌いな発想に似通っていることに
気付いて,反省しています。
さて。
今日はSEOの話…
ではありません。
SEO対策をしている中で
見えてくる「考え方」でもあります。
敢えて言うならば,
「マーケティング3C分析」
の中の2つのC…
Competition(競合他社)
Company(自社)
に関する内容となります。
※もう一つのCはClient(顧客)ですが
今日のテーマから外れるので触れません。
どういうことか。
例えば…
私の
「アップスタッツ経営研究会」
のサイトですが…
「札幌 LP コピー」
というキーワードで検索すると
「30位」
という結果が出ました。
この分野では
まだまだだ…ということが
わかりますが,それは脇におきます。
具体的な方法を紹介します。
まずGoogleでキーワードを入力して
検索します。
次に,検索結果画面で,
「WEBページ内のキーワード検索」
をします。
※Googleの検索キーワード
ではありません。
Macならばcommand+「F」
WindowsならばControl+「F」
を押します。
このページ内キーワード検索の
「キーワード」は
自社のURL(の一部)です。
アップスタッツ経営研究会であれは,
https://up-stats.com
ですが,ここでは
「up-stats」
だけで十分です。
これで
「検索結果画面の中の自社の位置」
が即座に表示されます。
※圏外の場合は表示されません。
ポイントはここからです。
そこから
「上に数えながらスクロールしていく」
のです。
検索順位ツールを使ってしまうと,
実際の順位しかわかりません。
ですが,
実際に表示されたところから,
「上に数えながらスクロール」
していくことで,
「何位にどんな会社のどんなサイトが
ランクインしているのか」
がわかるのです。
これをあなたが知ることに
意味があるのです。
例えば…
自社のサイトよりも上に,
「ある競合他社」
のサイトがあったとします。
あなたは,
その会社のことを知っています。
社長と話したこともあります。
どんなサービスを扱うことも知っています。
そして…その会社のサービスを利用した
顧客と会って話したこともあるとしたら…?
とても大切なことが
わかるのではないでしょうか。
具体例を紹介します。
上にスクロールしていくと,
ある競合のA社の名前を見かけたとします。
このA社は,WEB広告の代理店です。
私はA社のことを知っているとします。
A社の社長も知っているとします。
…だから,
A社がどんな宣伝をしているのかも
わかります。
どのようにして「アクセスアップ」を
実現するのかをアピールしています。
そして…
A社を利用した顧客を知っているとします。
A社に対してどんな感想を抱いたのか。
それも聞くことが出来たら?
実際…
アクセスは増えたけれど,
売上はちっとも増えず,
大赤字だったということでした。
このように,
今までわからなかったことが…
気づかなかったことが…
見えなかった何かが…
わかってくるのではないでしょうか。
例えば…
「ホームページ集客」=「アクセスアップ」
という等式が,
顧客の頭の中にある。
こんなことは,
私にはわかりませんでした。
ですが…
A社を,そして
A社の顧客を知ることで…
そして,
そのA社が検索で上位表示されている
ということで,
「顧客の頭の中は,
「ホームページ集客」=「アクセスアップ」
という等式がある」
ということがわかってきます。
そして,
実際に上位表示されるために,
そのA社がどんなコンテンツを
ホームページに載せているのかを
チェックすればいいのです。
このようにして,3C分析の,
Competition(競合)を知ることが
できるのです。
3C分析の目的は,
競合が主張していないものを
顧客に伝えることです。
顧客と自社が重なっていて
競合が重なっていないもの。
それが,
「顧客が求めていて,
競合が提供していない,
自社が提供しているもの」
です。
これを提供することができれば,
競合ではなく,
あなたのもとに
顧客が来ることでしょう。
ですが…
そもそも,
「競合が提供していない,
顧客が求めているものを
自社が提供している」
とは限りません。
だからこそ,
3C分析をして,
競合の強みを知ることで…
かつ検索順位から
「顧客の頭の中」
を知ればいいのです。
これを知ることができれば,
自社がどんなメッセージを
展開すればいいのかが
わかるのです。
その具体例が,
まさに昨日の記事です。
<参照>
【騙されるな】新規顧客獲得,集客→ホームページ制作という3つの嘘
「ホームページ」
「集客」
というキーワードで,
検索順位の上位は賑わっています。
つまり…
それだけ顧客の頭の中は
「ホームページ制作」→「集客」
という発想を持つ人が多い事がわかります。
そこで,
昨日の記事を書いたのです。
つまり…
「ホームページ制作すれば集客できる,
そんなのはただのプロパガンダである」
というメッセージを
伝える必要があるのです。
もちろん,
昨日書いたばかりの記事ですから,
まだ検索には反映されていないでしょう。
ですが…
この記事が順位を上がって来たならば…
「プロパガンダに騙される被害者」
を減らすことができるのです。
ですが…
そもそもこの記事は,
私が
「検索順位ツール」
を使わずに,
検索して調査したから
わかったことなのです。
ぜひあなたも…
あなた「よりも」上位表示されている
競合他社が,
「顧客目線ではなく
自社に都合のいいことばかり」
を並べ立てていることを知れば…
きっと,
あなたがどんなメッセージを
展開したらいいのか。
どんなサービスが
顧客のためになるかが
見えてくるはずです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
【騙されるな】新規顧客獲得,集客→ホームページ制作という3つの嘘
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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