SNSを通して学ぶ,「人の見えない部分」の見通し方

SNSを通して学ぶ,「人の見えない部分」の見通し方

SNSを通して学ぶ,「人の見えない部分」の見通し方
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ある経営者が,
「Facebookの投稿の内容が,
その人の人間の価値を示している」
とおっしゃってました。

 

 

実際,その方は,採用活動する際に,応募者のFacebookのタイムラインをチェックするそうです。
その上で…その投稿内容を見て不採用を決めることもあるのだとか。

 

 

なるほどなぁ…と思う反面,私としては,
「Facebookの投稿の内容が,
【そのまま】その人の人間の価値を示している」
わけではない,とも感じます。

 

 

なぜなら,Facebookの投稿内容は,
その人の「一面」でしかないからです。

 

では,その投稿内容に現れない,
その人の見えない部分はどうやったら,見通せるのでしょうか。

 

…もちろん,その人と仲良くなれば,見えてきます。

 

 

今日は,その一歩手前として,
人の見えない部分を見通す為に,想像力の鍛え方を解説します。

 

 

まずはじめに,「想像力を鍛える」ということはどういうことか。

 

 

定義【想像】
実際には経験していない事柄などを推し量ること。
また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。

 

実は,想像力が欠けている人,
というのは,人間として致命的な欠陥となりかねません。

 

なぜなら,想像力があれば,
本来やらないだろうことをやったり,
あるいは本来やるであろうことをやらなくなる可能性があるからです。

 

 

非常に極端な例を出すならば,殺人。
人を殺す,ということは,どんな事態を引き起こすでしょうか。
まずは,人の命を永久に喪わせます。
その人が,どれだけに痛みや苦しみ,
悲しみを抱えてこの世を去ることになってしまうのでしょうか。

 

 

残された家族は,一生,殺した人を恨み続けます。
誰かを一生恨み続ける人生とは
どんなに辛酸に満ちた生き方になるでしょうか。

 

憎むことで…悲しみや喪失感を抱えて生き続ける。
そんな人を何人も作りだすことになります。
そんな人を見て育った子どもの人生も,全て狂わせます。

 

 

また,殺した本人も…
刑務所で服役することになりますが…
そんなものではすまないでしょう。

 

人の命を奪った…というその罪の重さに直面してしまったら…。
二度と取り返しのつかない罪を
犯してしまった,
その苦しみの中で生きつづけることになります。

 

そんな罪の重さに直面できない人は…
ヘラヘラ笑って,
何ら反省していないかのように振る舞い,
遺族の神経を逆なでします。

 

仕方がありません。
自分がしでかしたことに直面できないのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。
これが,想像する,ということです。

 

 

例えば,「いじめ」問題というものがあります。
もし,子どもに想像力が備わっていたら…
「これ以上いじめたら,死に至るかもしれない」
とブレーキが掛かります。
もちろん,最終的に子どものしでかしたことの
「法的」責任は,親が取ることになりますが…

 

 

非常に極論に走りました。

 

 

では,ここまで極論ではなかったとしても…日常の人間関係で,
「この一言を言ったら,どうなるだろうか」
と想像することができれば…
概ね,人間関係は円満になります。

 

 

私自身,まだまだ修行が足りず,
忍耐力が足りない分野でもあります。
人によっては,
「あんたが,なにえらそーにこんな事,書いているだよ」
と不快に思うかもしれません。

 

 

さて。
これを前提に,
SNSという特殊媒体を見てみましょう。

 

 

 

例えば,ある人がいます。
投稿内容は,いつも料理の投稿ばかり。
あるいは遊びや,
リラクゼーションのシーンの投稿ばかり

 

 

そんな投稿を見ると,
どんなことが「想像」できるでしょうか。

 

 

もしかしたら,この人は,
「非常に一生懸命,
がんばって働いて…
その姿を人には見せない」
人かもしれません。

 

 

単純に考えて,ろくに仕事もせずに,
うまそうなものばかりたべて,
遊び歩いている…
などというライフスタイルは成り立ちません。

 

 

それだけ…「投稿されない影の部分」で,
その必死にそのライフスタイルを
維持しようとがんばっているのではないか,
と想像することができます。

 

 

もし…本当に,ろくに働きもせずに,
そんなライフスタイルを
維持していたとしたら…
なおさら凄い人だということがわかります。

 

 

それだけの資産を持っており,
そのライフスタイルを維持しても,
資産が目減りしないような
運用ができている,
ということに他なりません。

 

 

あるいは…そんな,ろくに働かずに,
おいしいものばかりを食べていたら,
健康あるいはビジュアルに
致命的なダメージを受ける可能性があります。

 

もし,その人のスタイルが
いつ見ても変わらなかったら…
毎晩夜な夜なジョギングに
励んでいるかもしれません。

 

 

正解かどうかはわかりません。
むしろ,本当に正解かどうかなど,どうでもいい。

 

ただ…そういう「見えない部分を想像」してから,
その人の投稿を見てくると,
いままでに気づかなかった何かに気づくかもしれません。

 

 

いつも,
楽しそうに仕事の内容を投稿している人がいます。
その人の,その投稿内容を見て,

 

「いいなぁ…あの人は,いつも好きな仕事ばかりしている。
好きなように仕事をしている。うらやましい」

 

そう思ったならば…その時こそ,
その人の「見えない部分」に思いを巡らせることが必要です。

 

 

その人が,
どれだけ「見えない部分」で,
好きではない,嫌な仕事をしているのか。

 

あるいは,好きではなかった,
嫌な仕事をし続けてきたのか。

 

その積み重ねを経てきた結果,
今では好きな仕事に
集中できるような組織化に成功したから,

 

「目に見える光の当たる部分だけは,輝いて見える」

 

のです。

 

 

別の例を紹介します。

 

 

大規模な大学病院で働く,
医師がSNSで子どもと遊んでいる様子を投稿していたとします。

 

ここから想像できるのは…おそらく,
この先生は,自分の時間などほぼ皆無でしょう。

 

 

大規模な大学病院に勤務する医師は,
多忙を極める,と想像できます。

 

 

そんな先生であれば,
余暇など極わずか。

 

職場を完全に離れられる休暇など,
どれだけあるのでしょうか。

 

 

そのごくわずかな休暇を,
日頃なかなか触れ合う機会が少なくなりがちな
子どものために,時間をつぎ込んでいる,ということになります。

 

 

その結果,個人の時間を犠牲にしていることになるのです。

 

 

とても,子ども思いな,
温かみのある人柄なのかな…と想像できます。

 

 

このように,想像力を働かすと,
その人の見えない部分の輪郭がイメージ(想像)できます。

 

あとは,実際にその人と
人間関係を構築していく中で,
その見えない部分を実際に埋めていけばいいのです。

 

 

SNSの発達により,
世の中に出回る情報量が一気に増えました。

 

 

その結果,多くの人が,
より多忙になり…その結果,
思考力や想像力の招いています。

 

 

Facebookに投稿する,
その内容だけで,その人を判断しているようにも感じます。

 

 

日常の,ありふれた,
つまらない努力をいちいち投稿するとは限りません。

 

 

逆に,そのような投稿をしているということは…
それだけヒマな人だということでもあり…
あるいは,想像力をふくらませる厚みのない人かもしれません。

 

 

話を戻します。
SNSで投稿されている一面だけを以て,

 

「あなたってこんなひとだよね」

 

と決めつけられたら,
どんな気分がするでしょうか。
あまりいい気分がしない人のほうが
多いのではないでしょうか。

 

 

だとしたら…
昔から「人からされて嫌なことはしない」というのが黄金律。
まずは,自分自身から
「世界を変える」一歩を踏み出してみましょう。

 

 

 

このような「想像力の訓練」は,
「自分の顧客ってどんな人なんだろうか」
と思ったときに,非常に役に立ちます。

 

 

それだけではなく…
人間関係を,今よりも円滑にする一因となります。

 

 

その結果…同じ景色を見ていても,
見える世界が変わってきます。
ぜひ楽しんで挑戦してみてください。

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。

 

【8月9日11時2分】「あの人」が良心の呵責も謝罪もない理由

【閲覧注意】あの「凶悪犯罪者」とあなたとの違い

あなたが魔王を倒して得られる報酬

死刑執行を例に解説した集客に必要な「想像力」

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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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