「売れないものは売れない」のウソホント

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「売れないものは売れない」のウソホント
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日,
少し触れましたが…
世の中には,

「売れないものは
どうやっても売れない」

というものがある。

…なんて話をしました。

 

はたして
これって本当なのでしょうか。

 

売り方,考え方次第では
「そんなことはない」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

以下,
私の考える一つの結論です。
お付き合いください。

 

 

 

2つの論点

 

 

この

「売れないのは誰がどうやっても
売れない」

という問題。

 

 

向き合って掘り下げていく中で
2つの論点が出てきます。

 

 

ひとつ目は…
これは私がマーケティングを
学んでいく中で
出てきた話のひとつです。

 

 

私が
マーケティングを学び始めて
間もない頃の話。

 

 

その時に,
あるセミナーコンテンツだったでしょうか。

 

そのひとつに,

 

「優れたマーケティングであれば
どんなものでも売れる」

 

という教えがありました。

 

ひとつの考え方が
頭の中に入り込み,
それが観念化すると,
これはまた厄介な話ですね。

 

 

なにせ,
観念化してしまうと,
それが「当たり前」になってしまい,
自分でも気づかないのです。

 

 

私が出会ったこの教え。
私の中で観念化してしまい,
「当然の前提」
として成り立ってしまいます。

 

 

当時のこの教え。
実際には
マーケティングではなく
コピーライティングなのですが。

 

実例として,
セールスコピーだけで,
不動産を販売して,
成約している実例を出した上で
教えているのです。

 

当時の私は,

「コピーライティングって
本当に凄いな」

と,鵜呑みにしてしまいました。

 

では,
この教え。
ウソなのでしょうか。
ホントなのでしょうか。

 

 

もうひとつの論点。

 

 

売れなかった時に,
それは
売れない商品だから売れないのか。
それとも,
単に私の実力が劣っているから
売れないのか。

 

…という点です。

 

特に,
実力が低い当時であれば,
この見極めが本当に難しい。

 

まして…
私は,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムと直接合って,
話をして,
教えを受けているのです。

 

 

私の脳裏には,
マーケティングの「神」みたいなものとして
常に彼の存在があります。

 

 

つまり,

「私の実力では売れないだけで,
ジェイなら難なく売れるのではないか」

だから…

「売れないものは売れない」

のではなく,
単に私の実力では売れないだけ。

 

 

だから,
もっともっともっともっと…
私はマーケティングの腕を磨かなければならない。

優れたマーケティングであれば売れなものはないし,
売れないなら,それは私の実力不足である。

 

 

ずっと,
この考え方が脳裏にあったので,

 

「売れないものは売れない」

 

ということに気づけなかったのです。

 

 

 

売れないものは売れないの真実

 

 

そして,
ここまでの考え方を裏返すと,
真実が見えてきます。

 

あまりにも身も蓋もない
切り口ですが。

 

「では,ジェイに依頼すると
いくら掛かるのか」

 

ということです。

 

 

世界ナンバーワンの実力です。
報酬も世界ナンバーワン…
かどうかはともかく。

 

具体的にいくら,というのは
現在のレートでは
よくわかりませんが。

 

とんでもない額である,
ということは想像に難くないでしょう。

 

 

私だと実力が足りない。
ならばジェイならば,売れるのか。

 

きっと売れるでしょう。

 

ジェイに限らず
世の中には,
本当に優れたマーケッターは
何人もいます。

 

私には無理でも,
彼らなら売れるでしょう。

 

また,
世の中には
いろんな考え方の人がいます。

 

ある人にとっては
ゴミよりも価値がないものでも,
別の人には宝物であることも
よくあることです。

 

 

つまり…

 

100人中99人が
「ゴミ」
と言ったところで…
100人中1人が
「宝物」
と言うなら…

 

その1人を見つけて売れば
売れるのでしょう。

 

マーケッターとしての腕は…

 

それが

100人中1人を見つけられるのか
1000人中1二を見つけられるのか
10000人中1人を見つけられるのか

…という差が出てくるのかもしれません。

 

その上で言えるのは…

 

「そこまで手間暇コストを掛けて
売ることはできるのか」

ということです。

昨日紹介した事例では,

 

飲食店向けに
ある機器を売る
という話でした。

 

 

飲食店向けにの
コンサルティング経験が豊富な
友人にリサーチしたら,

 

「ガジェット好きな人なら
売れるかも」

「自分なら買わない」

 

ということでした。

 

つまり,

 

粗利…利益率が低い
飲食店業界において,
それだけの
「贅沢」
すなわち,
ガジェット好きだから
買おうと思ったら買える
飲食店オーナーを探せば
売れるのです。

 

おそらく,
他事業展開しており,
他の事業で高粗利を稼いでいて,
飲食店経営では
低粗利でも十分にやっていける。

 

なおかつ,
ガジェット好きな人を探せば
売れるのでしょう。

そんな人は
「いない」
とは言いませんが。

そんな人は
「何人」
いるのでしょうか。

 

そんな人を探し続けて,
「ビジネスとして継続可能」
すなわち売り続けられるもの
なのでしょうか。

 

 

基本的に,
機械ですので,
そうそうリピートはしません。

 

 

数年も使えば壊れるかもしれませんが,
新しもの好きのガジェット好きな人が
好奇心を満たすために買う,
という切り口で売るなら…
リピートはしないでしょう。

 

ここまで掘り下げれば
結論は明らかです。

 

 

マーケティングのちからであれば
どんなものも売れないものはない。

 

これは真実だとした場合でも。

 

それがビジネスとして採算ベースを
維持できるほどのものである
とは限らない。

 

ということです。

 

一言で言うなら,

「割に合わない」

です。

 

 

この割に合わないものを
なんとしてでも売ろうとする。
それには無理があります。

 

この状態を指して,

 

「売れないものは
どうやっても売れない」

 

のでしょう。

 

それでも
なんとしてでも売りたいなら,
ジェイ,もしくは彼に匹敵するような
優れたマーケッターに依頼すればいい。

 

きっとその方は…

 

「自分な売れなくもないけど,
割に合わないので
依頼はお断りします」

 

とでも言うのではないでしょうか。

 

 

本当は,
この台詞を当時の私が
言わなければならなかったのでしょう。

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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