こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
今日はマーケティングマインド…
マーケティングを実践して成果を出すために
必要なことについて
かなりざくっとしたことをお伝えします。
マーケティングの極意は
手間をかけることです。
言い換えると手間さえかければ
精度は上がります。
どれだけ知識経験スキルを
持っていたとしても，
手間をかけなければ
マーケティングの精度は上がりません。
それだけ集客で空振ったり
売上が上がらなかったり…
クレームが増えたり
顧客が離脱したり…
という事態になっていくのです。
では手間をかけるとは
どういうことを言うのでしょうか。
今日はひとつだけ例を紹介します。
最近改めてやはり手間を掛けなければ
いけないんだなと…
思うことがあったのでお伝えします。
最後までお付き合いください。
スイパラ初体験
ちょっとしたきっかけで
あるお祝いに「スイーツパラダイス」という店…
いわゆるスイパラに行くことになりました。
スイパラとはスイーツ系の食べ物が
食べ放題のお店です。
別の表現をするならば
スイーツに特化した
ビュッフェとでも言えば
いいのでしょうか。
スイーツ以外のものもあるにはあります。
具体的には
カレーとパスタあとサラダとかでしょうか。
私はスイーツは好きでも嫌いでもなく
あえて言うなら，和菓子系の方が
好きなので…
このような洋菓子系の
スイーツがいっぱいのお店には
さほど興味は湧かないのですが。
まあ，これも何かの体験だと思って
今回お祝いの席に同席するということで
行ってみることにしました。
ただ，正直気が進まないのは確かです。
なぜなら，
どう考えても若い女性ばっかりが
集まってそうな気がしますからね。
その時に，
一人ではないとは言え，
私みたいな，いい歳したおっさんが
入って言ったらそれだけで
闖入者扱いされるかもしれません。
率直に言って，おっかない。
それはさておき。
予約当日に待ち合わせをして
行ってみたところ…
もうお店の入口からして
どぎついインク色でお出迎えです。
この時点で
かなり心が折れかかったのですが。
意外にも…
そっと窓から中の様子を
伺うと…
もちろん，
圧倒的に若い女性が多いですが
男子学生2人組も，ちらほらいます。
男女比が8対2ぐらいでしょうか.
イメージとしては
どう考えても10対0か…多くても9対1…
男性客がいるときには
必ず女性客とセットだろう…
と思っていましたが，意外にも男性だけの
組み合わせが，
「数えるほど」
いたのには驚きでした。
早速，予約時間になったので
店の中に入ってみて…
パスタをつっついたり
「辛口カレー」
と言う名の甘口カレーを
味見してみたり…
コーヒーをすすったりしながら
のんびり私は過ごしていたのですが。
そっと店内の様子を伺ってみると…
もちろん女性が多いのは確か。
制服を着た女子学生らしき
集まりも何組かいて…
価格帯的に学生には結構な金額かな，
…と思ったのですが，
どうやら学割もあるようですね。
すると，
驚いたことに男性客が一人で
入ってきました。
スーツを着てネクタイを締めた
普通のビジネスマンです。
一人で入って，
ケータイをつっつきながら，
黙々とカレーを食べ，
パスタをおかわりし…
スイーツを食べて帰っていきました。
つまり…
男性一人でも入ってこれるような
お店なんだなということで
非常に驚いたのです。
だからといって私
一人で行こう，
などとは思いませんけどね。
牡丹餅，どら焼き，かりんとう，麩菓子，蕎麦ぼうろ食べ放題，
抹茶飲み放題…
などというお店だったとしたら
かなり惹かれるものはありますが…
<参照>
マーケティングの極意
さて。
この話から改めてわかるのが，
やはりマーケティングの極意は
いかに手間をかけるかどうか
…ということです。
上述の通りスイパラ…スイーツということで
イメージ的にはケーキなどの甘味を提供するお店であり
甘味を好むのは
一般的に女性が多い。
というところからどうしても
客層がほぼ女性のみ…ぐらいの感覚で
女性ばかりのお店だと
思っていたのですが。
男性客だけの組み合わせもあれば
男性客一人で来店もあったということです。
これが非常に意外だったのです。
そしてこれは
実際に店に行く前の
イメージでは分からなかったことです。
実際に店に行って，
私が現場で見て体験したからこそ
そういった男性一人でも
来られるようなお店だった
ということが分かったわけです。
もちろん，
お店のマーケティングとして
女性をターゲッティングしてるでしょうけど。
…言い方を変えるならば，
男性に「おねだり」して連れてきてもらおうと思った時に
男性が嫌がったとしても
「男性客も来ているんだよ」
ということで女性の来店に
つなげることができるかもしれません。
今回，別にスイパラのマーケティング
ということではなく
現地に行って見て体験しないと
分からないことが多いという話でした。
マーケティングで失敗する要因
昔はよく見たものの
最近はさすがに減ってきたものとして
企業ホームページの Q & A ページです
その中の質問に
御社の商品が素晴らしくて欲しいと思うのですが
どうやって手に入れたらいいのでしょうか。
値段が安くてすごく手頃だと
思うのですが何でこんなに安いのですか。
などといった自画自賛，自作自演，
言いたいことを自分が言っているだけのような
FAQ があったのを
あなたも見たことがあるでしょう。
このように
自己陶酔型マーケティングがうまくいかないのは
当たり前ですが。
ここまで行かずとも
多くの企業がマーケティングを
推測と希望的観測で行なっている
ということです。
おそらく，こうだろう，
こうだったらいいなぁという
希望的観測を，
そのままマーケティングに持ち込んでしまうのです。
見もせず
調べもせず
勢いと
「なんとなく」
だけで進めて
「おそらく反応が取れるだろう」
と，キャンペーンを展開。
盛大に空振って終わる…
ということはよくあることです。
これがマーケティングの大きな失敗要因
ということです。
手間暇を掛けて調べもせず
推測と希望的観測だけ，
机上の空論で終わらせてしまうだから
マーケティングがうまくいかない。
言い換えると
そういったものに
手間をかければかけるほど
マーケティングの精度が上がるのです，。
マーケティングは
才能や能力ではなく
どれだけ手間をかけられたかどうか。
これに尽きます。
ですので
私よりも
きめ細やかにマーケティングリサーチをする，
私よりも成果を出す，
私よりもマーケティング歴が短い人は
いくらでもいるのです。
これがマーケティングで成果を出すということです。
推測意見などで
進めてはいけません。
私がこれまで何度もやってきて
しまったのであなたは
やらないようにぜひ心がけてみてください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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