卓越の戦略とマーケティングの「本質と適性」

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は…
なかなか興味深い人に
出会いました。

 

 

…というのも,
今日から3日間,
東京でマーケティングの
セミナーを受講するのですが。

 

初日の今日,

「あ,この人って
マーケティングを
実践する適性が欠如してるな」

と思ったのです。

 

個人的には目から鱗です。

「マーケティングは科学である」

というのが,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムの教えです。

科学とは,
一定の原因に対して
一定の結果をもたらす
法則のことを意味しています。

ですので…
マーケティングって,
意欲さえ在れば適性云々ではなく
誰でも見について実践できる…
と思ったのですが。

 

「あ,この人は
マーケティングするの
無理!」

と思ったのです。

 

 

ここで言う「無理」とは,
男性が出産するようなもの。

 

男性は出産する機能を
持ち合わせていません。

 

同じように…
この人は…

「マーケティングする機能を
有していない」

とでもいうのでしょうか。

 

こんなこと,
これまで考えてこなかったので
非常に興味深いです。

 

これを裏返して考えると,
マーケティングの本質が見えてきます。

 

万人向けの内容とは思えないので,
興味がある方は続きをご覧ください。

 

 

 

グループワークでの出来事

 

このマーケティングセミナーは,
グループワークも
取り入れられています。

 

一定の内容を学んだら,
グループ内でシェアや意見交換を
する,というものです。

 

私は,3人のグループに
入りました。

 

そしてカリキュラムが進み…

 

グループワークです。

 

Aさんが,
意見を発表します。

 

そして…
次は,Bさんが
意見を発表します。

 

その次が私です…が。

 

Bさん,
ずっと喋ってます。

 

ずっと
ずっと
喋ってます。

 

そして…
そのまま,
そのグループワークの時間は
終了しました。

 

私にしてみたら,

「後の人のことを考えずに
よくここまで好き放題,
話し続けられるな…」

という驚きです。

 

 

そして…
またやってきました,
グループワークの時間。

 

Aさんが意見を発表します。

 

そしてBさんが
意見を発表します。

 

次は私の番…

 

と思ったら,
Bさんの意見が
終わった時点で,
AさんがBさんに

「自分が聞きたいこと」

を一方的に聞き始めます。

 

グループワーク,
そっちのけです。

 

そして…
グループワーク終了。

 

これが一度だけでなく,
何回か繰り返されました。

 

 

なかなか斬新な体験でした。

 

 

ここまで露骨に

「理由なく」

「無視され続ける」

体験は珍しいです。

 

 

この体験を通して…

 

Aさんは,
どれだけ頑張っても
マーケティングを行う
機能が欠如したままだろうな…
と実感しました。

 

Aさんが
マーケティングを実践するくらいなら,
出産するほうが
実現可能性は高いかも
しれませんね。
(Aさんは男性です)

 

 

マーケティングとは何か

 

 

世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムの教えを受けて,

 

 

彼の教えを,

「マーケティングはリーダーシップである」

と1行に凝縮した教えがあります。

 

これで納得する人は多いのですが。

 

でも,
これっておかしいですよね。

 

例えば,

「説明とは解説である」

というようなものでしょう。

 

 

類義語に置き換えているだけで,
本来の意味は説明していません。

 

同じように,
「マーケティングはリーダーシップである」
では,
マーケティングの説明にはなっていないのです。

 

 

まあ,
1行に圧縮した弊害ですね。

 

なので…
この圧縮を解凍するとどうなるのか。

 

 

この

「マーケティングはリーダーシップである」

の元となっている考え方が,
ジェイ・エイブラハムの
「卓越の戦略」
です。

最近,
「卓越論」
なんて言葉に置き換えられてしまっていますが。

ジェイは

THE STRATEGY OF PREEMINENCE

と言っているので,

卓越の戦略・・

です。

 

 

さて。
ジェイ・エイブラハムの
マーケティング哲学の集大成,
卓越の戦略
を1行に圧縮する…
なんて暴挙に出るから,
説明にならない説明になるのです。

 

私が学んで,
私が理解して,
私が落とし込んで,
私が意識して,
私が実践を心がけている,

 

「卓越の戦略」

 

に基づいて,

「マーケティングはリーダーシップである」

を解凍すると
こんな感じでしょうか。

 

「クライアントをよりよい未来に導いて
今よりもより幸せになってもらうために,
価値ある商品やサービスを知ってもらうこと」

 

という感じでしょうか。

 

顧客を「導く」という要素があるので
「リーダーシップ」
ということですね。

 

 

クライアントを今よりも幸せにする

 

 

幸福論の話まで展開すると
きりがないので。

 

ここでは

今よりも・・・・幸せにする」

とお茶を濁しました。

 

幸せの形って
ひとそれぞれですからね。

 

 

なので…

「よりよい未来に導いて
より幸せにする」

のがマーケティングです。

 

 

だから…
Aさんは…
永久にマーケティングは
身につかないでしょうね。

 

 

 

卓越の戦略の骨子

 

卓越の戦略を
別の表現で一言で言い表すなら,

「自分よりもクライアントの幸せを
優先すること」

です。

 

「自分よりも」

 

です。

 

だから,Aさんは,もちろん,
Bさんもですが…

 

マーケティングは
実践できません。

 

なぜか。

 

人の立場に立って考える…
という能力が欠如しているからです。

 

 

私は今日はじめて,
Aさん,Bさんに会いました。

 

ですので,
彼らに恨みを買った覚えはありません。
だから…
彼らは私のことを意図的に
無視しているわけではないのでしょう。

 

 

そして…
Aさん,Bさん,私の3人の
グループになって
グループワークをしました。

 

本来4人のグループワークのところ,
人数の関係で3名です。

 

一人あたりの時間は,
4名グループよりも増えます。

 

なのに…

 

「あのひとのことを一切考えずに
延々と話し続ける」

 

 

Bさんは…
あまりにも自己中心的。

 

それ以上に…

 

 

Aさん,Bさんと話して…次の人が
いるにも関わらず,
Aさんは自分の都合を優先して
グループワークを放り出して,
次の人を無視したわけですね。

 

これを何回も何回も繰り返すわけです。

 

あまりにも無神経あるいは
自己中心的という他ありません。

 

思わず…

「あなたはどれだけマーケティングを
学んでも,実践は無理ですね」

…と言ってしまいました。

 

頭髪がない人に

「ハゲ!」

というような暴挙です。

 

私は反省しなければなりません。

 

 

マーケティングと黄金律

 

黄金律とは,
「自分がしてほしいことを人にする」
というものです。

 

では…
私はカピバラが好きです。
なので…カピバラをモフりたい。

なので…
「私はカピバラが好きなので
他の人もカピバラをモフりたいに違いない」
と思って,
日本全国の…カピバラをモフれる動物園を
延々と解説し始めたら…
どうなるでしょうか。

 

これって,
ものすごいエゴですよね。

 

結局,
黄金律は,

相手の立場に立って・・・・・・・・・相手が欲しいものを察する」

ということです。

 

そして…
これがマーケティングの本質です。

 

クライアントをよりよい未来に導いて
幸せにするために,
クライアントに必要な価値あるものを
届けるのです。

 

 

それは…
決して「自分が欲しいもの」…
まして「自分が売りたいもの」ではなく…

 

 

目の前のクライアントの立場に立って,

「このクライアントがよりよい未来に
なるためにはコレが必要!」

と判断する必要があります。

 

この時点で,
自分の立場を脇に置く必要があります。
卓越の戦略で言うところの,

「自分よりもクライアントの都合を優先する」

ということですね。

 

結局…
これができなければ,
マーケティングは
実践できないのです。

 

訓練次第では
身につくのでしょうけど。

 

 

まさか,

 

 

3人のグループワークで,
まだ発表していない人が
いるにも関わらず,
自分の都合で話し始めてしまうような
「エゴをコントロールする能力」
が欠如している人には,
マーケティングは不可能です。

 

いや〜
マーケティングって

「意欲さえあれば」

誰でもできる…と
思っていただけに…

 

 

まさか,
「これだけの額の受講料」
を払って…
ここまで適性に欠ける人が
いるとは驚きました。
パラダイムシフトですね。

 

あ,ちなみに,
このブログをご覧のあなたは
大丈夫です。

 

 

あなたが,このAさんと同じなら,
あなたは絶対にこの記事を
読んでいませんから。

 

 

あなたは安心して
どんどんマーケティングの腕をみがいでください。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

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