競合に差をつけて集客・リピートにつなげる「価値提示」の考え方

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つまり…平常通りに経済活動を
行っていきます。

また,チャイナウィルスで売上ダウンしている方で,
サポートが必要な方は,個別にお問い合わせください。
通常にの料金体系とは別の価格帯でご提案いたします。
※当面の間,この表示をいたします。
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

おいしいラーメン,
食べたいですね。

 

…ってネタを書くと,
SNSなどでもコメントで
ラーメンについて情報を
頂くことがあります。

ありがたいですね。

 

 

そうして…
またラーメンが食べたくなる,
というループになります。

 

 

ということで,
今日はラーメンの話…
もとい。

 

顧客に提供する価値について
掘り下げて解説いたします。

 

この点を明確にしておくことが
集客やリピートにつながるのです。

 

最後までお付き合いください。

 

 

まずいラーメンとおいしくないラーメン

 

 

 

いつだったか…
道内のある赤い看板で有名な
チェーン店に入ったときのことです。

 

 

チェーン店は…
基本的に

「大当たり」

もない反面,

「大外れ」

もない。

 

…というイメージだったのですが。

 

出てきたラーメンは
麺がびちゃっとしていて,
実にまずかったのは
よく覚えています。

 

 

まずいラーメンといえば,
昔,事務所の建物の1階で
営業していたラーメン屋。

 

大家さんでもあったので,
一度食べに行きました。

 

カウンターは油でベトベト。
店内は薄暗い。

 

店主は…まあ,
「いらっしゃいませ」
の一言すらない。

 

そして
出てきたラーメンは,
漂白剤の香りが強烈。

 

あれは不味いラーメンでした。

 

 

あとは,
襟裳岬(北海道地図の,一番したの尖ったあたり)
にドライブに言ったついでに,…
北海道ミシュランに出ていた
ラーメンを食べたら…

 

 

インスタントラーメンのほうがうまい,
というか,比較したら
インスタントラーメンに
失礼なレベルの味でした。

 

 

ぶっちぎりのまずいラーメンと言えば,
私の中ではこの3種類です。

 

 

数年前。

 

 

身内が遊びに来た時に,
旅行誌かなにかに出ていたラーメン屋に
行くことがありました。

 

おすすめのラーメンを注文したら…
柚子が入っていました。

 

私,柚子は嫌いです。

 

そして…
柚子の香りが,
ラーメンの魚介系の風味を
すべて消し飛ばしてしまっています。

 

ろくに噛まずに飲み込んだ記憶が
ありますね。

 

きっと…柚子が嫌いでなければ
食べられるシロモノなのでしょう。

 

なので,これはきっと
おいしくないラーメンです。

 

私の中のラーメンの評価は。

 

まずい<(超えられない壁)<おいしくない<おいしい

 

です。
小樽のラーメン屋に行った時に,
非常に接客で不愉快な思いをしただけでなく,
味もおいしくなかったのですが。

 

それでも,
「おいしくない」
なんですよね。

 

よほどでないと,
「まずい」
にカテゴリされることはありません。

 

逆に言えば,
まずくもなく,
おいしくもないラーメンは…

 

だいたい,
「おいしく」
食べられます。

 

 

味の評価

 

 

残念ながら
それほど舌が肥えている
わけではありません。

 

 

もともと,
開拓精神に乏しいのも
影響しているでしょう。

 

ということは,
「もっとおいしいラーメン」
を開拓するのではなく…

 

 

それなりにおいしいラーメンであれば,
それで満足してしまうタイプです。

 

たまに,
人にたのんでおいしいラーメン店に
連れて行ってもらうことはありますが。

 

とはいえ,
ラーメンの味って,
きめ細やかに評価できるもの
なのでしょうか。

 

例えば,

 

A店 78点
B店 82点
C店 89点
D店 76点

 

みたいな感じに
点数をつけられるかどうか。

 

私の舌では,

「だいたいおいしい」

になってしまいます。

 

それで満足できるのです。

 

 

そして…
一部の
「通」
ならばともかく…
私レベルの人って,
決して少なくないのではないでしょうか。

 

 

飲食店の提供する価値

 

 

飲食店の提供する価値とは
何なのか。

 

決して…
「当たり前」
ではないはずでは
あるのですが。

 

でも…
飲食店に,
まずいものを食べに行こう,
という人はいないですよね。

 

きっと,
期待値の差はあれど
おいしいものを
食べに行きたいわけです。

 

ということは,

 

飲食店にしてみたら,
「おいしいもの」
をいかに提供するかに
心血を注いているかもしれませんが。

 

でも…
それは
「当たり前」
といえば
「当たり前」
なのです。

 

料理人が,
どれだけの訓練を重ねて,
おいしいものを提供しようと
しているのか。
その努力と積み重ねた時間を
考えると…

 

 

決して
「当たり前」
とは言えないですが。

 

でも…
例えば,フランス料理に
5000時間携わった人と
1万時間携わった人。
3時間携わった人。

 

 

全然,クオリティは違いますが,
でも食べてみたら,
「だいたいおいしい」
ことは同じなのです。

 

ということは…飲食店が,
「味」
だけをアピールするのは,
顧客目線の思考にしてみたら,
「当たり前」
のことを言っているわけです。

 

極論を言えば,

 

飲食店に行けば,
「おいしい」

「腹が満たされる」
の2つは…

 

 

まあ,だいたい期待されていて,
そして大体の店は,
その期待に応えられるわけですね。

 

そして…
どこの店も,
味くらいしか,
アピールしていなければ…

 

 

結局のところ,
「競争優位性」
「差別化要素」
がないということになるのです。

 

 

 

想定内と想定外

 

 

人は…想定内のことであれば,
そうそう腹は立ちません。

 

 

が,想定外のことがあると,
腹が立つことが多々あります。

 

 

わかり易い例が,
「病院」
でしょうね。

 

 

病院は何らかの症状があるから
訪問します。
それを回復させることが期待されます。

 

 

だから,
医師が…
「あと3ヶ月です」
と言おうものなら,
「なぜ治せないんだ」
と怒り狂う人もいるわけですね。

 

医師は医師であって
神様ではないですから,
治せるものもあれば治せないものもある。
けれども…どこかで
「病院に行けば治る」
と思っているのではないでしょうか。

 

当たり前ではないけれども,
「当たり前」
だと思ってしまっているわけですね。

 

 

「当たり前」に対する2つのアプローチ

 

 

当たり前のことを
当たり前のように
アピールしても,
誰も何も反応しません。

 

なので…アプローチは
基本的に2つ。

 

 

「当たり前と思っていることが
いかに当たり前ではないのか」

 

をしっかり伝えること。

<参照>


※かなり昔の記事です。
「先制の戦略」についての解説です。

 

 

もうひとつが…
誰もが「当たり前」だと思っていることを
「前提」
にした上で…

 

 

プラスアルファとして,
別の角度から,顧客にとって
何らかの価値を伝える。

 

例えば…
ラーメン屋が,
ある程度おいしくて,
腹がふくれるのは当たり前。

 

だんだんリピートする人が
減ってきて…
顧客も減ってきたラーメン店の
起死回生の一手。

 

なかなかお店に入ることも
大変なくらい混雑するまで
客足を回復された打ち手。

 

 

私は…こういう奇策はまず
思い浮かばないので,
正直かなり敬意を評したいです。

 

やったことは…
店員にかわいい女の子を採用した。

 

 

おいしい,
腹がふくれる…
以外の路線で提供できる
価値といえば価値ですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

追伸

個人的には,
ラーメン店なら
ずしりと響くような
低い声で威勢よく

「いらっしゃい!」

と言ってもらえた方が,
「ああ,ラーメン店に来たんだな」
という実感が持てて
好ましく感じますね。

 

 

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