マーケティングセンスを試すちょっとしたクイズ

マーケティングセンスを試すちょっとしたクイズ

マーケティングセンスを試すちょっとしたクイズ
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,
マーケティングセンスを試す
ちょっとしたクイズでお届けします。

 

まあ,
ひとそれぞれいろんな考えがありますので,
ここでは,アップスタッツが,私がどう考えるか,
ということですね。

 

 

私の見解を見て,
あなたがどう思うか。
それはなぜなのか。

 

そちらのほうが,よほど大事です。

 

では,
二択です。
あなたはどっちを選びますか?

 

 

 

輸出入ビジネスの話

 

 

輸出入といっても,
そんな派手で大規模なものではありません。

 

そもそも,
私も輸出入ビジネスに,
そこまでくわしいわけでもありません。

 

 

では,お題。

 

あなたは外国語が堪能で,
公私いずれも外国に行くことが多い。

 

さて,この前提において

 

1.海外の良いものを日本に輸入するビジネス
2.日本の良いものを海外に輸出するビジネス

 

この2択では
「やりやすい」
方はどちらでしょうか。

 

語学力とか,
過去の経験とかは
個人差もありますので…

 

冒頭で書いた通り,
「マーケティングセンス」
という観点から考えた時に,

 

多くの場合
「こっちのほうがラクだろ」

 

と思えるのはどちらでしょうか。

 

 

そしてそれはなぜなのでしょうか。

 

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

これ,できそう?

 

 

昨日の記事で,
桜の話を書きました。

桜はなぜ綺麗なのでしょうか。

<参照>

コメントを頂いたので,
紹介します。

 

 

日本人が日本人であるが故に美しいと感じたり、
そこに何かしらの価値を見出せること、
そこに何とも言えない畏れのような偉大なものを感じますね。

 

 

コメントありがとうございます。

 

そして…
このいただいたコメントが,
今日のお題の,
大きなヒントになっています。

 

 

さて…
桜が
「桜であるが故に綺麗である」
と感じる理由。

 

いただいたコメントにある
「畏れ」
という感性。

 

これを
「感性レベル」
で外国人に伝えることは
できるでしょうか。

 

例えば,日本人なら

「おそれ」
という言葉でも,

「畏れ」と「恐れ」の違いは
言語化して人に説明できなくとも
感性ではわかる方が
多いのではないでしょうか。

 

日本の良いものは
海外にたくさん広まっています。

 

日本の料理や食べ物は…
「おいしい」
という人間の欲求に直結するものですので,
それほど,理解を得る努力は必要ない。

 

日本の高性能な
様々な技術やアイテム。

 

これも,
「安全」だったり「コスト」という
欲求レベルに直結します。

 

安全面は簡単ですね。
コストでいうと
「高いけど,長い目で見たら安い」

 

わかりやすい例で言えば,
某半島国家が受注した,海外で橋梁建築。
安く入札した結果…建造中に倒壊した例があります。

 

某大陸国家による高速鉄道システム。
安全面…以前に,そもそもまともに完成していません。
やすさにつられて,日本から某大陸国家に
急遽,鞍替えした結果…国民に大きな失望感を与えた話は
あなたもご存知かもしれません。

 

その内容の詳細をここで紹介するのは
テーマからずれるので,気になる方は
調べてみてください。

 

 

話を戻します。
安全で,高性能。
壊れないが故に長く使える。

 

 

でも,
それは
「日本だから」
ではなく,
「安全」
だからであり,
「長い目で見て安くつくから」
売りやすいわけです。

 

 

そして…料理だったら,
美味しい,という欲求に直結するから
売りやすいわけです。

 

そうではない
たとえば雑貨とか,ちょっとしたガジェットとか…
そういったものを…
日本で良いとされているもの。

 

 

その
「良さ」
を実感するには…

 

かなり極端ですが,
桜の綺麗さを感性レベルで理解するかのように
難しいのではないでしょうか。

 

 

マーケティングセンスの話

 

センス…という言葉を使いました。
まあ,これもわかりにくい言葉ですね。

 

もうちょっと話をシンプルにしましょう。

 

日本人が,

1.日本人に売る(輸入)
2.外国人に売る(輸出)

という話になります。

 

そして…
マーケティングセンス,
で考えると,答えは明らか。

1番です。

 

マーケティングセンスと絡めて解説すると…

 

マーケティングリサーチにおいて,
その対象は,

 

1.顧客(ターゲット)
2.商品
3.競合

 

などとなります。

 

実際にリサーチするにあたって,
最も難しくて
最も大変なのは…

 

「顧客を知ること」

 

ではないでしょうか。

 

 

だからこそ,
日本人が,
輸出入ビジネスをするなら…

 

 

自分が日本人で,
日本人である,という
アドバンテージを活かすなら…
輸入…つまり,
日本人に売るほうが
よりラクです。

 

逆に,

「日本の良いものなら
海外でも売れるに違いない」

…という発想は,

 

ある意味,

「ウチの商品は良いから
売り込まなくても売れる」

的な,品質信仰に
相通じるものがあります。

 

 

今日の
「センス」
という観点で考えるなら…

 

一番難しいのは
顧客リサーチ。

 

顧客リサーチには,
当然に,その顧客が
生活する文化,風俗,伝統などの
「背景」
が前提にあります。

 

これを「頭で」理解するのは
本当に大変です。

 

でも…
同じ日本人同士なら,
そこまで大変ではないですよね。

 

 

…ということを,
理屈で順序立て…
なのか,
「なんとなく」
なのか,どちらでもいいのですが。

 

いずれにしても…

「日本人に売るほうがラクじゃない?」

と感じられるほうが,
より,マーケティングセンスがある,
という話でした。

 

だから,
それを逆手に取って,
現地や現地人のことをよく知っているから…と,
強みを活かすのも,ありですが,
細かいことを言い出すとキリがないので
今日はここまで。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください