こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,
コンテンツの価値と本質について,
思うことをお伝えしていきます。
今の時代は誰もがカンタンに
コンテンツを発信することができます。
結果として,
コンテンツが増える一方,
良いものもあれば
そうでないものもある。
そして…なによりも
ネットで無料でコンテンツが
でに入る時代です。
そんな時代において,
コンテンツに対して,
発信する側としては
どう取り組んでいけば
いいのでしょうか
私なりの考えを
お伝えしていきます。
ねずみ
私は,
げっ歯類が好きで,
カピバラが大好き。
ですが,
ハムスターなど,
様々なげっ歯類が好きなわけです。
…ということで,
たまたまげっ歯類について
調べていた時。
「ねずみ」
…というお題の落語があることが
わかりました。
今の時代…便利ですよね。
落語も,全部ネットで
調べることができます。
その演目の様子の
動画すら,ただで
見ることができます。
…ということで,
ねずみという落語を
ネットで見て,
最後のオチで,
くすっと笑った次第です。
興味ある方は,
検索していただくとして。
さて,
この落語のねずみというお題。
全部ネットで見ることが
できるわけですが,
…たとしたら,
価値はないのでしょうか。
もちろん。
私自身はそこまで
落語というものに
精通しているわけではありません。
実際,
ライブで落語を見にいた回数は,
数えるほどしかありません。
「笑点」で長年司会を務めた
噺家,桂歌丸師匠の演目を
目当てに…
何回か落語を見に行き…
歌丸師匠の演目が,
かぶる…
すなわち,
以前と同じお題だったときは,
ちょっと残念ではありましたが。
それでも,
聴いていて引き込まれるものは
あるわけですね。
さて…
特に,コンテンツとしての価値として
考えるなら…
落語というものは
オチを知った時点でおしまいです。
ふーん…
…で終わるでしょう。
ですが,
それが芸能として
なりたっているわけですね。
実際に,
ホールを貸し切って,
3500円位の金額で,
人を集めて,
演目を披露することに
なるわけです。
…ということを考えると,
単にオチだけでなく,
実際に見るからこそ
楽しめる価値があるのでは
ないでしょうか。
現代ならではの問題
…といえば,ネット。
それこそ,上述の通り,
ネットに動画がアップされ,
それが全部,ただで
見られてしまうわけです。
今回は落語ですが…
以前には…
「ピアニストの演奏」
なども,ブログに書いたことがあります。
ピアニストの演奏を聞きながら,
時を過ごすこともあり…
本来,ピアニストの演奏は,
プロの奏者による演奏なのですから,
有料なはずですが…
それが無料で全部,
ネットで聴けてしまうわけですね。
…となると,
本来有料のものを
無料で聴けてしまうということは,
コンサートだったり
CD等の販売に対して,
支障が出るのではないか,
という問題があります。
同じように…
もちろん,
勉強会やセミナーのコンテンツも
一緒ですね。
セミナー等で学べる内容は
場合によってはだいたい,
ネットで出ています。
もちろん,私もそうですが…
こういった記事などで,
マーケティングを解説する人が
増え…
ということは,
マーケティングについては
ネットで調べれば,
だいたい答えを知ることが
できるのが今の時代だということですね。
では,
コンテンツというものはもう,
今の時代において
全部無料で手に入るものであり,
価値がないものなのでしょうか。
これから先のコンテンツの姿
一つのわかり易い例としては,
キャラクターですね。
例えば上述の,
桂歌丸師匠。
今となっては
彼の落語をライブで聴くことは
できませんが…
<参照>
とはいえ,
聴けるなら,
また聴きたいものです。
これは
歌丸師匠というキャラクターが,
落語という昔から続く演目を
扱うから…
そこに興味を抱く人が出てくるわけです。
ピアノも同じですね。
あのピアニストの演奏だから,
興味を持つ,ということが
あるのです。
全く見ず知らずの人の
演奏であれば…
喫茶店内で流れる
BGMと,変わりなかったりします。
セミナーコンテンツは,
ある意味,もっとわかりやすいでしょう。
基本的に,
マーケティングのテーマなんて,
そうそう新発見はあるわけでは
ありません。
原理原則は今も昔も
変わりません。
だとしたら…
「この人から教わりたい」
というものが…
その人ならではの
コンテンツとなるのでは
ないでしょうか。
キャラクター,
パーソナリティをどれだけ
確立できるか。
更に言うならば,
考えにその人ならではの
「哲学」
がどれだけ含まれているかが,
コンテンツに違いをもたらします。
例えば,
ピアノ演奏なども,
「どれだけ作曲家の意図を正確に再現するか」
という演奏をする人もいれば,
独自の演奏をする人もいます。
有名で人気なピアニストも…
音楽の専門家からは蛇蝎のごとく嫌われている
なんて話もありますね。
なぜなら,楽譜を改変しているから,
といことらしいです。
まあ,素人にはわかりませんが,
それがその奏者の魅力なのかもしれません。
落語は…
枕の部分で如実に差が出るでしょう。
うまい噺家は…
枕から演目への流れがうまい。
気がついたら演目に入っているわけですね。
コンテンツとしては…
私のオリジナリティといえば,
カピバラ好き…
という話もありますが。
ただ,
哲学,考え方が
どれだけ表現できているか。
例えば,
コンサルタントという職業があって,
今の時代,ネットで調べれば
どんな答えでも出ている。
だとしたら,
コンサルタントの仕事は
もうないのではないか,
という考えがあります。
一部は確かにそのとおりですね。
ですが…
その問題を解決すための
「正しい質問」
を検索しないと,
正しい答えにはたどり着くことができず,
正しい答えにたどり着けなければ
問題は解決しません。
そして…
それが正しい質問かどうかを
判断することは,
ネットではできないのです。
それを,自ら判断できるようになるには,
やはり原理原則をしっかりと抑えて
おかなければならない。
…ということですね。
今日は,
コンテンツというものに対して,
非常にありふれた
当たり前の話をお伝えしました。
パーソナリティ,キャラクターを
確立した上で,
哲学を伝える。
これが,
今の時代において
コンテンツには必要なことなのです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?
ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。
ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。
毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。
午後5時過ぎに,
メルマガ読者限定記事を配信いたします。
特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。
今すぐ下記フォームよりご登録ください。