売上アップの方法はいくつあるでしょうか。
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタントのジェイ・エイブラハムによると、全部で3つしかない、というのは今となっては有名な話です。
マーケティングをちょっとかじれば、
顧客数×客単価×購入頻度(リピート)=売上
という計算式は、一度や二度はみたことがあることでしょう。
今日は、この計算式の話…ではありません。
例えば、新規サロンを開業するとします。
この場合売上アップのために集客をしなければなりません。
そこで。次のどれをやったらいいのでしょうか。
1.ブログ
2.チラシ
3.ホームページ制作+SEO対策等
4.雑誌広告
5.ジョイントベンチャー
この1〜5から選んでみてください。
実際に選んでから、以下をご覧ください。
私がコンサルティングをするとしたら、どれを選ぶのか。
その新規サロンの資金力にもよるでしょうが、基本的には次のとおりです。
それは。
1.ブログ
2.チラシ
3.ホームページ制作+SEO対策等
4.雑誌広告
5.ジョイントベンチャー
6.テレアポ
7.ポスティング
8.FAXDM
あたりまえですが、どれか1つしかやってはいけない、などというルールはどこにもありません。
マーケティングにおいて必ず1つに絞らなければいけない場合も、あるにはあります。
例えばテスト。
キャッチコピーAと、Aを改良したB。
どちらが反応率が高いのか。
変えていいのはキャチコピー1つだけです。
でないと、AとBどちらが反応率が高いのかが測定できません。
キャッチコピー以外に変えてしまうと、他の要因で反応率を上げ下げすることもありえるからです。
このような特殊な場合ではないかぎり、1つしかやってはいけない…などという制限はどこにもありません
あえて言うならば、資金的な制限が考えられます。
例えば、新規にウェブサイトを作るとなったら、それなりの金額がかかります。
そこまで資金力がないならば、ウェブは後回しにしてよりチラシを多く撒くほうがいいでしょう。
売上アップの方法は3種類しかありません。3種類に基づいて、様々な売上アップの方法があります。
目的は売上アップです。
ならば、どれを使ってもいいはずです。
そして当然ですが、上記に上げた選択肢5つ以外のことをやってはいけない、というルールもどこにもありません。
例えば、
「ブログ集客のプロ」
がいたとします。
その人に師事して、ブログ集客の方法を教わったとします。
その場合は、
「ブログ集客」
という選択肢が1つ増えただけです。
選択肢を増やすことが目的であって、
「ブログ集客」
以外をやってはいけない、という制限はどこにもありません。
ビジネスにおいて、ルールはひとつ。
「法律に違反しないこと」
これだけはやってはいけません。
法律に違反しなければ何をやってもいいのです。
全て自己責任です。
もちろん、違法では無くでも非人道的な方法はあるでしょう。
それをやることで、痛い目にあったとしても、それは自己責任です。
同様に。
ほぼ無限にある様々な集客方法のどれを選ぶのか。
「今はFacebookが全盛だから、Facebookをがんばろう」
と思うのも自己責任。
そして、Facebookに固執して、他のもっと効果のある方法を取らずにライバルに出し抜かれるのも自己責任です。
そして。
あらゆる取りうる方法を活用して、大きな成果を上げることも、自己責任です。
1つしかやってはいけない、などという制限はないのです。