家族宛に、DMが来ていました。
届いたDMを渡したところ、
「わざわざ送ってこなくても…(この会社からは)たった1回だけしか買い物していないのに…」
そんなことを言っているので、
「それは違うよ、逆だよ」
という話をしました。
マーケティングが専門の、アメリカの経済学者フィリップ・コトラーによると、
「新規顧客に購入してもらうためにかかる費用は、既存客から買ってもらうための費用の5倍掛かる」
ということを述べています。
この発言を例に、マーケティングコンサルタントの北岡秀紀さんは、
「今の時代だと10倍以上掛かっていてもおかしくない」
とのこと。
つまり、私の家族は、たった1回とはいえ買っているのです。
取引実績が0ではなく1回なのです。
1を2にするには、費用が10分の1で済むのです。
既存客にDMを送る…というのは非常に理にかなった戦術だと言えます。
元に、家族はブツブツ言いながらもそのDMを開封しています。
どんな素晴らしいセールスレターが書かれたDMであったとしても、開封して見てもらわないことには意味がありません。
初めての聞いたことのない会社ではなく、取引実績のある、見覚えのある会社名の封筒だからこそ、開封したのです。
更に、家族はこんなことを言っていました。
開封したDMを見ながら、
「いや〜、こうやって紙で送られてくると、つい見ちゃうんだよね」
ちょっと想像してみてください。
今日あなた宛にEメールは何通来たでしょうか。
そのうち、セールスメールは何通でしょうか。
そして、あなたは実際に何回、セールスメールを開いて読んでセールスページに誘導するURLをクリックしたでしょうか。
具体的な数は認識しないにしても、たくさんのメールが来ていることは想像に難くないでしょう。
けれど、実際に開封して、セールスメールを読んで、クリックして…というのは数えるほどか…あるいか1回もないのではないでしょうか。
もう一度想像して下さい。
今日あなたの家に何通DMが届いたでしょうか。
そのうち、何通開封したでしょうか。
今日の家族の話だと、届いたのは1通。そして開封したのも1通。開封率だと100%です。
メールやネットだと見ないかもしれません。
興味はあったとしても、あまりに大量に届くので、埋もれてしまうかもしれません。
けれど。
「紙で送られてくると、つい見ちゃう」
ということは無いでしょうか。
メディアが違うだけでも、全く効果は変わってくるのです。
最後に。
全米トップクラスのコピーライター、マーケティングコンサルタントで、「億万長者メーカー」と名高い、ダン・ケネディは、
「これまで億万長者になった人を見てきた中で、ほとんどの億万長者が次の2つのうちどちらかまたは両方をやっている。
1つが、不動産投資。
もう一つがDMだ」
といったことを言っています。
DMは、それだけ効果があるのです。
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