こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，シンプルな話をします。
なぜ，そのキャンペーンに
反応しないのか…という話です。
キャンペーンのやり方や表現。
コピーライティングだったり…
あるいは「どこ」すなわち
「どの媒体にキャンペーンを告知するか」
あとは，オファー…
すなわち，どれだけ魅力ある提案が
できているかどうか。
そんなことにばかり
気を取られていないでしょうか。
それらをどれだけ頑張っても
成約率が上がらない
シンプルな例を紹介します。
醒めた目線しか向けられないキャンペーン
最近のことです。
アプリ「Evernote（エバーノート）」から，
「今なら４０％オフでプレミアムコース」
というキャンペーンが来ていました。
Evernote（ウィキペディアより）
ノートを取るように情報を蓄積する
ソフトウェアないしウェブサービスである。
まあ，ざっくりと言えばメモアプリですね。
「すべてを記憶する」
が基本コンセプトです。
個人的には，
「データ蓄積総量」
…たとえば，５GBまでしかデータ蓄積できない，
ということではなく，
「月間アップロード総量」
で課金の判断がされるため，
「保存容量に制限がない」
点が，他のサービスとちがってとても
使いやすいと言えます。
ですので…
気がつけばよく使っていました。
最初に使い始めたのが，２００９年ですから，
そろそろ１０年です。
特に，ブログを書くようになってから，
下書きは全部，Evernoteに書いて，
「バックアップ」
を兼ねていましたので，
データ件数は３０００件を越えています。
使い勝手の良さから，
プレミアムコースに登録したことも
ありました。
が，
課金解除したため，
今回，
Evernote側から，
「また課金しませんか？」
というオファーです。
それを
…醒めた目で見るしかないのが
現状です。
身も蓋もない理由
Evernoteはメモアプリです。
ですので，メモできなければ
話になりません。
私は…
ブログをEvernoteに書いて，
それをWordPressにコピペして
編集してアップロード…
というやり方をしていました。
ところが。
ある時から，
Evernoteで
文字入力できなくなったのです。
一行の途中あたりで，
エラー音がなって，
そこから先が
文字入力できない
不具合が発生しました。
改行すれば
次の行の文字入力はできるのですが。
一行の途中で問答無用で
文字入力が排除される
仕様には参りました。
最新版にアップデートしても
一回，削除して再インストールしても
ネット上で解決策を探しても
どうしても原因は見つかりませんでした。
むしろ，
ネット上では
Evernoteに関する
「バグの多さ」
に関する悪評ばかり。
尊敬する友人は，
「そう言えば，
エバーノートって，
最近全然，話題にならないよね。
かなりやばいんじゃないかな」
…サラッと発言。
私自身は，
勢いよくブログを書いている時に，
エラー音の連発で
文字入力ができなくなって，
執筆を「妨害」されているわけです。
極めて不愉快です。
ですので…
この不具合が改善できない時点で
あきらめて，
ブログの執筆はメモ帳へ移行。
メモ帳から，
Evernoteにデータを移して保管。
それからそのデータをWordPressに
コピーして，編集してアップロード。
要するに
ひと手間増えているわけです。
週１記事程度の人ならともかく，
私は毎日ひと手間増えるわけです。
…やってらんない。
ということで，
気がつけば
Evernoteにデータを保管することなく
開くこともなく，
ブログを作成する日々。
Evernoteをひらかないことが
「当たり前」
になりました。
そして今日，
以前の情報を見たくなって
Evernoteを開き…
４０％オフの
オファーが提示されたわけです。
メモできないメモアプリに
なぜ課金しなければ
ならないのでしょうか。
今となっては，
「Evernote」と検索した時点で
真っ先に出てくる検索候補が
コレです。
まあ…
先はないでしょうね。
私も，
早めに，
エバーノートのバックアップ先を
探しておくことにします。
キャンペーンが不発の理由
そもそも，
心証が最悪なわけですね。
ブログ執筆を
「妨害」
されているわけですから。
メモアプリなのに，
メモができない。
一番大事な機能が
作動していないのです。
それにどんな意味があるのでしょうか。
例えるならば，
「カレーのルーが入っていないものを
カレーとして提供して課金
しようとしているようなもの」
でしょう。
あるいは，
海苔だけ渡されて，
「おにぎり」
と言われたらどう思いますか？
メモ入力できない
メモアプリの価値は
そんなものです。
そんなサービスで
対価を請求するなど，
意味がわかりません。
特に今回「悪質」なのは
「今までできたことが
できなくなった」
わけですね。
これを
「裏切り」
と言います。
はじめての方が
想定通りの品質の
サービスを受けられなければ，
「期待はずれ」
といった表現になるのかなぁと
思われますが。
はじめての方が
いきなり
「裏切り」
という表現にはならないでしょう。
Evernoteは
利用者を裏切ったのです。
裏切っておきながら，
厚かましくも
「４０％オフ」
のキャンペーンを
展開してくるわけですね。
これ…
どんなに優れたコピーだろうが，
どんなに優れた媒体だろうが，
どんなに魅力的なオファーだろうが…
（そもそも無料プランですら
使いものにならないのですから）
このキャンペーンが
うまくいくはずがありません。
既存客にもう一度お金を払ってもらう。
マーケティングにおいては
鉄板の施策です。
けれど…
「裏切った後」
では，機能はしないでしょうね。
Evernoteの緑のアイコンを見る度に
売ることそのものよりも，
顧客の期待を裏切らないように，
肝に銘じていきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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