生き様をマーケッターにシフトした「二行の文」

生き様をマーケッターにシフトした「二行の文」

生き様をマーケッターにシフトした「二行の文」
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

今日は,先日頂いた質問に
お答えする記事にします。

頂いた質問はこちら。

全文引用すると,
間違いなく話が逸れそうになるので,
一部省略。

 

 

(前略)

私は、行政書士として開業して5年目になりました。

50代から勉強して、資格を取得して開業致しました。
が、これほど集客が難しいとは・・・。

相続・遺言書をメインにやって参りました。
そこそこ?業務が出来るようになったので、
次は集客、マーケティングの勉強を始めたばかりです。

(中略)

私は、マッケーターになられた理由がお聞きしたいです。
売る技術!!必要ですよね。

 

 

コメント&ご質問,ありがとうございます。

また,
質問への回答が遅くなり
失礼いたしました。

 

今日は
この質問に大上段から
回答していく内容にしていきます。

 

お題としては…
マーケッターに憧れ,
実際にマーケッターになる魅力の正体
とでもしておきましょうか。

 

 

私が資格取得前は,
開業すれば年収1000万も夢ではないと言われた
合格率2.3%の国家資格。

 

 

資格取得中に,権限が増え,
一部ですが法廷に立てるまでに
なりました。

 

それを捨てて
なぜマーケッターをやっているのか。

 

割と生々しく書いていきます。
以下,お付き合いください。

 

 

資格ビジネスの未来

 

 

 

そもそも,
士業からマーケッターになった
きっかけと考え方は,
プロフィール(代表者紹介)に書いてあります。

 

 

そこで書いてあることを
もう一度書いても仕方ないので,
今日はマーケッターとしてみた場合の
資格ビジネスについてです。

 

 

私が現役の頃体験した
実際の出来事としては…

 

 

知り合いの経営者が
会社を移転する…というので,

 

 

「本店移転の手続き,お受けしますか?」

 

と尋ねたところ,

 

 

「そんなもの,雛形がいくらでも
ネットで転がってるし,
わざわざ頼むことのほどでもないでしょ」

 

とのこと。

 

 

わかりやすいですね。

 

 

すべての資格ビジネスが
当てはまるわけではないですが…
書類作成系だと,
まあ,こんな感じでしょうか。

 

毎月の経理の領収書貼り。
あれ面倒ですよね。
だから,誰かに頼む。

 

ただ,
その作業自体に,
価値もなにもあったものではない。

 

同じように,
この手の法務手続きも,
やらなければいけないから
やるだけであって,
それ自体が面倒なものでしかない。

 

その面倒で億劫なものを
肩代わりすることで,
手間が時間が浮く。

 

 

それが,
この手の代行ビジネスの本質です。
そして,資格ビジネスとは,
その代行が資格で保護されているだけ。

 

つまり,
本人が片手間であっという間に
処理できてしまうなら,
代行する必要はありません。

 

具体的には,
上述の例だと,
本店移転の登記申請書だったり
各種議事録などを作成するのに,
その雛形がネットにいくらでもあるのです。

 

そして…
これから先AIがますます技術発展していくことが
想定されます。

 

人間 vs AI

 

 

では,この資格ビジネスにおいて,
人間はAIに対抗して勝ち残っていくことは
できるでしょうか。

 

 

かなり適当な数字を言います。
勝率2割です。

 

 

上述のような
単なる代書屋では,
AIどころか現状のネットですら
太刀打ちできません。

 

 

よく言われる「80対20の法則」的に考えるなら,
この士業界隈の8割がこんなものでしょう。

 

 

業界市場の売上の2割を
この代書屋8割で取り合うようなイメージでしょうか。
完全にコモディティ化してやっていけません。

 

 

だからこそ,

 

 

高価格,高付加価値…
かつ,欲求を掻き立て,
またお願いしたい!と
思ってもらえるようにならないと
残り2割に入り,
生き残っていくことは出来ません。

 

 

逆に言えば,
8割が単なる代書屋の雑魚ですので,
相応の努力をずっと継続していけば,
十分に生き残っていけます。

 

 

つまり…
私は,その十分な努力を
つぎ込むほど,
資格ビジネスに魅力を
見いだせなくなった。

 

<参照>

 

 

 

 

だから,
資格ビジネスをやめて,
マーケッターになったわけです。

 

 

 

生き様を変えた二行

 

 

マーケッターとは,
職業であると同時に,
人としての在り方です。

 

つまり,
資格ビジネスをやっていても,
マーケッターとして在ろうとするなら,
マーケッターです。

 

○○士を名乗るか,
マーケッターを名乗るかは本人の自由です。

 

私は,
資格ビジネスやっていたある日,
マーケッターという在り方に出会い…
マーケティングスキルを磨き…

 

資格ビジネスに
マーケティングを適用,集客できるようになり,

 

 

プロフィールに書いたような出来事を経て
資格ビジネスをやめてマーケッターになりました。

 

 

今回…
いただいた質問をきっかけに,
マーケッターという生き方に出会い,
マーケッターという生き様に憧れ
その道をあるき始めたきっかけは何なのか。

 

 

質問をいただいて2日ほど
ずっと考えていましたが。

 

やはり,この2行でしょうか。

 

 

 安定とは、焼け野原でも紙とペンがあれば、
 翌日から稼げる能力である。

 

資格さえあれば,
これから先もずっとやっていける…
と思って独立開業して…
全くならない電話,毎月みるみる減っていく
預金残高を前に出会ったのが,この言葉。

 

全文引用します。

 

 キーワード:
 安定とは、焼け野原でも紙とペンがあれば、
 翌日から稼げる能力である。

 解説:
 これからの安定とは、
 どれだけ変化に対応できて、生き残っていけるかだ。

 戦争がおこって日本が焼け野原になっても、
 紙とペンさえあれば、翌日には現金を稼げる
 才覚を持つ人が、一番安定している。

 売れるスキルと収入は直結する。売れるスキルを身につけよう。
  –「仕事のヒント」神田昌典365日語録–     No.322

 

 

 

国家資格者であれば…
誰もが感じることであり…
ほとんどの人が見て見ぬふりしているのが,

 

「資格が無くなったら食っていけるのか」

 

ということです。

 

一つのミスで,資格剥奪,廃業…
というのが容易に起こりうる世界です。

 

免許証の偽造を見抜けなかった。
本人確認で,他人のなりすましを見抜けなかった。

 

定期的に送られてくる
会報の中にある,
懲戒事案の,
資格が剥奪された事件の
詳細を見て…

 

自分も,
いつかこうなる日が来るかもしれない。
来たら,どう知ればいいのだろうか。

 

 

このはじめの2行に出会ったときが…
マーケッターへの入口であり,
解決策でもあります。

 

この展開の早い時代において…
今のままビジネスができるかどうか。
いつまでできるかもわかりません。

 

ですが…
どんな時代においても,
変わらずに通用する力。
マーケティングであり,
それが何よりも魅力です。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください