今、ガソリンスタンドにいます。
洗車中です。
…このガソリンスタンドですが、8年ほど前に、あるお世話になった人に紹介されて、そこのガソリンスタンド用クレジットカードを申込みました。
ずっとそこでガソリンを入れていましたが、対応に不満がいろいろ。
もっと安く給油できるところを知ったので、他で給油することにしました。
残念ながら、もっと安いガソリンスタンドは、給油しかできず、洗車などのサービスはいっさい行っていません。
そこで、以前の店は洗車だけをしています。
…が。
もともと、不満だらけで他の店に変更したのですから、その店を利用することで、イライラすることがたくさんあります。
ゴミを捨てて…と指示したのに捨てていなかったり、チリが残っていたり…。
頼みもしないのに、オイル点検して、売り込んできたり…。
行く度に嫌な思いをします。
…それでも行きます。
理由は、
「他を知らない」
からです。
もっといいところを知っていれば、そちらに行きます。
ですが、他を知りません。
他へいったら、この店に劣るサービスで、よりイライラすることがあるかもしれません。
イライラする事がわかっていても、なかなか他を探して行く、というのは勇気がいることなのです。
言い換えると。
「より良いサービスをしてくれる、とわかっている他の店を【知ることが出来た】」
ならば、安心して私はその他の店で洗車できるのです。
競合他社の強さに、打ち負かされそうになっているならば。
もう一度考えてみてください。
その競合の商品やサービスにうんざりしてる人は必ずいます。
我慢して、その競合を利用している人は必ずいます。
「他にもっといいところを知っていれば…」
と思いながらも、他を探す気力も無く、あきらめてその競合を利用している人は必ずいるのです。
競合よりも、あなたの商品やサービスのほうが、優れていて、かつその人によりニーズにあった部分は必ずあります。
その、競合にない…競合からあなたに乗り換える理由を明確に述べて、
「ウチにきたほうが、あなたはより良くなりますよ」
とはっきり言ってあげることで、顧客は獲得できるようになるのです。
競合にはない強み、競合ではできず、あなたならニーズを満たせる、という部分を探して、宣伝してみてください。
「競合が…」
などとぼやいている暇はありません。そこにチャンスはあります。
健闘を祈ります。
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