短期的に儲けることについてのシンプルな考え方

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つまり…平常通りに経済活動を
行っていきます。
※当面の間,この表示をいたします。
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,

短期的に儲けることについてのシンプルな考え方

について紹介いたします。

 

短期的に儲ける方法について
知りたい,
やりたい!

…という方は読まないでください。

 

期待に答えられません。

 

きっとそんな人は,
会社を潰すでしょうし…

 

でも…
私のこの書き出し,
タイトル…
何よりも私の
「ひねくれ具合」
について熟知している方は,

初心にかえったつもりになって
最後までお付き合いください。

 

 

 

スマホアプリで見た星1爆撃

 

 

確か,
地下鉄の中で
手持ち無沙汰だった
ときの話です。

 

なんとなく,
アプリストアを
眺めていたら,
興味深いものを
見かけました。

 

 

内容は伏せますが。

 

星5つと
星1つに
評価が真っ二つ。

 

割とこれは
よくあることなのですが。

 

ただ…
あまりにも星1つが多い。

 

どういうことなのか…
と思って見てみたら,

 

アプリ課金が
550円。

 

ただし,
多くのアプリによる
サブスクリプション(継続課金)は
月1回なのに,
このアプリは,週1回。

 

つまり…
月額にすると,
2000円を超えるわけですね。

 

アプリ標準から見ると,
そこそこ高額。

 

 

そして,
このアプリの解除の仕方が
非常に分かりづらいようです。

 

星1爆撃は…

 

この月額課金だと
誤解させること。

 

そして…
解除が非常にわかりにくいこと。

 

この2点についての非難。

 

あとは,
アプリ課金をしないように
警告するメッセージだったり,
解除方法について
非常に丁寧に解説してる
コメントがずらりと
並んでいました。

 

 

それを見てて…
なんというか苦笑い
するしかないですね。

 

 

 

「儲かる」とはなにか

 

本日のお題,

短期的に儲けることについてのシンプルな考え方

ですが。

 

本当にシンプルに
お伝えします。

 

短期的に儲ける
なんて方法はない

です。

 

約束通り,
とてもシンプルでした。

 

どういうことか。

 

 

以前にお伝えしたとおり,
伝えたいことを正確に伝えるには
言葉の定義を
明確にする必要があります。

<参照>
なぜあなたの思いは社員や顧客に伝わらないのか

 

では,「儲かる」とは
何を意味するのでしょうか。

 

多くの場合,
儲かるとは

「利益」

のことを言います。

 

 

会計の話で言うなら,
売上から仕入れを引いたのが粗利。
そこから諸経費を引いたものが利益です。

 

が,
会計の話は一旦脇に置きます。

 

 

儲かるとはなにか。
長期的に利益が出ることです。

 

つまり,
一時的に
利益が出ることは
会計学的に見たらともかく。

儲かる

…とは言いません。

 

 

 

会計で言うなら,
繰り返します。

 

売上から仕入れを引いたのが粗利。
そこから諸経費を引いたものが利益です。

 

この諸経費のうち,
財務諸表に登場しない
要素があります。

 

この要素が財務諸表に
反映されていないので,
会計上は利益になりますが…

 

短期的な利益というものは,
大きな損失なのです。

 

 

財務諸表に反映されない要素

 

 

これはいっぱいありますね。
わかりやすいものでは
信用とかブランドですね。

 

マーケティング的に考えるなら,
「顧客リスト」
はものすごく大事です。
マーケティングにおける
最大の「資産」だと言われています。

 

 

が。
顧客の数って
財務諸表の「資産」欄に載りません。

 

 

あとは…
経営者・社長の意欲やモチベーション
なんかも会計には反映されない要素ですね。

 

どういうことか。
新しい商品やサービスを
開発して世に出す。

 

これは,
経営者の意欲やモチベーション,
エネルギーをものすごく消費するものです。

 

ということは,
ものすごく消費して
世にリリースした商品は,
長期間かけないと,
投下資本(ここでいう資本とは意欲等)
を回収できないということですね。

 

 

これらの要素が
会計には反映されません。
そもそも数値化できないものも
ありますからね。

 

 

だから…
会計上は
「利益」
になるのですが。

 

でも,
実際には大赤字…
なんてことになることもあるのです。

 

アプリ会社の行く末

 

先程のアプリ。

 

きっと
「短期的」には
売上が上がるでしょう。

 

はじめのうちは,
「騙されたことに気づいていない」
一部の人達の星だったり,
やらせ,サクラによって
星5つはつくでしょうが。

 

それを上回る
大きな星1を集めることになります。

 

星1とは,
これも
ブランドです。

 

「この会社は消費者を
食い物にして
儲けようと企てる会社である」

 

 

という意味付けが
されます。

 

そして…
得てして
ネガティブなブランドは
払拭するのが大変です。

 

 

例えば…
ユニクロ。
未だに昔の
「安かろう悪かろう」
のイメージを抱いている人,
多いのではないでしょうか。

 

ニトリはすぐに壊れるから
買わない,
という人,未だに聞きます。

 

改善に改善を重ねて,
今はさすがにそんなことは
なかなかないでしょうに。

 

この会社レベルでも
未だに昔のイメージが
つきまとっているのです。

 

あとは…
神田昌典さんも,

「90日で会社が儲かる」

という本を出して…
未だに
「あ,神田さん…
あの儲け主義の人ね」
みたいなことを言う人もいます。

 

そのことを
本人も苦笑いしながら
ぼやいています。

 

今の神田さんだけをみたら,
そう思う人は少ないでしょうけど。

 

今回の真相

 

あくまでも推測です。

 

サブスクリプション(継続課金)
による損益分岐点は,
結構長い。

 

昔聞いたデータですが。

 

ある有名ビジネスソフトが
月額課金制に切り替えたところ,
損益分岐点を超えて
利益になるまでの期間は,
1年3ヶ月…
なんて話でした。

 

 

この数字は明確な根拠を
今ここに示せないので
そのまま鵜呑みにしないでほしいのですが…

 

まあ,
言えることとしては,
損益分岐点を超えるまでに
先は長いということですね。

 

だから…
手っ取り早く儲けようと,
今回みたいに,
月額を装って週額にして
しまう,
なかなか解除できずに
「うっかり課金」
を狙う…

 

といった,
やり方をしてしまったのでは
ないでしょうか。
(あくまでも私の推測です)

 

その結果,
財務諸表には
利益の数字は出るでしょうけど…

 

今後,この会社は
何をやっても
この所業がつきまとって
非常に苦労するでしょうね。

 

何よりも,
意欲やモチベーションが
大赤字ですから。

 

新製品開発
 ↓
消費者を騙して儲ける
 ↓
悪評ですぐ売れなくなる
 ↓
新製品開発

 

 

これは悪魔のスパイラルです。
新製品開発はとにかく大変ですからね。

 

 

決して
「儲かる」
長期的な利益にはならないのです。

 

真の敵はどこにいるか

 

 

言うまでもありません,
自分の心の中にいます。

 

 

手っ取り早く儲けようと
してしまう,
心の弱さです。

 

特に…
他の人達が
短期的にドカンと
利益を上げているように
見えてしまったら…

 

 

自分もやりたくなるのは
当然のことです。

 

歯を食いしばって,
しっかり
「利益」
を確保していきたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

追伸

なので…
この本を使えば…
「売上」は上がります。

ただ,
その売上が利益になるかどうかは
人それぞれ。使い方次第。

利益になる使い方をしたい方は,
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