売る側も顧客も不幸にしない商売の最初の一歩は何か

売る側も顧客も不幸にしない商売の最初の一歩は何か

売る側も顧客も不幸にしない商売の最初の一歩は何か
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

昨日は,
至極当たり前の話をしました。

 

商売とは

 

売ります
買います

 

が合致して初めて成立する,
という話です。

 

一部の法律や
特殊な契約は当てはまりませんが…

 

稀な例外は除いて,
これが基本です。

 

 

基本の上に
何を「乗せていったら」
いいでのしょうか。

 

 

どうせなら,
売る側も買う側も,
お互いにストレスフリーで
ありたいですよね。

 

その観点から,
今日も基本的な話に終始して
お伝えしていきます。

 

つい忘れがちな内容です。
確認するつもりで,
最後までお付き合いください。

 

 

 

不幸を防ぐ前提

 

 

昨日は,
いわゆる
「二郎系」
と呼ばれるラーメン店の話でした。

 

 

では,
二郎系とは何か。

 

精確な定義は
私もよくわかりませんが…

 

 

ものすごい量を
提供する
「ラーメン二郎」
という店のスタイルを
パクリ…もとい,
インスパイアした店のことでしょう。

 

もちろん,
ラーメン二郎は本家本元ですから
そこは
「二郎系」
とは言いません。

 

 

特徴としては,
とにかく量が凄いこと。

 

他にもあるのもしれませんが,
ラーメン好きな私も,
あまり詳しくはないです。

 

 

つまり,
私が基準となってしまいますが…
ラーメン好きであれば,

 

 

「二郎系」
という言葉が何を意味するか。

 

特に,量が凄い…
ということは
ある程度知っているということです。

 

 

つまり…
いわゆる
「二郎系」
と呼ばれるラーメン店には
その大量のラーメンを完食できる
前提の人以外は来店しない「前提」が
出来ています。

 

実際,
私自身,10年以上前に,
いきつけのラーメン屋で
「二郎系メニュー」
というのが新商品で出ていたので,
試しに頼んでみました。

 

ランチに食べて…
かろうじて完食はしましたが,
翌日の夜まで
何も食べられませんでした。

 

私みたいな人は,
「二郎系」
のラーメン店には
なじまないようです。

憧れるし
行ってみたいとも思いますが,
ずっと憧れのままでしょう。

 

話を戻します。

 

 

「二郎系」
としておくことで…

 

私みたいな…
単にラーメン好きなだけの人が
行ってしまい,
満腹に苦しむという事態は避けられます。

 

また,
店側も,
無意味に残されても
残念な気持ちになるでしょう。

 

 

人によっては
「普通盛りすら完食できないのに
二郎系には来るな…」
と思うかもしれません。

 

 

店の人ではなく,
別の来客は思うかもしれませんね。

 

 

つまり,
「二郎系」
という前提があることで,
顧客も「住み分け」ができて,
望ましくない客の来店を
防ぐだけでなく…

 

客も,
無理に大量の麺を食べて,
体調を崩したり
しなくて済むということですね。

 

 

不幸を防ぐ施策

 

 

これは「二郎系」というカテゴリが
確立して,一定の年月を
経過しているから
成り立つ考え方です。

 

別のやり方としては
何があるのか。

 

有名な例では,
「蒙古タンメン中本」でしょうか。

 

 

非常に人気のお店で,
私も都内で受講したセミナー仲間と
一緒に食べに行ったことがあります。

 

階段までびっちり行列が出来てましたが…
混む時は,もっと混むのでしょう,
一緒に行った方はそんな反応でした。

 

 

では…
この「中本」とはどんなラーメン店か。

 

一言で言うなら,
激辛系でしょう。

 

 

先程の
二郎系が量が凄い店なら,
中本は,とにかく辛い。

 

つまり…
辛いのがだめな人は
来店しないほうがいいということです。

 

 

辛いのがだめな人お断り…
というよりは,
お店としては辛いメニューを
美味しく食べてもらいたいお店,
ということでしょう。

 

 

 

ですが,
もし…
凄い行列が出来ているラーメン店だから
「ここは美味しい店に違いない」
と,1時間くらい並んで,
ようやく店内に入ったら,
辛いものばかり…

 

実は辛いのはダメだった…
なんてことになったら,
お店としても,
逸品を楽しんでもらえず残念だし,
顧客も散々まった挙げ句に
苦手な辛いもの…というのは
大変不幸な話です。

 

それを理由に
口コミなどで悪評を流されたら,
店側もいい迷惑です。

 

 

ではこの問題。
どう解決しているのか。

 

 

写真がないので
お見せできないのが残念ですが。

 

 

大きな看板です。

 

 

看板が…
とにかく赤いのです。

 

 

行列の後ろの方からも
見えるような
唐辛子色をした,
真っ赤な大きな看板です。

 

 

唐辛子色の赤い看板を見て,
辛さを連想させることができれば…
辛いのが苦手な人は
去っていくでしょう。

 

それでいいのです。

 

 

もちろん,
今の時代は,
手元のスマホでいくらでも
検索できるし…
検索すれば,
辛い系の店だということも
すぐに分かるでしょう。

 

 

ですが,
検索すれば,の話です。

 

 

検索しない人も
いるかもしれないし…

 

あるいは,
簡単に検索できない時代から
伝わる「知恵」なのかもしれませんね。

 

 

まとめます。

 

商売の基本は,

 

 

売ります
買います

 

の合意です。

 

 

では…

 

ここになにか付加するとしたら,
そのひとつとして
「お互いが不幸にならない」
ことです。

 

 

そのために…

売り手は

「ウチの売り物はこうです」

ということを理解してもらい,
顧客が「それがいい」となれば,
お互いにいいですね。

 

 

辛いものが嫌いな人に
辛いものを食べて貰う必要などありません。

 

 

お互いに不幸になるだけです。

 

そうではなく,
辛いものが好きな人に
自信を持って辛いものを提供する。

 

これが,
お互いに嬉しいのではないでしょうか。

 

 

商売は…
「あきない」
などといいますが。

 

これを
「飽きない」
などと言う人もいます。

 

 

つまり,
短期ではなく,
長期で続けていくことが
商売の基本です。

 

長期で続けていくのに,
顧客に嫌われたり煙たがれたりする。
そんな売り方をしていたら,
とても長く続けられるものではありません。

 

 

顧客が
「選びやすいようにする」
ために何ができるのか。

 

それをわかりやすく伝える。

 

これを
別の表現をするなら
初歩のマーケティングとでも
言えるのではないでしょうか。

 

 

しっかりと,
自分の強みや価値を喜んでもらえる顧客に
商売できるようにしていきたいですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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