集客できていないと品質に疑いが持たれかねないという話

集客できていないと品質に疑いが持たれかねないという話

集客できていないと品質に疑いが持たれかねないという話
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は…
いつも通り,
普通に歯科医に行ったら,
突然,歯を1本,抜く羽目になり,
とても調子が悪いです。

 

なので,
そこで感じたちょっとした話をお伝えします。

 

嘘をつくのは良くないですが,
嘘にならない程度に,見栄を張る必要はある。
そんな話ですね。

 

 

以下,軽く読み流す感覚で
お付き合いください。

 

 

歯の痛みが収まらない身も蓋もない原因

 

 

予約どおりに,
歯科医に行って,
治療を受け…

 

 

でも,ちっとも痛みが収まりません。

 

歯が痛い時でも…
歯科医に行けばなんとかなる。
…という感覚は,心の何処かにあったのですが。
ここ数回,通院してもまったく収まらない。

 

食べていても痛いし,
歯を磨くと,口の中がものすごく血まみれになる。

 

そんな今日も,
歯科医に治療を受けに行き…

 

ずばり,
尋ねました。

 

 

「今,処置している歯の手前の歯,
どうにかなっていませんか?」

 

 

まあ,
毎回,処置している歯とは別の歯に
不具合があるなら…
何度通っても,改善しないでしょう。

 

毎回,痛い…
痛みが取れない…

 

という時に,
他の歯に原因がある…ということを
考えられないということは,
その歯科医の腕が悪い…ということかどうかは
私にはわかりません。

 

私が…例えば,

「集客できない」

と相談を受けた時に,
成果につながらないのは本当に
集客が原因なのか。
セールスに問題があるのかもしれない。
そもそも,商品やサービスに…

 

など,様々な可能性を考えながら
原因を突き止めていくことはしますが。

 

歯科治療とマーケティングのコンサルティングは
同じではありませんから,
比較はできないでしょう。

 

ただ,
ようやく,別の歯に問題がある,
という原因を突き止められた事自体は
安堵です。

 

 

虫歯ではないまったく別の問題で,
歯が割れてしまっており,
抜かざるをえない状況になっていたのは
極めて残念ですが。

 

 

抜かざるをえない…という
診断に対して…

 

私は

 

「失礼ですが,はっきり尋ねます。
これ,他の歯科医に行っても
見解が分かれるという可能性はないですか?」

 

ない…という回答なので,
諦めて抜きました。

 

確かに,ものの見事に真っ二つに
割れており…
まあ,しかたないですね。

 

 

さて。
ここまでを前フリに,
今日の話に行きましょう。

 

 

この台詞を患者に言わせてはいけない

 

 

 

「失礼ですが,はっきり尋ねます。
これ,他の歯科医に行っても
見解が分かれるという可能性はないですか?」

 

この質問を
目の前の歯科医師に尋ねたとところで
まるで意味は無いでしょう。

 

つまり…
質問の形をしているだけで,
実質的な意味は,

 

 

「あなたの治療技術は信用できません。
本当に大丈夫なのですか?」

 

 

と,いう意図を
間接的に伝えていることにほかなりません。

 

 

まあ,
失礼と言えば失礼ですが,
プロとしては,
患者にそこまで言わせている時点で,
いろいろと問題ではあります。

 

 

ここでのポイントとしては,

 

「実際の,治療技術レベル」

と,

「相手(患者)が感じる技術レベル」

 

は,
必ずしも一致しないのです。

 

 

 

非常に技術が卓越している
凄腕の歯科医師であっても…

 

言動や振る舞い次第で…

 

「この先生,
ホント大丈夫なのだろうか,
心配だな…」

 

と思ってしまうのです。

 

 

その先が…
リピート率に直結するのです。

 

私は今回,
一連の治療の途中だったから,
そのまま同じ歯科医に通ってますが。

 

いったん,
治療が一通り済んだ後。

 

後日,
またこの歯科医に来るかどうかと言えば,
まあ,何とも言えない。

 

そう,
この何とも言えない…
と思わせている時点で,
リピートに影響が出てしまっているのです。

 

 

では,
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

いろんな考え方,やり方はありますが。

 

 

 

閑古鳥を見せるな

 

 

今回,
感じたことと言えば…

 

 

平日の夕方の予約で
来院したら…
駐車場に車はゼロ。

中の待合室も,
患者はゼロ。

 

診察券を渡したら,
ものの数秒で
中の診察室から呼ばれ…

中に入ってみると…

 

助手やら衛生士やら…
この辺の区別はよくわからないのですが。

 

女性が4人,
輪になって…雑談していました。

 

 

なかなかの盛り上がり様が
伝わってきました。

 

 

私はマーケッターですので,

 

品質(ここで言う治療技術)と
集客レベルは,直接相関関係にはない,
ということはわかっています。

 

腕がひどくても
集客の達人であれは…
待合室は,人で溢れている…
ということもできなくはない。

 

逆に…
凄腕でも,
閑古鳥が鳴いている
医院というのもある。

 

が。

 

閑古鳥が鳴いている様子を見せることで,

 

「この歯科医院,大丈夫なのだろうか」

という不安を抱かせてしまうのではないでしょうか。

 

 

 

 

見栄を張らなければならない話

 

 

 

今では国内最高峰の
あるコンサルタントの話。

 

 

でも,昔はまったく売れず
本当に苦労した…ということが
著書で赤裸々に書かれています。

 

そこで書かれていたのは,
やっと問い合わせが来た時に…

 

仕事はないので,
いつでも暇です。
暇ですが…

 

すぐにでも対応したいのですが…

 

そこでぐっと歯を食いしばって…

 

「明後日なら時間の都合はつきます」

 

 

と返答したそうです。

 

これが,見栄を張る…
というちょっとした話です。

 

さて。
話を戻します。

 

歯を抜いて…
真っ二つになった歯を見て…

 

「まあ,仕方なかった」

 

…と思いつつ…

 

帰りに,精算を済ませ,
次回予約です。

 

受付の女性から,

 

 

「消毒したいので,
なるべく早めに来てほしい」

 

と言われたので…

 

私はそのまま

 

「直近だったらいつが空いてますか?」

 

と尋ねたら…
驚きの回答が。

 

 

「いつでもいいですよ?」

 

は…?

 

 

「明日でもいいんですか?」

 

と尋ねたら…

 

「明日は休診日です。
明後日なら何時でもいいです」

つまり…
前営業日の夕方になって…
翌営業日に全く予約が入っていない,
と言っていることに,
この受付の女性は気づいていないのでしょう。

 

また,いろいろ考えてしまいますね。

 

 

私が,
指導をするなら…

「ここで,いつでもいいですよ,は
いかにもヒマな歯科医院だ,
という印象になってしまう」

とした上で,

 

 

「なるべく早めに消毒したほうがいいので,
次の診療日,明後日午後は
ご都合いかがですか?」

と,はっきり言う方がいい…

 

とでも指導するでしょう。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください