私とFacebookで「友達」になっている人は，私がどれだけ「カピバラ」が好きなのか，ということをご理解いただいるのではないでしょうか。
しょっちゅう，カピバラの写真や動画をシェアしています。
ですが，これは正確ではありません。
カピバラ「も」好きなのです。
言い換えると，カピバラも含め，げっ歯類が大好きです。
※カピバラはげっ歯類…ねずみの仲間です。
ただ，わかりやすいでしょうから，「カピバラ」に集中しています。
ということで，今日はカピバラではなく，他のげっ歯類…ハムスターの話です。
ハムスター…と一口に言っても，いろいろいます。
ゴールデンハムスター，ジャンガリアンハムスター，キャンベルハムスター，クロハラハムスター，チャイニーズハムスター，ロボロフスキーハムスター…。
様々な種類がいます。
私がまだ２０代前半の頃です。
家族がハムスターを飼っていたのですが，私もハムスターは大好きなので，当時やっていた司法書士試験の受験勉強の合間に，ハムスターを眺めたり，手に乗せて遊んだりしていました。
そんなある日…。
その日は，特に勉強で疲れていたのでしょう。
ハムスターを頭の上に載せて…そのまま眠ってしまいました。
そして…意識が戻ると，ハムスターはまだ頭の上に乗っていました。
その時につくづくと実感したものです。
「ジャンガリアンハムスターだったら，大惨事だった…」
と。
この頭の上に載せたハムスターの種類は，「チャイニーズハムスター」という種類。
※残念ながら，フリー素材では写真がみつかりませんでした。
人には慣れますが，わりと臆病なタイプ。
つまり…おとなしくて，じっとしていることが多いようです。
だからこそ，頭の上にハムスターを載せたまま眠ってしまったにも関わらず，臆病なのでそこから移動しようともせず，じっとしていたのでしょう。
一方，ジャンガリアンハムスターは，同じく人に懐きます。
ですが，やんちゃな性格で，わりと怖いもの知らず。
ある程度の高低差があっても，気にせずに「落ちます」。
つまり，チャイニーズハムスターでは，私の頭の高さが怖くて移動できませんでしたが，ジャンガリアンハムスターだったら，気にせずに落ちますので…私の頭から降りて，どこかへ行ってしまっていたでしょう。
家族のハムスターを，私のミスで，逃してしまっていたかもしれません。
一方，ハムスターといえば，一番メジャーな…白と茶色の２色の色をおもいうかべるかもしれません。
それが，ゴールデンハムスター。ジャンガリアンハムスターの３倍くらいの大きさになります。
※一番上のアイキャッチ画像がゴールデンハムスターです。
ゴールデンハムスターも，比較的やんちゃな性格ではありますが，重さがあるだけに，「落ちる」ことに対しては警戒します。
あくまでも，これはハムスターの種類ごとに，ざっくりとした説明です。
例えば，人になつきやすいと言われるジャンガリアンハムスターでも，最後まで人に懐かず，手を出すと噛み付くジャンガリアンハムスターもいるでしょう。
一方，噛み付くことが多い，と言われているキャンベルハムスターでも，よくなついて，手乗りになる子もいるかもしれません。
一口にハムスター…と言ってもこんなに違うのです。
ハムスターを飼おうと思った時に，
「ハムスターならなんでも良い」
というわけにはいかないでしょう。
ハムスターを見て楽しむなら，ロボロフスキーハムスター。
手乗りになって，触れ合いたいなら，ジャンガリアンハムスターか，ゴールデンハムスター…という感じです。
もちろん，チャイニーズハムスターやキンクマハムスターも手乗りになる可能性はありますが…
「ハムスター」ですら，こんなに性格や行動が違うのです。
人を相手にした場合，もっと具体的に考えなければならないのは，言うまでもないでしょう。
例えば。
日本人。
男性。
女性。
経営者。
会社員。
３０代。
４０代。
東京都在住。
北海道在住。
既婚。
既婚で子どもあり。
既婚で子どもなし。
独身。
ざっくり今この数秒で考えただけでも，これだけの性質が違います。
これらをひっくるめて「見込み客」として扱うのは，あまりにも乱暴だ，ということはよくわかったのではないでしょうか。
ハムスターにも個性はあります。
同じ種類でも，性格は全然違います。
飼っていればよくわかります。
ハムスターですら個性があるのに，顧客の性格を無視して十把一からげ…というのは乱暴な話です。
顧客の個性をきちんと見据えて，広告宣伝する必要があるのは言うまでもないでしょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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