他力本願広告戦術

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札幌市内で,打ち合わせをした後…次のアポまで時間があったので,待ち合わせ場所の近くにあるスターバックスを探した時のことです。

札幌市内で,駐車場が(時間制限なく)あるスターバックスの店舗は限られています。
いくつかある脳内スターバックス店舗リストから,目的地に近いスターバックスを探して移動。
駐車場に車を駐めて,降りた時のことです。

「なるほど」
と思い,すかさず撮影しました。

スターバックスで車を駐めて降りた時に必ず視界に入る場所に,設置してある電光掲示板です。

若干距離があるため,少々小さいのが残念です。

それでも,文字通り
「目のつけどころが違う」
と感じました。

昨日も書いたとおり,広告は目につかないことには話になりません。
つまり,目のつくところに広告を出せばいいということになります。

ですが…そういった広告媒体は,多かれ少なかれ高額です。

他と競合していない…けれど目につく場所に広告を出すのが,ある意味理想です。

そして,この電光掲示板の広告は,そのまま実行されています。

ここで素晴らしいのは,「立地」です。
幹線道路から一本入った住宅街のど真ん中です。
目立つ看板で集客できるわけでもありません。

ですが…隣は,スターバックス。
国内トップクラスのコーヒーチェーン店です。

スターバックスのブランド力から,
「集客力」
という意味では抜群でしょう。

そして,スターバックスの駐車場に駐める人に,自動的に視界に入る位置で広告を出す。

ある意味,スターバックスの知名度にタダ乗りして,注目の「おこぼれ」を獲得しているわけです。
まさに,他力本願です。

これを「巧い」と取るか「狡猾」と取るか…あなたがどう捉えるかはわかりません。

ただ,この考え方が巧いのは,費用。
人が多く通る,いわゆる「路面店」は,店舗の家賃が高くなります。
人がそれだけ多く通って,注目を浴びることができるということは,それだけ価値があることだからです。

ですので,高くても集客力が見込める,人通りが多いところ,ショッピングモール,駅構内などは,人気があって,そしてテナント料も掛かることになるでしょう。

けれど…スターバックスの駐車場の隣。
これだけで,家賃は跳ね上がるでしょうか。
おそらく…さほど変わらないのではないでしょうか。

そして,スターバックスに,広告料を払うこともないでしょう。
店舗側にしてみたら,
「自分の店舗の窓にディスプレイ広告を出している」
だけです。

実に賢いです。

このように,すでに注目を浴びる存在の…すぐ側も,視線が動く…目に留まることは多々あるわけです。そこに広告を出す。実に効果的です。
正攻法だと,いろいろと高く付きます。
知恵を絞れば,その分コストが浮くこともあるのです。

同じような考え方を活かすなら,コンビニや銀行などと隣接するのも一つの手,かもしれません。
集客できる存在のすぐ側には,人の流れがあるのです。

余談ですが,私の司法書士事務所は,線路脇です。
本当にすぐ側を電車が通るので,揺れたりうるさかったり大変です。

ですが…考えようによれば,電車の乗客向けに,線路に向けて大きな看板を出して,宣伝する…というのも一つの手です。

ただ,いくら駅に近くても,動いている電車から大きな看板を見て,司法書士事務所に電話する…という行動は考えにくいのでやめました。
動いている電車から,事務所の看板と,そこに書く電話番号を読み取る…というのは至難の業でしょう。

人通りがあれば,注目を浴びる,とは限らないのです。
注目を集める存在の,すぐ脇。

ただし,ゆっくり視線を向けられる。これが理想でしょう。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

2018年も,たった355日で終わりです。

新年になって10日が過ぎました。
あなたは新年に入って,いくつ集客の打ち手を試したでしょうか。
何人,顧客獲得できたでしょうか。
どんな成果が手に入ったでしょうか。

このまま行けば,今年の目標を達成できるでしょうか。
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