近所の日帰り温泉施設に行った時のことです。
うっかり、シャンプーを忘れて帰ってきてしまいました。
代わりのシャンプーを買えばいいのですが、そこでずっと悩んでいたことがあります。
それは、いわゆるフケ。
シャワーを浴びてから5分後には、ちらほらと白いものがぱらついてきます。
日によっては、フケ…というよりも剥がれ落ちた皮膚そのもの。
1平方センチメートルくらいの広さがあり…髪のサイズの穴が見えます。
ネットで、フケ対策について、いろいろ調べたところ、そこでオススメのシャンプーがありました。
早速、それを購入…しようとして、地元では手に入らずまた買っていません。
何件か回ったのですが、田舎ゆえにおいておらず…残念です。
さて。
細かいところを挙げればきらでも上げられますが。
これがビジネスとして、極めて単純明快な形だと言えます。
(1)見込み客は悩みを抱えている。
(2)その悩んでいる人に、解決策を【教える】
(3)その解決策を実行するために必要な何かを提供し、買ってもらう
たったこれだけです。
例えば。
(1)冒頭の例では、フケ症に悩む私が、ネットで検索。
キーワードは忘れましたが、「フケ 対策」あたりでしょうか。
(2)そこで出てきたWEBサイトを確認。
頭皮ケアが大切という解決策を教えます。
(3)その頭皮ケアに役立ちそうなシャンプーはコレです、と提案。
という流れです。
これが一番の基本です。
この基本を理解していれば、この基本を元に様々なカスタマイズできるのです。
例えば、同じフケ対策でも、
「そもそもシャンプーをすることそのものが害悪」
と主張し、そのためにお湯で洗うだけでいい、という解決策も教えることはできるかもしれません。
あるいは、市販のシャンプーは頭皮に良くないから、オーガニック素材がいい、と展開できるかもしれません。
別の例を紹介しましょう。
ダイエットで、炭水化物を取るのは良くない、と教えます。
その代替としてこのダイエットフードを食べるといい、と教えることもできるでしょう。
反対に、ダイエットのために炭水化物を抜くのがいかに害悪かを主張することもできるでしょう。
だからといって、今までどおり炭水化物を食べていても結果は変わりません。
そこで、どのようにして食べたらいいのか、レシピ集を販売する…という方法もあるかもしれません。
細々と例を出しました。
(1)の相手の頭のなかにある問題に対して、どうアプローチするのか。
私の場合は「最も単純」な例でした。
その後の例は、その単純例を一捻りしたものです。
相手が思っていることに、
「それは違いますよ」
と教えてあげることも、大切なのです。
まずは、相手の問題を汲み取り、どのような解決策があるのかを真摯に教えて、信頼を獲得すること。
これがビジネスの最も単純な形です。
ただでさえ冗長なのに、これ以上細々と解説しても…本質から外れても困ります。
いきなり、売り込もうとしていませんか?
売り込みする前に、まずは、相手の悩みが何かを汲み取り、そこに対する解決策を提案して下さい。そこで信頼関係を築いたあとに、販売すればいいのです。
これだけを覚えておいて下さい。
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