突然ですが,ここで問題。
…とても有名な方じゃので,あなたも一度は耳にしたことがあるでしょう。
アルフレッド・ノーベル。
スウェーデン人です。
彼は,何をした人でしょうか。
そう,ノーベルは,ダイナマイトの発明で一躍有名になった人です。
ちょっとでも,
「あれ?」
と思う人がいたならば,この問いは,功を奏したことになります。
そんなノーベルに関して興味深い話があります。
ある時,新聞を見たら,訃報欄に自分の名前が載っていました。
新聞社が間違えて,彼の兄を載せるべきところ,ノーベル自身が亡くなった…という誤報を載せてしまったのです。
その新聞に,彼のことを
「ダイナマイトの発明者」
として紹介したそうです。
「アルフレッド・ノーベル博士:可能な限りの最短時間でかつてないほど大勢の人間を殺害する方法を発見し、富を築いた人物が昨日、死亡した」(ウィキペディアより引用)
と,新聞に書かれました。
それを見て,死後,永遠にこのように語り継がれることについて,思うことがあったのでしょう。
遺言書にて,ノーベル財団を設立,ノーベル賞創設について指示したのだとか。
さて,今日のテーマは,あなたは「何によって憶えられたいか」ということです。
昔,海外から直輸入した安っぽい自己啓発セミナーでは,
「墓碑銘を書け」
みたいなワークがありました。
日本人に墓碑銘はないだろ…ということで,今日は「何によって憶えられたいか」です。
多分,今すぐに私が死んだら…知り合い同士の会話は
「カピバラが死んだってさ」
と言われるかもしれません。なぜなら,そのように意図しているからです。
もちろん,私がカピバラ好きだ,ということはビジネスに直結しません。
それだけでは意味が無いのです。
ただ…私の欠点として,昔から,
「堅い」
「とっつきにくい」
「恐い」
というイメージが,ずっとつきまとっています。
原因としては,23歳から,ずっと司法書士として現場に立っているからでしょう。
売買取引決済の場で,銀行の応接間の上座に通され,先生と呼ばれ…売り主の地主である高齢者からは,
「なんだこの若造は…」
と怒鳴られ,銀行担当者に説明され…
という体験をし続けてきた結果,雰囲気がどうにも硬くなってしまいました。
少しでも柔らかく,とっつきやすく,話のきっかけになるように,私の趣味嗜好であるカピバラについて,発信することにしました。
今では,私と顔を合わせた瞬間,
「カピバラかわいいよね」
と声を掛けてもらえるまでになりました。
「取っ掛かり」
としては,これで十分です。
あとは,何かのきっかけでビジネスにつながれば,それでいいのです。
今日のテーマである,
「何によって憶えられるか」
という観点で考えると…カピバラだけでは片手落ちです。
ですが…カピバラは必要です。
なぜでしょうか。
例えば,私の仕事を本質的に表現するならば,
「売上アップのサポート」
です。
そして,今の世の中,
「売上アップのサポート」
をしている人は,どれだけいるのでしょうか。
基本的に,BtoBビジネスは,2種類しかないと言われています。
一つが,
「売上アップのサポート」
もう一つが,
「経費の削減」
です。
ほとんどがこの2種類のどちらかに含まれます。
ということは,
「セールスコピーライター」
とか,
「マーケティングコンサルタント」
とか,
「売上アップのお手伝いします」
【だけ】では,憶えてもらえないのです。
そこで,私は夢にまで出てくる「カピバラ」を,自分を憶えてもらうための,もう一つの軸,として設定しました。
2つの軸に設定すれば,私を特定しやすくなることでしょう。
これは,以前に紹介したアフィニティマーケティングとの合わせ技です。
ぜひ,あなたも,自分を憶えてもらうための方法として,2つの軸からアプローチしてみて下さい。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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