人が読みたいもの、読みたくないもの

人が読みたいもの、読みたくないもの

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先日、あるネット記事を見て…最後まで読みました。
ある問題について、その問題がどれだけ深刻な事態になるのか、その問題を解決するのが大変なのかを細々と解説。
その上で、ある商品だったらその問題を手軽に解決できる旨が書かれていました。

最後まで読んで…
「ああ、広告か」
と気付いたのです。

そして、広告だとわかってから、そこに書かれたURLをクリック。
もちろん、そのURL先にはその商品の販売ページです。

たまたま、見た記事が古かったようで、その商品はすでに販売終了になっていました。
それをみて…思わず「残念」と思ってしまいました。

そのネット記事=広告を見るまでは、欲しいなどと考えたことがなかった商品だったのに、です。

 

話が変わります。
最近、ある人のメルマガを解除しました。

リアルで直接面識が在る方だったこと、その方のセミナーを受講したことがあるのですが、内容は良かったこと。
それらの兼ね合いもあり、メルマガ登録後もずっと「我慢」していました。
しかし、ついにはあまりのウザさに我慢できなくなって、メルマガ解除しました。

理由は単純。
売り込みばかりがあまりに執拗だったからです。
辛抱強く我慢していれば…たまに、コンテンツ的な内容のメルマガも含まれています。
ですが、売り込みメールばかりで、件名も「あと◯個になっちゃいました」みたいなものばかり。
メールを開封する気にもならず、メールボックスの容量を圧迫するだけ。

いい加減、我慢できなくなりました。

セールスコピーライターとか、マーケッター、あるいはマーケティングコンサルタント、そしてセールスパーソンはある意味異色と言ってもいい存在です。

なぜなら、売り込まれることに抵抗がなかったり…あるいはむしろ歓迎するくらいの人までいます。

ですが、ほとんどの人は「売り込みを掛けられる」ことは好きにはなれません。

まして、執拗な売り込みをすればするほど、今回のメルマガ登録解除みたいに信用すら落としていくのです。

 

たまに勘違いされることがあるので、繰り返します。
ほとんどの人は「売り込みを掛けられる」ことは好きにはなれません。

売り込みは嫌いなのです。
ですが、ほとんどの人は「買い物」は好きでもあります。

売り込まれるのは嫌いですが、買い物は好きなのです。

この違いが、今回紹介した2つの出来事です。
1つ目の出来事として、ネット記事を読んでいたら…実は広告だった、というもの。
広告ではありますが、これは「問題解決のためのコンテンツ」です。
その結果、その商品については「買い物」するかどうか、という選択なのです。

一方、後者は芸の無い売り込みです。
そして、人は売り込みは嫌いなのです。

人は、
「コンテンツ」
ならば興味があります。
自分がより良い買い物をできるかどうかの情報になります。

「売り込み」
は読みたくありません。

人は100%感情で決断します。
理屈よりも、感情なのです。
ならば…興味を持ってもらう以前に嫌われたくないのであれば、まずはコンテンツを提供することから始めたほうがよさそうです。

 

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