つい先日、某シンガソングライター兼役者が結婚したことで、あちこち激震が走っているようです。
その影で、別のところでも規模の差は小さいものの激震が走っています。
経済系ニュース番組、ワールドビジネスサテライトのマーケット担当キャスターが、突然の番組降板です。
今週いっぱいで番組卒業ということのようです。
SNS投稿を見て知ったのですが、その記事に対するコメント内容や、コメント数の伸びから、コアはファンには、まさしく「激震」というほかないような衝撃だったのでしょう。
それこそ、某シンガソングライター兼役者「よりもショック」というコメントも何件か見かけました。
マーケット担当という…どちらかといえは内容がかなり硬派なものに偏っているだけに、そこまで固定ファンが付いているのか、と驚きました。
とはいえ、コメントを見ていると、要所要所で彼のパーソナリティを発揮する場面が思い出されます。
確かに、あんな場面やこんな場面で…キャラクターが引き立っていたのです。
単純に、キャスターといえば、決められた内容を報道するだけなので、キャラクターを発揮する余地はないのかもしれません。
むしろ「報道」に重きを置くならば、報道内容にフィルターが掛かってしまうこともありえるため、キャラクター要素の発揮は忌避されるかもしれません。
それだけに、彼の降板を惜しむコメント数の多さや内容に、非常に驚きました。
ここに、私達経営者も、もっと見習わなければならない要素があります。
上記の通り、キャラクター要素を発揮しにくいキャスターであっても、これだけ惜しまれるのです。
私たちは、自分のビジネスを手仕舞いする日が来たときに、どれだけ惜しまれるでしょうか。
…もちろん、実際に手仕舞いする必要はありません。
それだけ、ファンが付いているか、それだけ、大切に思ってもらえているか、ということです。
どうすればいいのか。
単純にキャラクターの発揮することです。
キャスターのように、キャラクター性の発揮が制限されるわけではありません。
はっきりと伝わる自らのキャラクター性、パーソナリティを伝える努力を積み重ねることです。
具体的には、ブログやSNS投稿などで、自分の考え方やキャラクター性、ものの見方などを伝えることです。
この結果、非常にシンプルな恩恵が得られます。
それが、差別化です。
コモディティ化した商品やサービスを扱っている場合、どうしても差別化が出来なくて困る、ということもあるでしょう。
具体的には、保険や士業など、他の人からも同じサービスを買える、というものなどが該当します。
けれど、実際、
「他の人からも同じサービスは買える」
からといって、「あの人からは買いたくない」「どうせなら、あの人から買いたい」ということが起きます。
このような感情の背景にあるのが、やはりキャラクター性というものがあります。
あるいは、信頼性という要素も大きいでしょう。
私自身も、毎日ブログを書く中で…非常に毒舌要素が強いコンテンツを書くことがあります。
これにより、非常にインパクトを与えることが出来ます。
もちろん、毒舌要素が強いですから、内容を読んで蛇蝎のごとく嫌われることもあります。
逆に、他の人では言わないようなことをズケズケ言うことが、読んでいて楽しい、といわれることもあります。
これも、私のキャラクター性の発揮をする、という一環です。
商品やサービスそのものではなく、あなたのパーソナリティで、
「あなたがいなくなるとこまる」「さびしい」
と思ってもらえるようになるための考え方となります。
最後に。
もう一つ、対策があります。
今日のテーマから外れるので短くまとめます。
これは、口で言うだけならカンタンです。一言で終わります。
ただ、その内容を具体的に解説して、実行に移せるようになるまでの詳細を、強解説することは出来ません。
あえて言うならば、私のブログの何分の一かが、この説明をしています。
「卓越の戦略」を実行することです。
卓越…すなわち、他よりもずば抜けるための戦略です。
当然、戦略ですから、一行二行で説明することは出来ません。
「御社がなくなると本気で困る」
と言われるような会社にするにはどうしたらいいのか。
ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」を学んで実践することが一つの手です。
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