経営者や社長にとっての学びと成果の相関関係

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経営者や社長にとっての学びと成果の相関関係
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
より早く
ビジネスで成果を出す,
シンプルな考え方を
紹介します。

 

特に,
一部の職人気質が抜けない
経営者は,しっかり最後まで
ご覧ください。

 

 

がんばればがんばるほど成果が出にくい理由

 

昨日の記事について
質問をいただきました。

 

学生時代を思い出してほしいのですが。

 

例えば100点満点のテストのうち
80点取れる科目を,
90点にするのって…
結構大変だったのではないでしょうか。

特に,90点を越えると,
それ以上の点を更新するのは
かなり大変です。

<参照>

 

 

 

この点について,
なぜ成果に結びつきにくいのか,
という質問です。

 

 

学生時代のテストの話なので,
テストの話で説明します。

 

例えば,
「世界史」
という科目があります。

 

全体の概要をきちんと抑えた上で,
あとはひたすら暗記要素が欠かせません。

 

私は世界史は割と好きだったのですが。

 

 

テストで満点は取ったことがありません。

 

 

だいたい,普通に頑張って90点。
めちゃくちゃ頑張って95点でした。
高校生の間に,1回だけ98点を
取ったことがありますが。

 

完璧にするのは難しいですね。

 

 

あくまでも感覚値ですが。
90点を95点にするには,
試験前に丸一日分くらいの努力が
必要に感じます。

 

 

95点を98点にするには,
さらに丸二日くらいは
必要かもしれませんね。

 

実際に…
漏れながないように,
テスト範囲の隅から隅まで
完璧に覚えようとすると
本当に大変です。

 

結局…
1つ2つはド忘れするので,
満点は取れませんでした。

 

そして…
限られた時間を
世界史に突っ込みまくった結果…
他の科目の成績は…
なかなかに無残な結果になったのは
よく覚えています。

 

高校時代に,
満点を取れたことなんて…
家庭科と古文で1回ずつくらいでしょうか。

 

 

家庭科は…
担当教員が出産のため,
外部講師に引き継いだ後の話で…
結局その引き継ぎが
うまく行かなかったのでしょう。

 

 

学年で20人くらいは
満点だったので…
めずらしくはなかったようです。

 

古文は…
教員が手を抜くために,
問題数10問くらいのマークシートでした。

 

 

やはり,満点者は続出していましたね。

 

こんな事情でもなければ,
なかなか満点なんか取れないのです。

 

 

これは私の体験ではあったのですが。
一応,理屈で説明すると…

 

 

 

限界効用逓減の法則

 

 

となります。

 

つまり,モノが多くなればなるほど,
そこから得られる満足や効果は減っていく,
ということですね。

 

経済学の用語ですね。

 

 

定義【限界効用】
ある財の消費を1単位増加した場合の
消費者の効用 (満足) の増加分。

定義【財】
人間の欲望を充足するために必要な
物質的な手段,あるいはサービスのこと。

定義【逓減ていげん
数量がしだいにへること。

 

よくある例として…

 

はじめて学ぶ分野で
本を1冊読むと…
その本から得られる情報は
非常に膨大ですね。

 

では2冊目はどうでしょうか。

 

 

1冊目ですでに取り込み済みの
「重複部分」
は新たに取り込んだ…とは言わないので,
急激に学びが得られる部分は劣化するのです。

 

別の例では…
もう北海道は雪ですね。
この寒い中,空腹を抱えて
ラーメン屋に飛び込んだ時の,
最初のひとくちが何よりもおいしい。

 

2口目,3口目が,
1口目を越えることはないでしょう。

 

 

これが限界効用逓減の法則です。

 

…ということは,
学校教育も同じですね。

 

 

学べば学ぶほど,
「テストの成績」
という点で考えると,
努力に対して成果(得点)が
逓減していくのです。

 

 

ここまでが,
いただいた質問の答えになります。

 

 

が…
本当に大切なのはここから。

 

 

学びが深くなることと成果との関係

 

 

テストの成績だなんて,
しょせんは学校教育。
「広く浅く」
でしょう。

 

テストの成績,
という枠を外せば,
どんどん,学びは深くなります。

 

その深淵に魅せられて,
専門家への道に進む人も
いることでしょう。

 

そういった職人気質な方々の
ン十年レベルの積み重ね,
幾人もの人生の積み重ねが…
いわゆる
「基礎研究」
なんて呼ばれるのでしょうね。

 

日本は,
この基礎研究があればこそ,
ノーベル賞が取れる…
なんて話につながっていきます。

 

 

が。

 

それは,学問と研究の話です。

 

 

私達,社長・経営者は
「学問」
をやっているのでしょうか。
それとも,
「研究」
をやっているのでしょうか。

 

 

それとも…?

 

 

全米屈指のコピーライターにして
「億万長者メーカー」と称賛された
マーケティングコンサルタント,
ダン・ケネディ。

彼は…

「社長の仕事はマーケティングである」

 

と言っています。

 

まあ,業種業態にもよるかもしれませんが。
年商10億を越えるまでは,
実際にそのとおりでしょうね。

 

 

10億を越えてくると,
マネジメントにシフトしていきます。

 

逆に…
10億を超えていないうちから
社長がマネジメントに追われているとしたら…

 

10億を超える前から
マネジメントに注力しているから,
10億を越えられないのです。

 

話を戻します。
マーケティングも,
学べば学ぶほど,
どこまでも深く学べます。

 

 

知れば知るほど
知らないこと,
理解できていないことが増えていきます。

 

どういうことか。

 

普通の人が
「穴を掘る場合」
を想像してください。

 

 

浅い穴を掘るなら,
穴の直径は小さくても大丈夫です。

 

が。
普通の人が
直径10センチで
1メートルの深さの穴を掘れるでしょうか。

 

 

土木機械でもないと
無理でしょうね。

 

 

つまり…
深く掘るには,
直径が広くなっていくのです。

 

 

同じように,
マーケティングも,
学びを深くするには,
周辺知識を広げなければならないのです。

 

だから…

私のブログは,
マーケティングがメインですが,
コピーライティング,
セールス…
そして生産性を始めとしたビジネスの考え方。
それだけにとどまらない様々なテーマに
話が及ぶのです。

 

ですが,
これは私が
「マーケティングの専門家」
だからという話です。

 

社長がマーケティングで成果を出すには
どうしたらいいのか。

 

限界効用逓減の法則に話が戻ります。

 

 

学べば学ぶほど,
「成果につながる学び」
は深くなっていくのです。

 

それでも学び続けると…
「成果とは関係ない学び」
になっていきます。

 

 

それは,研究者の道ですね。
ただ,多くの場合は,
研究者などという高尚なものではなく
「ノウハウコレクター」
の道を歩むのです。

 

だから,
学べば学ぶほど,
成果が出なくなっていくのです。

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

今,手持ちの知識の中から
実行するのです。

 

 

それでうまく行かない時に,
足りない部分を学ぶ
のです。

 

 

ジャスト・イン・タイム学習ですね。
必要な時に必要な内容を学ぶ。

 

 

それを越えて学ぶと,
ノウハウコレクターへの道です。

 

よく…
TVアニメなどで,
「博士キャラ」
が…
主人公達がピンチに陥った時に,

「こんな事もあろうかと」

と,秘密兵器を
披露するのは様式美ですが。

 

それは,
「博士キャラ」
だからいいのです。

 

博士キャラが…
「目の前の需要だけを追い求めて研究開発」
なんてされてしまったら,
基礎研究は進みません。

 

 

需要や効果効能を考えるのは
社長や起業家の仕事であって,
研究者の仕事ではありません。

 

逆に…
需要や効果効能につながらない
研究や学びを積み重ねていくのは,
社長や経営者・起業家の仕事でもないのです。

 

だから…
社長や経営者等が成果を出すには,
今知っているマーケティングの知識で
戦うこと。

 

 

それでも足りない時に,
足りない部分を学べばいいのです。

 

それを踏み越えると…
待っているのは,
アリジゴク…もとい,
ノウハウコレクターの道です。

 

 

まずは,学びよりも行動なのです。

 

…ということで,
誰よりもノウハウコレクターな私が,
お約束のブーメランでした。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

 

追伸

 

とはいえ,
さすがにマーケティングの知識が
ゼロ…あるいはそれに近いレベルの方は,
「そもそも行動できない」
という状況に陥ります。

 

…という方のために,

「学ぶ」
 ↓
「会社に帰って実践」
 ↓
「成果報告」
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…という,実践中心の講座を
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興味ある人がいらっしゃったら,
こちらから
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とコメントをお願いします。

 

 

 

 

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