こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
寒いですね。
ずっと雨が降り続いています。
…15年ほど
道民やっていた身には。
12月に雨というのは
未だになれない感じはしますね。
暖かくしして
お過ごしください。
さて,
明日は…待ちに待った,
冬至ですね。
ということで,
冬至について
いろいろ語っていきます。
興味本位でお付き合いください。
15時半頃から暗くなっていく日々
なぜ,冬至を
「待ちに待った」
なんて言うのか。
理由はシンプル。
30代手前まで,
実家の埼玉県で過ごし…
そこから北海道に移住しました。
狭い日本とはいえ…
埼玉県と
北海道とでは
緯度が違います。
いつまで経っても
朝は明るくならないし…
何よりも,
午後15時半くらいから
だんだん暗くなっていきます。
個人的に,
夜という時間は静かで
好きではあるのですが。
でも…
15時半すぎから
くらくなっていく…というのは
大きな違和感と…
ある種の喪失感もあります。
その境目が,冬至。
冬至から,一日…
日が照っている時間が
長くなっていくので,
冬至を心待ちにするようになりました。
もちろん…その逆で…
夏至前ともなると,
朝3時半すぎくらいから
ほんのり明るくなっていきます。
その時間まで仕事をしていると,
何とも言えない気分になりますが,
それはまた別の話。
話を戻します。
冬至は
一年でもっとも日が短い…
ということは,
翌日から一日が長くなっていくことを
意味します。
そこで,
冬至を
「太陽が生まれ変わる日」
と捉え…
古来では,
世界の様々な土地で,
お祝いがなされたそうです。
古来日本においては,
冬至は太陽の力が一番弱まった日であり…
この日を堺に
力を取り戻し,蘇っていく…
と捉え…
陰が極まり
再び陽にかえっていく日ということで,
一陽来復
といって,運が向いていくる…
という考え方があったそうです。
冬至といえば…カピバラ…
…
の前に,柚子湯。
柚子→融通がきく
冬至→湯治
こんな語呂合わせから,
湯治に柚子湯に入る
風習がありましたが。
まあ…
上述の考えで遺訓ら,
運を呼び込む前の「禊」
みたいなものしょうか。
特に,
古来は,入浴を毎日行うわけでは
ないですから。
一陽来復のために,
身を清める。
という考え方ですね。
旬が冬の柚子は香りが強く,
強い香りのもとには邪気がおこらない
…という考えもありました。
だから,
冬至には
柚子湯なのですね。
決して,
カピバラの露天風呂に
柚子があると
映えるから…ではないのです。
まあ,
個人的には,
この時期は
カピバラが柚子湯で
くつろぐ様子が
テレビなどを通して拡散するため…
特に,
テレビでは嘘と欺瞞,
殺伐とした内容ばかりの中で
数少ない心安らぐ内容として
放映されるのはとても素晴らしいことでしょう。
なぜ柚子湯に入るのか
個人的には,
カピバラと一緒に
柚子湯に入りたいところですが,
残念ながら,
カピバラと一緒に入浴できる施設は
ありません。
※那須どうぶつ王国に
「カピバラ温泉」
はありますが…
カピバラを眺めながら温泉に入る
ことができるだけです。
なので,
私もめったに沸かさない風呂を沸かし,
柚子湯にしたいところですね。
そして…
あなたにも柚子湯をオススメします。
なぜか。
このような文化風習。
柚子湯に入ると,
風邪を引かない。
という考え方。
だから「だけ」ではありません。
今日は何月何日なのか。
この「時間感覚」の話です。
時間は過去から現在,
未来につながっていくものですが…
気がついたら
一日が終わっている…
という体験,ないでしょうか。
気がついたら
日が暮れて
気がついたら
夜が明けて…
気がついたら
年が明けて…
どんどん時間は流れ…
気がついたら白髪が増え,
気がついたら顔のシワが増え
気がついたら体が衰え…
その先に,
どんどん,人生に残された時間は
少なくなっていきます。
人に与えられた時間は,
未知数であり
その残量を知ることは
基本的にはありません。
その中で…
一瞬で過ぎ去っていく
時間を捉え,
人生を謳歌するには…
どれだけ
時間…今を大事にできるかどうか,
ではないでしょうか。
とはいえ,
現実的には昨日も今日も明日も
やることいっぱい。
だから…
そこかでどんどん流れていく時間を
掴まなければなりません。
その一つの方法として,
柚子湯に浸かり…
一息つく。
お手軽な方法ですよね。
あなたが,忙しけば忙しいほど…
ぜひ,柚子湯につかって
くつろいでみてください。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平