変わりつつあるマーケティングの役割と本質

変わりつつあるマーケティングの役割と本質

変わりつつあるマーケティングの役割と本質
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,全体的にふわっとした話をします。

 

読んですぐに使えるもの…
ではありません。

 

ただ,
一度は考えて欲しいものです。

 

 

あなたが,
社長や経営者であるなら,
避けて通れないものがあります。

 

マーケティング,ですね。

 

では…
何のために
マーケティングをするのでしょうか。

 

 

マーケティングの定義

 

 

マーケティングの専門家
72人が…
72通りのマーケティングの定義を
発表。

 

その72通りの定義を,
一つの記事にした。

 

 

…なんて話を聞いたことがあります。

 

機会があれば
読んてみたいものですね。
(どうせ英語でしょうけど…)

 

とはいえ,
実際に読んでみたら,
混乱する確率のほうが
高いでしょう。

 

 

72通り…
とまでは言わなくとも,
私もマーケティングを学び始めて15年以上
経ちます。

 

 

様々な
マーケティングの定義を見てきました。

 

ですので…
ざっくりと,
2〜3つほど覚えてあり,
状況によって
使い分けています。

 

 

一番シンプルな
マーケティングの定義は,

 

「セールスマンの前に
優良な見込み客を連れてくること」

 

 

というものですね。

 

日本屈指のマーケッター,
神田昌典さんの著作で
紹介されています。

 

 

そして…
セールスの定義は,

 

「目の前の見込み客に売ること」

 

と続くわけです。

 

 

さて。
わかりやすいこの
マーケティングの定義ですが。

 

これ「だけ」で
足りるのでしょうか。

 

 

おそらく,
この定義が著書で紹介されて…
それから20年以上経っています。

 

もちろん,
人間の性質は変わらず…
原理原則も変わらないものは
変わらないのですが。

 

 

ただ,
社会全体の価値観が
変化しつつあります。

 

その中で…

 

 

マーケティングも
変容を迎えつつあります。

 

 

その最たるものが,

 

「なぜ」

 

という理由ですね。

 

 

 

「なぜ」の変遷

 

 

単純に,
マーケティングを
しっかり実行すれば
成果が出ます。

 

 

では…
マーケティングとは
成果を出すためのもの
なのでしょうか,

 

 

ここでいう
成果…とは
「売れる」
ということにほかなりません。

 

 

先程の定義の通り,

「マーケティング」

とは
売るためだけのものなのでしょうか。

 

それだけで
良かったのでしょうか。

 

 

きっと,
あなたも
覚えているでしょう。

 

 

あの飛ぶ鳥を落とす勢いだった,
ライブドア。

 

 

そして…
村上ファンド。

 

時代の寵児だった
この2社は,
今どうなっているのでしょうか。

 

稼ぐことが全てで,
そのために何をしても
正当化される時代があり…

 

 

そこから
社会全体の価値観が
変容を迎え,

 

 

ライブドア・ショック…
のような出来事を迎えました。

 

 

別に,
私自身は
売上を否定するつもりはありません。

 

売上,そして利益がなければ
会社は存続できませんからね。

 

 

ただ…
売上至上主義は,
時代遅れ…
と言わざるを得ないのが
現実的です。

 

 

だからこそ,

 

今の時代は,
マーケティングに

 

「なぜ」

 

が必要なのです。

 

 

一対多から一対一へ回帰

 

 

昔,
マーケティングというものが
確立されていなかったころは,
売上は目の前の人に売る,
ということによって
もたらされてきました。

 

常に,一対一。

 

とても
効率が悪い。

 

マーケティングの
発達によって,
一対一から
一対多へ
進化していきました。

 

どんどん効率化していきました。

 

 

それから時が流れ…

 

今の時代は,
また戻りつつあります。

 

つまり,
「非効率さが効果的」
というものですね。

 

 

例えば…
手書きのDM。

 

 

大量に印刷され,
大量に送られるDMのほうが
効率的でしょう。

 

ですが…
非効率さが効果的な
今の時代においては…

 

 

手間暇が掛かる
手書きのほうが,
「反応率」という形で
「効果的」
なのです。

 

このように,
マーケティングは
どんどん変わりつつあります。

 

 

変わりつつある中で,
一つの指針になるのが。

 

「なぜ」

 

一番向き合っていかなければならないもの。
そのひとつがやはり

 

「なぜ」
という部分なのでしょうね。

 

 

なぜ
マーケティングをするのか。

 

そして…
単に売上や利益のためだけ…
という理由では
マーケティングは
機能しなくなりつつあるのです。

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

やはり,
「なぜ」
を考えて,
それをマーケティングに
組み込んで実行する。

 

これが欠かせないでしょうね。

 

 

わかりやすいものとしては,

例えば…
「誰のため」
だったり,
「価値観」
を明確にすること,
あたりでしょうか。

 

 

アップスタッツの場合

 

 

弊社…
そして私自身が
なぜマーケティングをするのか。

 

 

それを仕事にしたから…
というのは前提として。

 

 

いろんな理由があります。
それこそ,
昔は生活のために…
売上や利益のために,
というところは
どうしても避けて通れないでしょうね。

 

 

ですが。

 

 

それ以上に
「価値観の共有」
ができる人と
つながること。

 

 

そのための
マーケティングである,
という側面が強くなってきました。

 

 

どういうことか。

 

弊社のコンサルティングサービスは
3年契約が基本です。

 

 

週1コンサルティングしていたら,
年間,ざっくり50回くらいでしょう。
これを3年ですから,
150回。

 

 

価値観の合わない人と
150回コンサルティングセッションをする。

 

これはなかなかの苦行でしょう。

 

何よりも
本義である
「価値を届ける」
ということが
できるかどうか怪しい。

 

だから,
価値観が合うことが
大事になってくる。

 

 

そのためのマーケティングであり…

 

そして,
日頃からこのように
ブログで,
私の価値観や考え方を
発信している,
というわけですね。

 

 

これが
マーケティングの
「なぜ」
という話でした。

 

 

ぜひ,
あなたも
「なぜ」
マーケティングをするのか。

 

なにかの機会に
考えてみることを
オススメいたします。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

 

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