今の時代において完全独自性とは幻想であるという当然の話

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,独自性について
考えていきます。

 

職人気質であればあるほど,

 

「これはうちの完全オリジナルです!」

 

なんて言いたくなるのでは
ないでしょうか。

 

 

これが,いかに幻想なのか。
だったらどうすればいいか,という話です。

 

以下,お付き合いください。

 

 

台湾まぜそばと独自性

 

 

何日か前のこと。
このブログで,
あるラーメンのお題で記事を書きました。

 

台湾まぜそばの話です。

<参照>

 

ある方から,
興味深いコメントをいただきました。

 

「うちの店でも扱ってます」

その方は,
飲食業界に勤務の方。

 

 

興味深いというのが…
その方の勤務地が
北海道だという点です。

 

 

ここからは,

あくまでも私個人の推測です。

 

 

もともと,
「名古屋名物」
として,
台湾ラーメンなるものが
存在しました。

 

調べた限りでは,

 

名古屋の地で,
開発したラーメンなのですが…
台湾の方なので,
なんとなく
「台湾ラーメン」
と名付けた…とのこと。

 

それが,
今や

 

「名古屋名物台湾ラーメン」

 

なる…
聞くと,ちょっと戸惑うような…
でもなかなかにインパクトのある
表現になっています。

 

そして,
インスパイアによって
作られたのか…
それとも単に
「台湾ミンチ」
と呼ばれるものを使用しているからなのか。

 

 

台湾まぜそばというものが,
同じく,名古屋にできました。

 

 

売り出している店は,
「元祖」
と表現しています。

 

…が,
札幌にも存在するわけです。

 

どちらが先で,
どちらが後なのか,わかりません。

 

そもそも,
「元祖」
よりも前があったのかもしれません。

 

そう考えると…

 

そもそも,
「まぜそば」
なるものは以前からあったわけで…

 

そこに,
台湾ミンチを投入して
「台湾まぜそば」
と名乗った,新メニューだという話でもあり。

 

また,
まぜそばも,
「汁なし担々麺」
なるものが以前からあったわけで…

 

そこに関連性があるのかないのか。
さっぱりわかりません。

 

 

聡明にも,
この台湾まぜそばの店主は,

 

「独自の製法」

 

と述べています。

 

つまり,
独自メニューではなく。
「製法」が独自だと言っているということですね。

 

 

こう考えると…
今の時代はもう,

 

「オリジナル」

 

なんてものは存在しない,
ということがよくわかります。

 

このオリジナルを
日本語に約すと
「独自」
という表現になるかもしれませんが。

 

やはり,
完全独自のものなど
存在しないのでしょう。

 

 

今回の台湾まぜそばに限らず…

 

「これはうちの独自商品です」

 

などと言ったとしても,
類似競合商品は,
どこかに必ずあるのです。

 

 

ある人から言われた言葉

 

 

 

以前,
確か…カタログハウスだったか…の
ある商品が欲しい…
なんて話を知人にしました。

 

価格が,
高くもなければ安くもない。
微妙な価格帯で,
ちょっと悩ましい…
なんて話をしたら。

 

 

「楽天でもAmazonでも
どこでももっと安いところ
探せばいいじゃないか」

 

と言われました。

 

 

その商品は,
カタログハウスの
「独自商品」
だ…と説明したら,

 

 

 

「本当に?
この時代に,
本当に完全独自の商品って
存在するの?
似たような商品,
必ずあると思うけど?」

 

 

…と言われてハッとなり,
楽天で類似商品を探して
購入しました。

 

今はもう,
「独自」
というだけでは,
決め手にならないのです。

 

 

台湾まぜそばの話に戻すと,
独自…というよりは,
物珍しさ故に話題性や希少性,
好奇心で「集客の一因」にするのが
現実的でしょう。

 

独自性ゆえの
有意さをアピールするよりも,
その後のリピート対策に力を入れるほうが
効果的でしょう。

 

これが本物の「独自性」

 

 

では,
今の時代,
完全にオリジナルというものは
ない…

 

なら,
独自性というものも
存在しなくなったのか。

 

ひとつだけ
例を紹介します。

 

 

私は,
不定期的に,
頼まれて草刈りをします。

 

草刈りに使う
刈払機は…
マキタ社の製品。

 

マキタといえば,
世界レベルで有名な,
電動工具の会社です。

 

 

充電式の刈払機を
使っているのですが…
草刈りする面積が広く,
充電が足りなくなります。

 

そこで,
電池パックを追加購入。

 

購入時にもともとついていた
電池パックが劣化したのが,
すぐに電池が切れてしまうので,
さらにまた追加購入。

 

そのいずれの時も,
思ったのです。

 

ネットで注文する際,
調べればすぐにわかるのですが,
マキタ社の純正品は…
相応の価格がします。

 

 

ネットでは
「互換性のある」
と称して…
他所のブランドが
廉価版を販売しています。

 

価格は…純正品の,
3分の1~5分の1くらい。

 

つまり,
ものによっては,
その廉価版に比べて,
純正品は「5倍も高い」ことになります。

 

ですが…

 

マキタの・・・・刈払機だから,
マキタの純正品を使おう」

と,いずれも純正品を購入しました。

 

「マキタの~だから」

 

…と思わせる。

 

 

それがまさに独自性の発露では
ないでしょうか。

 

 

例えば,
家庭用インクジェットプリンターの
交換用インクカートリッジは…
互換性だと,価格は3分の1くらいです。

 

私は,プリンタなら,
互換性でいいかな…と思ってしまいますが。

 

「世界のマキタ」
の刈払機なら,

 

「マキタだから純正品を…」

 

と思ってしまうのです。

 

その思わせる「何か」が,
独自性なのでしょう。

 

ただ,
それはマキタだからできること。

 

私達,中小企業は,
独自性よりも,マーケティングの基本に忠実に,
リピートにつなげていく道を模索していきたいですね。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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