警告のトリガーの正しい使い方と正しく使える人

警告のトリガーの正しい使い方と正しく使える人

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

昨日は,
警告の心理トリガーを使うことが
いかにリスクが高いか…
そのリスクの正体に踏み込んで
解説しました。

 

 

ただ…
それでも,しっかり警告のトリガーを
「使いべき」立場の人たちも
います。

 

今日は,その点の解説を
していきます。

 

 

不用意に警告のトリガーを
濫発したり,
間違った使い方をすると,
憎悪されます。

 

 

…が。

 

正しく,適切に使うことで,
感謝され…もっとシンプルに言うならば,
成約率があがり,
かつ…リピート率,顧客生涯価値も
上がっていきます。

 

なぜなのでしょうか。

 

以下,最後までお付き合いください。

 

 

飛行機で爆睡しているとどうなるか

 

 

私は,
飛行機に乗る時,
なるべく最後列の席を
取るようにします。

 

 

後ろにいると,
シートを蹴飛ばさることが
よくありますからね。

 

狭い機内ですので,
やむを得ない側面はありますが,
寝ている時にやられると,
ものすごく不愉快です。

 

 

それを回避するシンプルな方法は,
後ろに誰もいないことです。

 

もっとも,
後ろは小さな子がいる親子が
席を取る確率も高いので,
かなりハイリスクでもありますが。

 

後ろに誰もいないと,
心置きなく
リクライニングを使用できます。

 

ほぼ垂直だと寝づらいですが,
少し角度が着くだけで
格段に寝やすくなります。

 

狭い機内,
下手に何かをすると酔うリスクもあるので,
飛行機の中は寝て,
時間をかっ飛ばすのが効果的。

 

 

ただし,
爆睡すると,起こされます。
なぜか。

 

リクライニングを倒しているからです。

 

着陸に向けて
降下を開始した状況で,
リクライニングを戻さないと,
CAに起こされ,戻すように指示されます。

 

 

当たり前ですね。
これが
航空機の安全運航のために,
数々の訓練を受け続け実践する
CAという立場と職業上の役割に
基づくものだからです。

 

このことに腹を立てる人はいません。
いたとしたなら…
飛行機に乗ってはいけないでしょう。

 

 

でも…
パッと見,柄が悪そうな人もいるし,
寝起きは機嫌が悪い人もいますよね。

CAでもキャリアの浅い
若い女性とかは…
私みたいな得体の知れないおっさんを
起こすのは…怖いでしょうね,きっと。

 

でも,躊躇などしていられないでしょう。

 

 

さて。

 

このCAの対応が,
警告のトリガーの考え方とそっくりなので,
例に出しました。

 

 

 

警告のトリガーを使う覚悟

 

 

相手にとって
大きな不利益を被る可能性があり…
それを避けるための
知識経験スキルを持っている立場の方が…

 

 

真摯に相手のためを思って,
警告を発するのが…
唯一の最適解でしょう。

 

そして…
その結果として,
10人中,9人が…
その警告を煩わしがったり
うっとおしがったり…
それこそ,敵対行動をしてくるかもしれない。

 

 

それでもなお,その伝わるかもしれない
1人のために,
警告を発する。

 

 

そこまでの覚悟があればこそ,
警告のトリガーというものは,
極めて効果的に発動するのです。

 

 

 

右に倣え…が楽だけど

 

 

具体的な人名…
固有名詞は出しませんが。

 

世の評論家のほとんどが,
テレビ局やらその上の存在に
忖度し…同じようなことしか言わない中で…

 

自分の名において,
自分のこれまでの研究と活動,
知識経験…すべてを懸けて…

 

「本当に正しいと思うことを発信する」

 

人がいます。

 

 

実際,
この方の,これまでの蓄積してきた
知識経験スキルがあれば…
右に倣え,でも十分にやっていける…
はずなのですが。

 

それでもなお,
忖度せずに,その人にとって
「本当に正しい」
と思うことを発信し続ける。

 

結果として,
「期待外れに終わる」
こともあるにはありますが。

 

でも,
その方の言うことを信じられるのは,
「一貫性」
にほかなりません。

 

 

警告のトリガーとは,
その人の人生の生き様による
一貫性がなければ,
効果的に発動しません。

 

逆に…
一貫性に基づいて,
本気で警告しようと思って
警告していると…
何が起こるのか。

 

卓越した存在になるのです。

 

 

他の誰でもない,
「その人がいうことだから」
信じるようになるのです。

 

 

もう一度繰り返します。

 

一貫性があれば
伝わるものではありません。

 

それでもな,
10人中9人には伝わらず,
うっとおしがったり
嫌われれる可能性もあるのです。

 

そこまでしてなお,
警告のトリガーを使うのか。

 

 

適切に使えば…
その10人中1人に対して
卓越した存在になれるのです。

 

マーケティングって,
そういうものですよね。

 

マスマーケティングならともかく,

 

本当に一握りの,
自分にとって最適な方と出会って
つながって仲良くなるための活動が,
小さな会社のマーケティングなのです。

 

 

最後に。
あなたが,今後
「警告のトリガー」
を使った広告を見たら…
ぜひ,率直に「推し量って」
見て下さい。

 

この広告主は,
本当に自分の一貫性に懸けて,
警告をしているのだろうか。

 

見込み客の窮地を見て見ぬふりせず,
痛みをさけ,より良い未来に導こうという
誇りと覚悟で警告を発しているのだろうか…
と。

 

 

上述では,
真摯に一貫性に基づいて警告のトリガーを
発信しても,
本当にその真摯さが伝わるのは10人に1人も
いない…なんて言いましたが。

 

同じように,
真摯に,自らの一貫性,生き様に懸けて
警告のトリガーを発している広告主も…
まあ,10件に1件もないでしょうね。

 

だから…
あなたが警告のトリガーを見かけたら,
推し量ってみて下さい。

 

その10人に1人もいないような側に
該当する広告主だったら…
長く良いお付き合いができるでしょう。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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