これからの時代,本当に成果を出すための 知識の使い方

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これからの時代,本当に成果を出すための 知識の使い方
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

勉強…しすぎていませんか?
勉強も大事ですが,
学んだことを実践して
成果につなげるのは
もっと大事です。

 

今日は…
本当に成果を出すための
知識の使い方について
思うことをお伝えします。

 

 

最近,
成果や成長が鈍ってきた…
という方。
もう一段成長したいという方。
最後までお付き合いください。

 

 

 

風邪で朦朧もうろうとした師匠のキレッキレな回答

 

 

数年前のこと。
マーケティングに関する
あるグループの一員だった時の話です。

 

その会社の
(当時の)
最上級グループメンバーとして,
私が師匠と仰ぐ方のお一人から
グループコンサルティングを
受けることができます。

 

午前10時…の2分程前。
グループコンサルティングを受けようと,
指定された部屋で待機していると…
師匠が部屋に入ってきました。

 

 

彼の様子を一言で表現すると,
「だるそう」
です。
鼻をすすっており…熱もあるのかも
しれません。

 

 

「大丈夫ですか?」

 

 

と思わず声を掛けてしまいました。

 

 

 

さて,
グループコンサルティングです。
私は,2番目。
なので,最初に1人目の受講生の
グループコンサルティングを
聞いています。

 

 

その受講生の問題を
聞いて…
自分ならどう解決するだろうか…
と考えながら聞いていたのですが。
どうにも思い浮かびません。

 

 

すると師匠が,
重々しい口調で…
と言えば聞こえがいいのですが。
実際には「億劫おっくうそう」に,
どんどん解決策を出していきます。

 

その彼の出した解決策を聞いて,
「は?」
という感じです。

 

当時,
マーケティングの業界で
かなりブームを過ぎた…やり方。
オンライン上で,一気に煽って,
一気に売り切ることで有名でしたが,
誰もが真似をして,効果が
薄れつつあります。

 

しかも…
その手法には大きなリスクと弱点があり,
この手法に頼って倒産した会社は
後をたたないようです。

 

 

が。
師匠のアドバイスは,
このやり方から,
「徹底的にリスクを排除」
した上で…
それを
「オフラインで展開する」
やり方でした。

 

 

そして…
言われてみれば,
その
「オフライン展開」
のやり方は,
誰もが目にしたことがある,
とても
「古典的」
かつ
「効果的」
なやり方でした。

 

 

見た目は,
風邪でぼーっとしている
師匠。

 

出てくる回答は,
まさに,キレッキレです。

 

 

また別の日に,
同じ師匠から
グループコンサルティングを
受けたときは…
「ひたすら眠そう」
でした。

 

聞けば,
「明け方まで飲んでいた」
そうで…

 

 

その日も,
キレッキレの回答でした。

 

 

本当に,
この師匠の回答を聞いていると,
「知識ってこうやって使うんだな」
ということを
見せつけられます。

 

きっと…
師匠のスペック的に考えると,
師匠の最高のパフォーマンスから
繰り出されるような,
マーケティング戦略は…
私では理解が及ばないので。
ちょっとくらい寝不足の時に出てくる
アイディアのほうが,
フィットするのでしょうね,きっと。

 

高度のテクニックを繰り出す前に

 

 

 

上述の通り,
師匠の提案は,
「古典的」
なやり方でした。

 

オンラインで
使われるようになって
やり方として一気に
沸騰したのですが…

 

それを,
「オフラインで展開する」
という考え方です。

 

 

今回の,
この受講生の状況を聞いて,
「まさかこの状況で
このやり方…」
なんて,全く思い当たりませんでした。

 

これが,
師匠と私との,
隔絶した実力の差なのでしょう。

 

 

あれから,
5年位は経つのですが,
師匠の背中は,
ますます遠く感じます。

 

師匠のやり方は,

 

「え?
そのやり方を
ここで使う?」

 

という感じです。

 

一見すると,
定石じょうせき
からはかけ離れています。

 

けれど…
考えてみれば
非常に
「理にかなったやり方」
なのです。

 

 

ここで言う
「定石」
が,
いかにその業界の見方,
固定観念,常識に
凝り固まっているのかを
思い知らされます。

 

 

ということは…
もちろん,この師匠ことですから,
私など足元にも及ばない,
高次元のマーケティング理論を
たくさん知っていることでしょう。

 

 

けれど,
彼はそれを使わないのです。

 

 

既存のありふれた
使い古された,
けれど廃れていない方法論を,
効果的に使うのです。

 

 

ここでの師匠のアドバイスを
例示できればいいのですが,
秘密保持誓約書を書いているので
ここでは紹介できません。

 

私が似たような例を
思い浮かべられればいいのですが,
まだまだ師匠には遠く及ばない
私では,具体例も出せないのが
辛いところです。

 

 

なので,
全然関係ないエピソードを
一つ紹介します。

 

 

「あの」エレベーターができたきっかけ

 

ある外国のホテルにて。
建築士が現場で指揮をしながら,
ホテル内を封鎖しています。

エレベーターの設置工事のようです。

掃除夫がやってきて,質問。

「何をするのですか?」

「エレベーター設置工事です」

「建物内で,そんな大掛かりな工事を
すると,ホテルも営業できないですね」

「仕方ないです」

すると,掃除夫はこんなことを
言うわけです。

「だったら,外につければいいのに」

 

この掃除夫の一言で,
エレベータを「外につける」
という発想ができたそうです。

 

こんな感じでしょうか。
これで,ホテルは営業したまま
工事もできます。

 

 

このように,
「高度な知識やテクニック」
がなくても成果を出すことは
できるのです。

 

 

これからのコンサルタントの役割

 

 

私は,自己啓発から始まって
マーケティングやセールスコピーも
含めると,
「引き出し」
の数はまだまだたくさんあります。

 

クライアントとの知識量では,
まだまだ遅れを取るつもりはありません。

 

が。
この師匠との出来事を考えると,
「コンサルティングって知識量で
やるものではない」
ということを実感します。

 

クライアントもすでに
知っているような,
ありふれた単純な知識を,
「そこ」
で使う。

 

 

そのアドバイスができるかどうか。
しかも,

「え?なんで今更そんなことを?」

と思われること無く,

 

「え?
それをここでやるのか,
その発想はなかった!」

 

と思ってもらうこと。
それが,
これからのコンサルタントの仕事では
ないのだろうか,
と思うのです。

 

クライアントに
「すごい知識」
を教えても成果に繋がりにくいです。
本人すらほぼ実践していない
超高次元マーケティング理論など,
役に立ちません。

 

そもそも,
これだけ情報が氾濫した時代です。
クライアントも,知識量は
たくさんあります。

 

知識量だけのコンサルティングでは,
そもそも成果が出ないし…
それ以上にいつかは
クライアントに知識量で
追い抜かれる日が来るかもしれません。

 

 

だからこそ,

 

誰もやっているようなことを,
誰もがやっていないような場面で
効果的に使えるかどうか。

 

それができた時に,
すこしは師匠の背中が
見えてくるんだろうなぁ…
そう実感します。

 

 

クライアントに対して,
「単純明快」

「とんでもない想定外」
の提案ができるように,
「新しい知識ではなく
既存の知識をしっかり磨く」
ことを続けていきたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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