こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日のテーマは,
顧客と良い関係を築くシンプルな方法
です。
ただし…
そのまま文字通りではありません。
顧客と良い関係を築くと
どんないいことがあるのか。
売上とか,リピート率とか
顧客生涯価値とか…
そんなものは脇に置きます。
本当に素晴らしい顧客と
一緒に仕事をすることは,
とてもかけがえのない体験であり
充実感に繋がります。
それは…
決してお金では替えられないものです。
(だから売上とか…というのは
どうでもいいのです)
そのためにどうしたらいいのかを
解説します。
仕事における人間関係で苦労されている方は…
これを機会に最後までご覧ください。
軽自動車 VS 外車 …?
実際に耳にしたことがある出来事を
すこし改変して,
「わかりやすい」
ストーリーに仕立てます。
ある男性,Aさんがいました。
彼には奥さんと子どもがいました。
そしてAさんには,兄Bさん(及び奥さんと子ども)
…そしてAさんの母Cさんがいました。
Aさん一家は,
国産の軽自動車に乗っていました。
一方。
Aさんの母Cさんは,外車好き。
ずっと外車に乗っていました。
そして,そんな影響を受けた,
Bさんも,外車に乗っていました。
…これで終わるなら,
めでたしめでたしなんですけどね。
外車至上主義のCさんは,
Aさんが軽自動車に乗っているのが
許せません。
ですので…
事あることに,
軽自動車に乗っているAさんを
こき下ろして罵倒します。
同じ価値観を持つ兄のBさんも
母Cさんと一緒に,
Aさんを罵倒します。
…とは言え,
Aさんは
「まあ,この人達は
外車がステータスの人なんだろうなぁ」
と受け流していました。
Aさんをいくら罵倒しても
堪えないので,CさんとBさんは…
Aさんの子どもにまで,
「いかに軽自動車がダサくて安物で
みっともないのか」
「外車がいかにかっこよくて素晴らしいのか」
を吹き込み始めました。
すると…
そのAさんの子どもは,
「その代わり,この軽自動車で
家族みんなでいろんなところに
遊びに行くことができたよ。
去年は,家族旅行に
3回も行くことができたよ」
それを聞いた,
Bさんの子どもは,
「ぼくも旅行行きたい!!
家族で旅行なんて
行ったことがない!!」
…と騒ぎ出したそうです。
しれっとAさんがBさんに
「旅行くらい連れってあげればいいのに」
Bさんは…
「ローンに毎月十数万払ってるから
とても旅行なんて…」
と意気消沈。
Cさんは,
「旅行なんて行かなくても
外車だったら
毎日乗れるから
いいじゃない」
と苦し紛れにいうので…
Aさんは,
さらにしれっと
「かあさん(Cさん)が
孫のために旅行代金
出してあげればいいじゃん」
同じくCさんもローン漬けだったため,
完全に沈黙。
結局Bさんの子どもは
大泣きしてしまったのだとか。
さて,
このエピソードの問題は
どこにあったのだと
思いますか?
人は価値観に準じる生き物である
ここで,
兄のBさん,母のCさんが,
やっていはいけないことは,
「Aさんの価値観を攻撃した」
ことです。
別に…
Bさん,Cさんは外車好き。
Cさんは,別に車に興味はないから
安い軽自動車。そして
家族との思い出を大事にする。
これだけで良かったはずです。
けれど。
Aさんの価値観を攻撃したから
痛い目にあったわけですね。
これは…
親族間が少し不穏になる
くらいで済む話です。
これを機会に,
Aさんとしては,少し
他の親族と疎遠になれば…
なお心穏やかな日々になることでしょう。
親族は,何を勘違いしたのか,
平気で価値観を踏みにじる
発言をする人が多いですからね。
けれど…
親族間ではないところで,
価値観と価値観がぶつかると
どうなるのでしょうか。
戦争が起きます。
例えば…
十字軍。
私の知識が正しければ,
キリスト教もイスラム教も,
「元の神様は同じ」
はずだったのに…
300万人ほどの犠牲者が出ています。
別の例では…
ユダヤ人大虐殺は…
国威発揚の一貫で行われたとも
言われますが…
あれも,自分とは違う価値観を
排斥するための行動と言えます。
…それで,
500万人とか600万人ほど
死者が出ているわけですね。
日本では…
江戸時代の切支丹弾圧の話は
きっとあなたも学校で
教わったことがあるでしょう。
そう,「踏み絵」ですね。
多くの信徒が,宗教に殉じていきました。
信念は…自分の命すらも
上回るのです。
些細なところでは…
きのこたけのこ戦争とか。
からあげレモン戦争とか。
2次元の世界では,
某国民的RPGのナンバリング5番目で,
幼馴染か,大富豪の娘か…という
嫁戦争がおきるわけです。
自分が何を選ぼうと自由であって…
同じように,相手も何を選ぼうと
自由なはずです。
けれど…
それが許容できない人が,
「宣戦布告」を行って
戦禍が広がるわけですね。
なので…
相手の価値観に踏み込むのは
とにかく危険です。
けれど…
自分と相反する価値観と付き合う苦痛
例えば…
私はカピバラが好きです。
そんな私が
一緒にいて嫌なのは誰でしょうか。
もちろん,
カピバラをバカにする人でしょう。
実際,
私がどれだけカピバラ好きなのかを
知った上で,
「カピバラ食べたことありますか?」
「カピバラ食べたことないんですか?」
と食い下がってくる人がいましたが。
こんな人とは
絶対に相容れるわけには行きません。
戦争です。
相手が踏み込んでくる以上,
撤退するか滅ぶまで
攻撃の手を緩めるわけには行きません。
…が。
別に,
その人がどれだけ
カピバラのことを不快に思っていたとしても,
私と接点がなければ,
お互いに楽でいいですよね。
顧客と価値観を共有する最初の一歩
では,
このような不倶戴天の敵を
討伐…ではなく回避するために
どうしたらいいのか。
やることは簡単です。
自分の価値観を徹底的に
明確にするのです。
そして…
その価値観を攻撃してくる輩には,
ナパーム弾2,3発打ち込む覚悟で
いればいいのです。
するとどうなるのか。
価値観を異にする「賢明」な人であれば,
無言で去っていきます。
めでたしめでたしです。
一部のアホが残りますが…
攻撃してくれば
徹底的に反撃して叩き潰す
教育的指導をする。
これで去っていくでしょう。
そこで残るのは…
自分の価値観を許容…
そして,「共有」できる人たちだけです。
ここでは…
カピバラを好きでも嫌いでもな人と,
カピバラが好きな人…という感じですね。
価値観を徹底的に発信すべき理由
わかりやすく
カピバラで例えましたが。
あなたのビジネスにおける価値観を
どんどん発信する必要があります。
例えば…
顧客を騙そうと損させようと
何をしようと…
「売上さえ上げれば何をしてもいい」
という人もいれば…
顧客に価値を与えて,
その見返りが売上なのだから,
どれだけ顧客に価値を提供できるかどうか。
それが全てである…
という人もいるでしょう。
私は…この話の流れでは,
顧客に十分に価値を与えていないビジネスは
そもそも生き残っていけないのだから…
今,生き残っている時点で
相応に顧客に価値を与えているはず。
だから…
いかに,顧客に「価値を実感してもらうか」
を大切にすべし…
という感じでしょうか。
あくまでも一例です。
ビジネスに関する様々な場面で
「価値観」
を伝えることで…
合わない人は去ってもらい,
合う人には濃いファンになってもらう。
これが,
「顧客と良い関係を築くシンプルな方法」
です。
つまり…良い関係を築ける人とだけ
仲良くしましょう…という話でした。
ありきたりな一般論を語るのはやめて,
しっかりと価値観を伝えて,
仲良くなれる可能性のある人と
もっと仲良くなれるように
心がけていきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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