嫌われるために多額の投資をする謎

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嫌われるために多額の投資をする謎
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調べたいことがあって,検索をしていると,まとめサイトにたどり着くことがあります。

「まとめサイト」と言っても,いろいろあります。
広告がおとなしいサイトもあれば,非常に「攻撃的」なまとめサイトもあります。

ひどいものになると,ポインターを追いかけてきます。
意地でも「誤クリック」させようとするのでしょう。

ブラウザの拡張機能の1つ,アド(広告)ブロックを使って,このしつこくうざい広告を非表示にできた時の爽快感は,なんとも言えません。

一方,非常に鬱陶しいのが,コンテンツを隠すように表示されるバナー広告。
「×ボタン」をクリックすれば消えるのですが…この×ボタンがとにかく小さくて,上手くクリックできず,つい広告をクリックしてしまい,開いてしまった時の屈辱感。
これも何とも言えません。

さらに,リターゲティング広告と連動して,誤ってクリックした広告が執拗に追いかけてくるのを見ると,何ともいえない悔しさが持続します。

これらのものに比べると,まだマシなのが,YouTubeなどの再生中に表示されるバナー広告。
ウザくて邪魔ですが,×ボタンですぐに消えます。

始末に終えないのが,動画の再生中,突然ぶった切られて動画広告が再生されるもの。
数秒でスキップできればいいのですが,最後まで動画広告を見ないと,コンテンツの続きが見られない…というものは,やはりもどかしさを感じます。

さて。
これらの広告は,顧客にどんな感情を与えているのでしょうか。

もどかしさ。
ウザさ,うっとおしさ。
イライラ感。
総じて不快感と言えるでしょう。

私にしてみれば,意味がわかりません。
なぜ,わざわざお金を払って,閲覧者に「不快感」をなすりつけているのでしょうか。
しかも,ただの嫌がらせではなく,会社の商品やサービス,そして会社そのものを使って,不快感をなすりつけているのです。

もう一度書きます。
もどかしさ。
ウザさ,うっとおしさ。
イライラ感。
これらの不快感を,わざわざ自社商品やサービス,そして自社のブランドとの間に紐付けて,お金を払っているのです。

例えば。
私個人の例で紹介します。
嫌いなCMがあります。

例えば,ソ◯ー損保は,吐き気がします。
日◯製粉は耳障りな上に,あざとくてうんざりします。
日経電子◯も耳障りです。
ライザ◯プは目障りです。

つまり…その企業に対して,何ら思うことはなかったはずなのに,嫌な広告(CM)のせいで,嫌悪感しか湧き上がってこないのです。

わざわざ,多額のお金を払って嫌われることをしているわけです。
広告,CMを出しているから嫌われているわけではありません。
嫌われる広告,CMをしているだけなのです。

同じように,ネットの広告も同じです。
ネットを見る…ということは,何らかのオンライン上のコンテンツを見ようとしているわけです。
それを必死で妨害して,嫌悪感とウザさだけを掻き立てる。
しかも誤クリックしてしまったら,その会社の宣伝したいサイトに飛びます。
つまり…「あ,このサイト(会社,サービス)が私のネット閲覧を邪魔する,許しがたいところなんだな」とインプットされるわけです。

なぜ,こんな無様な事態になっているのでしょうか。
あくまでも推測です。

1.広告の3つの壁を勘違いしている
昔から,顧客は広告について
「見ない(読まない)」
「信じない」
「行動しない」
という3つの壁がある,と言われています。

この最初の「見ない(読まない)」の壁を突破するための「工夫」だと勘違いしているのでしょう。
無理やりポインターを追いかけてクリックさせた広告…動画視聴の最中に割り込んできて,スキップもできない広告…確かに「見ない」の壁は突破しています。では,次の「信じない」「行動しない」の壁の突破につながるのでしょうか。

結局は,瞬間的に閉じられるのですから「見ない」の壁を突破できたとすら言えないでしょう。

2.ノルマ
広告担当者のノルマは,「クリック数」だったとしたら,どうなるでしょうか。
どんな薄汚い手を使ってでも,顧客にクリックさせれば,「クリック数」のノルマは達成できます。
誤クリックだったとしても,「顧客が広告をクリックした」と言い張ればいいわけです。

だからこそ,こんな「後に続かない」,不快感だけを撒き散らす施策になるのでしょう。

3.広告代理店もグル
そして,そういった広告を提案する代理店も,
「とにかく広告をクリックしてもらいたいなら,このような方法があります」
という提案をしていたら…?
広告代理店は,ウソをつきません。
後から,広告主がどれだけ顧客に嫌悪され続けたとしても,
「言ったとおり,クリック数稼げましたよね」
と言われたら,そのとおりでしょう。

麻薬の販売人が,
「これを使えばとてもいい気分になるよ」
と言って,それ以外一切言わないことと同じです。

まとめます。
広告を出すことが嫌われること,ではありません。
嫌われる広告を出すことに問題があるのです。

広告は,顧客に「買ってもらう」ためのものです。
売りたいのは,今よりも顧客がより幸せになるための,あなたが売る何らかの商品やサービスです。

わざわざ広告費を払って,顧客にケンカを売っても仕方がないのです。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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