文章だけに頼らずに広告の反応を上げる基本要素

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文章だけに頼らずに広告の反応を上げる基本要素
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

今日は,コピーライターとしての立場から
考える…
コピーを使わずに成約率を改善する
方法について考えていきます。

 

キャッチコピーひとつ変えるだけで,
反応率が3倍とか5倍になった…
という事例は,
あるにはあります。

ありますが…
早々に起こることでも
ないでしょう。

 

当たり障りのない表現をするなら
「無難」
に改善していくにはどうしたらいいか。
コピーライティング「だけ」では
ダメということですね。

 

私も,
コピーライターのはしくれとして,
言葉だけで
がしがし注文が取れるようになればいい…
と思うのですが。

そうもいかないこともあるのです。

今日は,そんな話です。
以下,お付き合いください。

 

 

メニュー表で訴訟になりかねない話

 

 

自己啓発のセミナーやワーク,
修養のため…アメリカに3週間ほど
滞在していたときのことです。

 

 

日本人としては,
アメリカの食生活はいろいろと辛いですが,
日本食…とは別の問題で
苦労したことがあります。

 

言語の問題です。

 

 

私の乏しい英語力では,
レストランで食べたいものを注文するのも
苦労します。

 

 

その修養施設の近くに,
レストランが4店舗ほどあり…
基本的にその4店舗のどこかで
食べることが多かったのですが。

そのうち1店舗は日本人スタッフの

女性がいて…
彼女がシフトに入っている時は
日本語で注文できますが。

 

 

彼女がシフトに入っていない時や…
時間,地理的な問題で
そうはいかないこともあります。

 

彼女の勤務していたレストランは,
その4店舗の中でも,
一番,ホテルに近く…
一番,修養施設から遠かったからです。

 

 

仕方ないので…
手近なレストランに入ると…
これまた強面なスタッフがメニュー表を
渡してくれるのですが。

 

中身は,
英語がズラリ。

 

見ているとクラクラします。

 

 

英語が得意でない私も,
さすがに数字と$マークの意味はわかります。

 

そこから更に眺めていくと,
chicken
のスペルを発見。

 

チキン…鶏肉ですね。

 

まあ,無難にこれでいいか…と思い,
その強面の店員に,
メニューを指さして注文。

 

チキン料理が出てくることはわかっていても,
どんな物が出てくるのかは
さっぱりわかりません。

 

特に,胸肉は割と苦手な部位です。

 

ドキドキしながら待つこと…約30分。

 

出てきた料理を見て,
食べて…安堵しました。

 

以降…そのレストランに行くと…
毎回おなじものを注文します。

 

その強面の店員は…
店員と思っていましたが,
シフトリーダーか,責任者みたいな立場の
人だったのでしょうか。

 

いつ行っても,だいたい居ました。
そして…
「またコレか…」
みたいなうんざりした表情で
注文を受け付けて,去っていきます。

 

 

さて。
なぜこんなことになるのでしょうか。

 

 

日本では考えられない…
アメリカならではの事情があります。

 

 

日本だったら…
メニュー表にだいたいあるものが,
アメリカにはありません。

 

そう,
写真です。

 

理由はシンプル。
アメリカだと,
メニュー表に写真を載せると…
それと寸分違わずの完成品を出さないと
訴訟になりうるからです。

 

実際になった,という話も
あったようですね。

 

 

日本では…
そこまでの訴訟文化ではないこと。

 

そして
寸分違わず…とまでは言わずとも,
写真と実物との乖離が
少ない完成品を安定供給できることが
多いのではないでしょうか。

 

 

この写真…
写真は強いですね。

 

昔から,
百聞は一見にしかずと言います。

 

飲食店系のチラシで…
その完成品の写真を載せずに,
コピーライティング…文字だけで
集客,販売するとしたら
気の遠くなる話です。

しかも…
食レポみたいなコピーを書いても,
いろいろと微妙でしょう。

とりあえず写真を載せる。
これに尽きます。

 

日本が訴訟文化でなくて,
本当に良かったです。

 

 

写真の効果効能

 

もちろん,
写真の効果は,
飲食店系にとどまるものではありません。

 

いわゆるキャッチコピー…
見出しが,
本文の5倍読まれる,
なんてデータがありますが。

同様に,
写真…の下に書いた文章…
キャプションも,本文の3倍読まれるとか
5倍読まれる…といったデータもあります。

それだけ,
注意をひくことが出来る
素材だということですね。

 

そう考えると…
コピーライターとしては
文章だけで勝負したいところですが,
しっかりとセールスコピーを
仕上げるとなれば,
写真はとても大事な素材となります。

有効に活用していきたいですね。

なお,
動画に関しては,
話すと長くなるので,
また別の機会に紹介します。

 

 

…ということで,
郵便受けに入っていた…
チーズが糸を引いている,
黒背景に湯気が出ている…
いかにもアツアツなピザのチラシを

夜23時過ぎに見て,
何とも言えない気分になりながら…
今日はここまでにしておきます。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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