スーパーのレジ打ちの達人から学んだ「競合」との戦い方

スーパーのレジ打ちの達人から学んだ「競合」との戦い方

スーパーのレジ打ちの達人から学んだ「競合」との戦い方
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
どこで自社の強みを
発揮すべきか…
競合と,どう戦って勝つか,
という話をします。

 

ここを間違えると,
がんばってもがんばっても
がんばってもがんばっても
芽が出ず,
成果につながらず,
徒労に終わる可能性があります。

 

息抜き感覚で
サクッと読み流しながら,
ちょっと考えてください。

 

 

レジ打ちの達人…と言えば…?

 

さて,
きっとあなたも
スーパーに買い物…
くらいは言ったことがあるでしょう。

 

 

きっとスーパーのレジ打ちの場面
と言われれば,
その状況を脳裏に思い浮かべるのでは
ないでしょうか。

 

 

さて,
あなたは,
「レジ打ちの達人」
と言われて,
どんなイメージがありますか?

 

世の中には,
こんな素晴らしいレジ打ちの
方もいるようですが。
※6分50秒と長いです。

有名なので
ご存知かもしれませんね。

 

 

長いので,ざっくり概要をお伝えします。

どんな仕事をしても
長続きしない女性が…ある時,
小さい頃にピアノが得意だったことを
思い出しました。

 

ピアノのように指先を使う仕事として
スーパーのレジ打ちの仕事を
したところ…
指先を動かすのが得意なので,
ろくにレジを見ることなく
顧客の顔を見て…
しっかりあいさつして話を
することをずっとつづけたら…?!

 

これはこれで
素敵な話ですが,
「達人」
という感じは受けません。

 

 

あらためて質問です。

あなたは
「レジ打ちの達人」
というと,
どんなイメージを抱くでしょうか。

 

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

より早く,
より正確にレジを打つ…
お金のやり取りとかも
やたらと迅速…

 

というイメージを抱く方が
多いのではないでしょうか。

 

 

私が出会ったレジ打ちの「達人」

 

 

私が,
遭遇して唖然とした
レジ打ちの達人は…
違うのです。

 

 

もちろん,
レジ打ちのスピード感や
正確さについて
特に何も思うことは
ありませんでした。

 

それくらい,
「あること」
についてずば抜けていたのです。

 

それは何だと思うでしょうか。
ちょっと考えてみてください。

 

つい先日,
あるスーパーで買い物をしました。
軽くて大きくてかさばるけど頑丈なもの。
例えば麺類ですね。

 

 

小さくて重たいけど,頑丈とはいえないもの。
例えば,果物とか。

 

 

他にも柔らかいパックのものだったり…
ペットボトルのように,重いけど
上に物を載せても大丈夫だったり…

 

 

あるいはパックに入っていて,
向きが変わると微妙なもの…
例えば,惣菜類だったりとか。

 

 

まあいろいろある中で,
それを買い物かごに入れていきます。
なので,売り場を通りかかる順に
上からどんどん入れていくので,
かごの中身はぐちゃぐちゃですね。

 

そのぐちゃぐちゃで
かごからはみ出るかのような状況で
レジに持ち込み,
会計してもらうわけです。

 

 

レジを通して
支払いを済ませたら…
スーパーですので,
今度は自分で買い物袋に
入れなければなりません。

 

その時に,
何が起こるのか。

 

例えば,

 

買い物袋の「底」に惣菜類を入れて…
その上に重たいペットボトルなどを
乗せると,惣菜のパックが壊れる可能性があります。

 

重くてかさばるけど
頑丈なものなどは,
買い物袋の「底」に入れたくなるでしょう。

 

ですので,
重たくて,頑丈で壊れにくものから
どんどん買い物袋の底に入れて…

 

 

それから野菜や果物。
ちょっとした野菜なら上にものを乗せても
大丈夫です。

 

懇親会などで私と一緒に
「飲んだ」
ことがある方ならご存知でしょう。

 

私は,お酒は一切飲みませんが,
グレープフルーツジュースを
際限なく飲み続けています。

 

さすがに,
日頃の生活では
そこまで大量にグレープフルーツジュースを
飲んでいるわけではありませんが,
朝食によくグレープフルーツを食べます。

 

この重たくてかさばるグレープフルーツは,
だいたい,買い物袋の中層ですね。

 

 

最後に,軽いものを入れる…という感じでしょう。

 

 

さて。

 

 

会計の際に,
レジ打ちしながら,
「別のかご」
に店員が入れていくのですが。

 

 

この重たくてかさばるもの。
買い物袋の「底」に入れるようなものを,
レジ後の「カゴ」の底に固めていれたら
どうなるでしょうか。

 

 

会計が済んで,
「カゴ」から
買い物袋に詰める段階で,
非常に面倒なことになります。

 

 

先日も…割と店内が空いていて,
レジ後ろの,買い物袋に入れる作業台が
ガラガラだったので…

 

カゴの中のものを全部,
いったんその台の上に
取り出して広げてから,
重たくてかさばるものを
どんどん買い物袋に
詰めていきました。

 

この場合。
カゴから出して,
いったん台の上におき…
そこから買い物袋に入れるという
流れになるので…
実に手間が増えます。

 

 

 

さて。
私が唖然あぜんとした
レジ打ちの達人は
どんな人だったのか。

 

 

重たくてかさばるものから,
軽くて壊れそうなものなど
いつもどおりに買い物をして
レジで会計を済ませて…

 

 

買い物袋に収納し用とした時に
この達人の「ワザ」に気がついて…
レジ打ちのおばちゃんの顔を
思わず三度見してしまいました。
顔を覚えておけば,
またこの人のレジに並びたいですから。

 

 

レジを通したものを入れる
買い物かごの,
「端から順番に買い物袋に
入れていけば,すんなり収納できる」
ようになっていたのです。

 

 

買い物をしたあとに,
ここまで買い物袋に詰めやいように,
レジ打ちの順番を考えながら,
かごに入れていったのでしょう。

 

 

このおばちゃんこそ,
まさにレジ打ちの「達人」だと
実感しました。

 

ぶっちゃけ,
レジ打ちで凄く早く打てても,
稼げる時間は,
数秒程度ではないでしょうか。

 

でも…
レジ打ちを終えて,
買い物袋に詰める時に,
一旦出してから入れて…
なんて手間を掛けなければ,
分単位で時短になります。

 

時短も大事ですが,
それ以上に,
買い物袋に入れる顧客の立場に立って
便利ないようにレジ打ちする
商品の順番を変える。

 

 

非常に残念ながら,
ここまでできる達人は,
まだこの一人だけ。

 

つい先日も,
ため息を付きながら,
買い物かごから半分以上出して
商品を買い物袋に詰めていきました。

 

ここまで2800文字以上掛けて
レジ打ちについて説明しましたが,
レジ打ちの話をしたいわけではありません。

 

 

勝負する領域,間違えてませんか?

 

 

誰もが
「勝負する」
世界で戦っていませんか?

 

 

…という話です。

 

 

レジ打ちの達人であれば,
レジ打ちの速さや正確さばかりに
気を取られるのでないでしょうか。

 

でも…私としては,
研修中の新人でもないかぎり,
レジ打ちが極端に遅いということは
そうそうありません。

 

だったら…
そのレジの速さよりも,
後の収納のしやすさを気にかけてもらえたほうが
よほどありがたいものです。

 

同じように,
顧客にとって,
さほど価値を感じない…
そして,多くの競合が力を入れている
領域で勝負してしまうと…

 

 

結局のところ,
その競合にも勝てず,
顧客も価値を感じない…
という悪循環に陥ります。

 

 

だったら…
競合が力を入れていない
ポイントはどこなのか。

 

 

上皇陛下をもてなした寿司屋の実力

 

現,上皇陛下。
平成天皇が,
かつて私の住んでいた町を
巡幸された際,
陛下に料理を振る舞った
寿司屋があります。

 

そんな…
陛下を振る舞うレベルの寿司なのに,
非常にリーズナブルなので,
よく訪れては,
マスターから色んな話を聞かせていただきました。

 

面白かったのが…

 

「寿司ネタなんて,
どこもこだわってるし,
だいだいとこでも一緒でしょ」

 

とのこと。

 

 

なので,
この寿司屋で出す醤油は
自家製です。

 

 

この醤油の味に驚いて,
小分けしてもらう人もいるのだとか。

 

 

ガリの味もすごいですね。

寿司で有名な小樽の
老舗寿司店で出されたガリを食べたら,
やたら甘ったるくて
その後食べる寿司の味が
台無しでした…が。

 

 

このマスターの出すガリは,
甘味はほとんど感じず,
口の中に入れると非常にスッキリします。

 

 

舌を一旦リセットして,
次の寿司ネタを楽しむ…
というガリの役割を忠実に果たしています。

 

 

トドメは…やっぱりお茶でしょう。

ずっと卸してもらっていた店舗が
廃業してしまってから…
納得の行くお茶に出会うまでに
たしか6年かかったそうです。

 

 

6年掛けて,納得の行くお茶を
探し続ける寿司屋がどれだけ
あるのでしょうか。

 

そして…
醤油やガリ,お茶に
ここまで気を遣うマスターが出す
握り寿司が…
「だいたいどこも同じ」
レベルのはずがありません。

 

 

残念ながら後継者の関係で
廃業してしまいました。
もう行くことができないのが残念です。

 

 

一度,
自分が力を入れて勝負している領域について
考えてみてください。

 

それは…
顧客にとって
価値ある勝負どころなのでしょうか。
競合と差別化できるほどのものなのでしょうか。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

 

ちなみに,
当社…アップスタッツは,
ブログを毎日書くこと…ではなく。

毎日書く…すなわち,
毎日仕事をしているのですから,
毎日顧客フォローができます。

 

 

当社の売りは,
365日無制限フォローアップによって,
「とにかく質より量」
ですね。

 

以前は日に5回とか6回とか…
多い時は10回以上問い合わせしてくる
方もいましたが。

 

 

最近は,ここまでガッツのある
クライアントが少ないのが,
ちょっと残念です。

 

 

 

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