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アップスタッツ合同会社のコロナ騒動に対する見解はこちら。
参加者が10名を超えるイベントなどは
当面見合わせます。
つまり…平常通りに経済活動を
行っていきます。
また,コロナで売上ダウンしている方で,
サポートが必要な方は,個別にお問い合わせください。
通常にの料金体系とは別の価格帯でご提案いたします。
※当面の間,この表示をいたします。
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,
書籍について
思うところをお伝えします。
どの本が成果が出るのか。
どの本が成果が出ないのか。
そして…
同じ本でも
成果が出る人と
成果が出ない人とは
何が違うのか。
このテーマで
書きたい放題,
書きます。
正直,
内容としてはかなり
「がっかり」
する内容でしょう。
その点を
織り込んだ上で,
最後までご覧ください。
成果が出ない本
これは明らかですね。
はじめから
「その人だけがたまたまうまく行った」
内容を本にしたものです。
言い換えると,
「過去の栄光を自慢しているだけの本」
ですね。
いわゆる,
「百害あって一利なし」
です。
うっかり,
広告コピーに載せられて,
「ある本」
を買って読んだのですが。
うまく行かない原因をすべて,
「妻のせい」
にして…
「自分がうまく行ったのは
離婚したからだ」
みたいな論調。
本を燃やしたくなる…という
なかなかに得難い体験を
しました。
古本として
売っぱらおうかと
思いましたが…
こんな毒物を
流通させるのも
人としてどうかと思うので,
シュレッダーに掛けた記憶があります。
その著者は…
ネットビジネスで,
一時期,有名になり…
今は,
某,集団訴訟プラットフォーム…
つまり,
その人の販売した商材が
「詐欺だ」
ということで提訴したい人たちを
かき集める,怨念の集合体のような
サイトなのですが。
そこで,
名を馳せているようですね。
「被害総額」
5000万以上に
なっているようです。
まあ,
こんな人の書籍では
成果が出ないのは
言うまでもないでしょう。
言い換えると,
この本を読んで成果を出す人は
読まなくても成果を出す人
なのでしょう。
貧乏人がこの本で大富豪になった話
ある会社経営者がいました。
会社はうまく行っておらず,
4畳半のボロアパートに
何年も住んでいたそうです。
ある日。
書店に行って,
たまたま手にとった本がありました。
なんとなく,
買って帰り…
少し読み始めて…
その人は決断したそうです。
「この本は
読むのものではない」
…と。
「この本は
読むのではなく
【実行する】
ものである。
とにかく,
書いてあることをそのまま
実行しよう」
と心に決めたそうです。
その人は,
親が事業に失敗したため
小さい頃から貧困にあえいでおり,
とにかく貧乏であるのが嫌だ…
と思いながら,貧乏でした。
本当にやりたい職業が
あったのですが…
その職業ではお金は儲からないため,
「貧乏にはなりたくない」
と思って起業。
けれどうまく行かず,
結局は貧乏…という現状。
その本を読んで…
「本当に自分がやりたいのは
何だろうか」
と,本に書いてあるとおりに,
書き出したところ…
その職業が出てきたそうです。
そして…
「どうせ今も貧乏だし,
そのやりたかった職業も
貧乏なのだから,
どうせならやりたいことを
やろう…」
と決断して会社を売却。
やりたいことをはじめて…
今では大富豪になったそうです。
成果の出る本?!
どんな本…
どの本を読めば,
成果は出るのか。
そんなもの,
ありはしません。
「読むだけで成果の出る本」
など,存在するはずがない。
当たり前ですよね。
上述の書籍は…
全世界で3000万部ほど売れており,
日本国内でも累計200万部を
突破しているようです。
つまり…
読むだけで成果が出るなら,
200万人の
大富豪が…なんて話になりますが。
そんなことはないですよね。
一応,紹介しますと…
この本です。
スティーブン・コヴィー博士の
「7つの習慣」
です。
きっとあなたも
持っているのではないでしょうか。
成果を出す人が多い本
私が知る限り,
「この本を読んで,
すごくうまく行った」
という方が多い本があります。
それがこちら。
神田昌典さんの
「非常識な成功法則」
です。
立て続けに,
「この本を読んで
うまく行った」
という人の話を耳にしたのが
印象的です。
なぜでしょうか。
あくまでも推測ですが。
神田昌典さんは,
今でこそ…
占星術的な観点から
マーケッターの権威としての
ポジショニングから,
教育者的なポジショニングに
変遷していますが。
私くらいの年代…あるいは
私よりもちょっと上くらいの年代には,
神田昌典さんといえば,
「マーケッター」
として,
絶対的なカリスマを誇っていた
時期がありました。
この本は,
最も隆盛を誇っていた時期の…
その集大成として位置づけに
近いのではないでしょうか。
つまり,
あまりにも身もふたもないですが。
「著者のカリスマのおかげで,
本の中のワークを
きちんと実行する人が多かった」
から,
成果を出す人も
多かったのでは
ないでしょうか。
繰り返します。
どんな本であっても,
読むだけで成果は出ません。
本に書いてある
どれだけ実行したかどうか。
それが成果につながるのです。
神田昌典さんは,
教育者としても
とても卓越していたために,
著書の中のワークも
優れていたから,
「成果を出す」
人が多かったのでは
ないでしょうか。
75万円の価値がある本?
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムの著書,
「ハイパワー・マーケティング」
についてです。
もちろん,
金森重樹さんが監訳した…
いわゆる「金森版」の方です。
近年に出た監訳本は,
原書
Getting Everything You Can Out Of All You Got
と照らし合わせると,
首をかしげる翻訳が多い
ですからね。
話を戻します。
ジェイ・エイブラハムの
来日3日間セミナーの価格が,
定価75万円。
私も参加しましたが…
3日間の内容を全部
実行できるわけではなく…
そして,
(金森版)ハイパワー・マーケティングに
書いてある内容も,
全部実行できるわけではありません。
…ってことは,
ある意味,
75万円払うのと,
金森版を買うのとでは,
価値は一緒?!
ということにも
なり得ますね。
むしろ…
ハイパワー・マーケティングのほうが
価値が高いかもしれない。
3日間セミナー
と言っても,
ジェイ本人が朝から晩まで
ずっとレクチャーしている
わけではないですからね。
どこかのナントカ総研の
オエライさんが何故か登壇して
延々と自慢話やら宣伝やら
してました。
セミナー集客のための
企画や協賛などの関係で
仕方がないのでしょう。
とはいえ,
驚くほど,
ジェイ本人のレクチャーシーンが
少ないのが印象的でした。
つまり…
情報量では
ハイパワー・マーケティングのほうが
多かったりします。
つまり…
ハイパワー・マーケティングを買って
「75万円払った気分」
で読んで,実行する。
これが…
一番効果的なのかもしれませんね。
ここまでいろいろ
書きましたが。
「どんなに価値がある本」
でも,
「読んで行動しないと意味がない」
という当たり前の話でした。
「度の本を読めば成功するのか?!」
なんて思考の人には,
予告通り,
さぞがしがっかりしたのでは
ないでしょうか。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平
追伸
金森版ハイパワー・マーケティングは
マーケティングの本としては
最高傑作の一冊であり…
マーケティングを実行する人は
誰もが読むべきものだと
思うのですが…
残念ながら,
ジェイの本は,
「中級者向け」
です。
初心者には向きません。
とはいえ,
初心者だったら
「コレ」
と一律おすすめするのも
なんとも言えないところ。
ここ数日,お願いしている
弊社マーケティング・リサーチのために,
「今,ビジネス上でどんな課題を抱えているのか」
といった内容について
インタビューに応じていただける方を
探しています。
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4月6日(月)まで,
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