「ちゃんとする」をしてはいけない

「ちゃんとする」をしてはいけない

「ちゃんとする」をしてはいけない
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

世間では
ゴールデンウィークですね。

 

 

私は全くもって関係ないのですが,
今日はゴールデンウィークの
ちょっと先の話をします。

 

タイトルは,

「ちゃんとする」をしてはいけない

という話です。

 

このタイトルで
ピンと来る人は,
読む必要もない
当たり前の話ですね。

 

とはいえ,
せっかくですので
最後までお付き合いください。

 

内容は,
人材関係の話です。

 

 

ゴールデンウィークの後と言えば

 

 

五月病でしょうか。

個人的には,

五月ごがつ
なのか
五月さつき
なのかが気になるところですが,
どうでもいいですね。

 

私もあなたも,
自分自身では五月病について
何もどうこうなることはないでしょう。

 

 

そうではなく,
雇用した従業員が,
五月病で退職されたら
たまったものではない…という話ですね。

 

 

私は,
一部の心無い医療関係者とは
無関係です。

 

人は誰だって
なんとなくだるいこともあるし,
調子が悪いこともあるし
やる気がでないこともある。

 

そんな状態に
「病名」
をつけて,それがいかに問題であるか…
ということを喧伝して,
病院に通わせ,薬を売りつける。

 

まあ,
マーケティングとしては
「正しい」
プロセスかもしれませんが,
こうはなりたくないですね。

 

 

話を戻します。

 

やっかいなのは…
病名をつけられることで,
「納得してしまう」
人もいるということです。

 

つまり,
なんとなくだるい…
けど,気にせずにいればいいだけの話が…

 

「五月病」
などと名前をつけられると,
それがいかに大げさで厄介で
大変なことであるかのように
思い込まされ…

 

ますます調子を崩していく
ということ。

 

その手の医療関係者の
食い物にされるかどうかも含めて
自己責任ではあるのですが。

 

でも,
手間暇コストを掛けて,
必死に良い人材を探して
採用して…

 

4月に入ってから,
同じく手間暇コストを掛けて,
育成をして,
いつか活躍を願う…

 

そんな折に…

 

五月病なんて得体の知れない
何かで,退職されてしまったら
溜まったものではないですよね。

 

 

採用活動は,
人材採用も大事ですが…
採用後の人材が流出しないことも
さらに大事なのです。

 

 

できることをやる

 

そこで,
会社側の対策はどうしたらいいのか。

 

「できることをやる」

 

という当たり前のはなしです。

 

というのも,
例えば,人間関係…
まして,プライベートな関係に踏み込んで
会社がテコ入れなどデキないでしょう。

 

できるのは…
例えば,
日常の仕事において,
無意味にやる気が削がれてしまうような
原因を突き止め,
取り除くことも大事ですね。

 

具体的にはいろいろありますが,
今日は一つだけ紹介します。

 

 

それが,
タイトルにある,

 

「ちゃんとする」をしてはいけない

 

という話です。

 

「きちんとする」
というのは,
具体性のカケラもない話ですね。

 

 

例えば,
体感覚優位の人が,

 

「ばっとやって
ピュッとやり…
ささっとやれば
バーンとなんとかなる」

 

…みたいな話を…
教育担当者が新人に
施していたなら…
全力で豆腐を投げつけたくなるくらいに
イラッとするのではないでしょうか。

 

さすがに,
これは大げさですが。

 

でも…
実はこの

 

「バッと(後略)」

という表現と,

 

「きちんとやる」

 

は…同じように
まるで具体性のない,
何ら役に立たない指示・アドバイスだということに
どれだけの人が気づいているでしょうか。

 

 

新人が,
まだ仕事について
右も左もわからない中で…

 

「そのうち慣れる」

 

なんて仕事を丸投げされたら,
五月病になるかもしれませんが。

 

でも,
同じように,

 

「きちんとやればできる」

 

…という指導も,
同レベルの残念さですね。

 

 

だからこそ,
きちんとやる…なんて
お茶を濁した言葉ではなく,

 

 

具体的客観的に
言語化して,
指示しなければいけないのです。

 

 

例えば,

 

「備品はきちんと扱う」

 

では具体性がありません。

 

 

備品は使ったら元のいちに戻す。

 

といった指示が必要でしょう。

 

あるいは,
備品は大切に扱う。

 

でも,やはり意味はありません。

 

具体的には,
機械などの携帯デバイス。
落としたら壊れるかもしれません。

 

 

なので,

 

「落とさないように」

 

…といったところで…
でも,それってどうにかなるのでしょうか。

 

 

地球から引力を取り除けば,
落とさないことはできるかもしれません。

 

それくらいに,
「落とさないように」
という指示は荒唐無稽だということです。

 

ではどうしたらいいか。

 

「衝撃保護ケースに収納した上で扱わなければならない」

 

と指導すればいいのです。

 

そして,
会社が規定する保護ケースを
十分な数用意しておけばいいでしょう。

 

きちんとする,とか
備品は大事にあつかう…
なんてふわっとした指示を,
管理者がしていたら,
そんな職場に愛想をつかされても,
仕方ないかもしれません。

 

こういった
小さなすぐにできることから
改善していきたいですね。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

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