今日は、頭痛に苦しんでいます。
なんとも頭が痛くて仕方がない。
理由は。今日来訪した、とある顧客。
非常にキツい香料の何か(香水?)をつけていたからです。
数年前の、ある顧客のことを思い出します。
その人も、非常にキツい香りを漂わせており、事務所からその香りが抜けるのに3日掛かりました。
私自身も、3日間頭痛と吐気で身動きできない状況に陥りました。
この香り…というものは、実にクセモノです。
なぜなら、目に見えないからです。
人は、なかなか目に見えないものに注意を払うのが難しい生き物なのです。
…今回は香料の強臭でした。
先日、とあるショッピングモールで買い物をした時のことです。
直ぐ側のある店舗の店員を気の毒に思いました。
理由は、その店舗のすぐ裏がお手洗い。
その悪臭が漂ってきます。
その店舗の向かいは花屋でもあります。
これらの香りが混ざった…なんとも言えない「混ぜるな危険」な香りの中で仕事をしていました。
たまたま、私はその店舗には用がなかったのですが…このような状況では、その店舗に踏み込むことすら叶いません。
私は冗談で「結界」と呼んでいます。
定義【結界】
仏道修行の障害となるものの入ることを禁じること。また、その場所。(デジタル大辞泉)
結界(ウィキペディアより)
小説、テレビゲーム、漫画など、フィクション作品に登場する「結界」とは、ある領域内を守る目的で、なんらかの手段や道具などを用いて持続的な霊的もしくは魔術的な防御を施すことを言う。
要するに、一定の領域の外と中を遮断する役割を意味します。
ここでは、顧客を寄せ付けないように、香りという形で結界を張るという感じでしょうか。
少なくとも、私は強い香りを出す店舗には、結界で遮られたがごとく、踏み込むことはできません。
店舗ビジネスにおいて、この結界は極めて有害であることは言うまでもありません。
顧客が店内に踏むこむことを遮っているということです。
店舗ビジネスである以上、店内に顧客が踏み込んてこない以上、売上にはならないのです。
そして…多くの場合、この「結界」は目に見えません。
目に見えなければ、対策を取りづらい、ということになります。
ではどうすればいいのか。
店舗ビジネスならば、シンプルな対策があります。
それは、顧客に聞く、ということです。
特に、前は来てくれたけど、最近は来なくなった…という人を中心に尋ねることで、結界が見えることがあります。
もちろん、より良い他者のサービスに負けた、という原因が見つかるかもしれません。
ですが、来店を遠ざける原因も見つかるかもしれません。
この顧客を遠ざける結界、使い方次第では効果的ですが、まずは結界の存在に気付くことが最初の一歩となります。
余談です。
「結界」という言葉は、香りが円状に広がっていくイメージと、ゲーム脳な私のイメージから出てきた言葉です。
一般的にはバリアー(障壁)と表現したほうがわかりやすいかもしれません。
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