こんにちは。
アップスタッツ経営研究会あらため,
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
スキルを身につけるために必要な,
ある考え方について
お伝えします。
正直言って…
これをお伝えするのは
ためらってしまうような…
そんなネタです。
なぜなら…あまりにもつまらないからです。
けれど…
結局のところ,
これができていないから
スキルが身につかなかったり
中途半端になってしまったり
するのでしょう。
ですので,
非常に無味乾燥で退屈な
オチになりますが,
本当に新しいスキルを身につけて,
人生をより向上させたい方は
最後までお付き合いください。
義父に一瞬で蹴散らされた話
先日から
名古屋に来ています。
名古屋に来る目的は
いくつかあるのですが。
ひとつが,
義父へ会うこと。
私は北海道在住ですので,
なかなか会う機会はありませんから。
久々に会って,
元気そうでなによりでした。
さて,
義父ですが,
趣味が将棋。
私が将棋を指したのは
小学生以来でしょうか。
iPadのアプリを
ダウンロードして,
指し方…駒の動かし方を
思い出しつつ,
義父と指しました。
はじめは…私が二十歳の頃,
碁を学んでみたものの
誰も碁を打てず…
祖父に相手してもらったときのことを
思い出しました。
とても懐かしい記憶では
ありましたが。
結果はその時となにひとつ変わりません。
覚えたての
はじめての碁で,
祖父に瞬殺されたときのように…
私の将棋の腕では,
義父には勝てず…
やはり早々に蹴散らされました。
一局指すのに…
10分も持たないレベルです。
義父が強いのは確か。
八十歳を越えていますので,
往年の頃の頭のキレは
ないのかもしれませんが。
それ以上に,
私が雑魚過ぎます。
雑魚なりに…3手くらい先を読んでも
話にならず…
がんばって5手くらい先を
読もうとすると…
まあ即座に投了したくなります。
義父をよく知る
施設のスタッフさんも,
口を揃えて
「○○さん(義父)が負けたところ,
見たこともない」
とのこと。
2局ほど指して…
今日はその後のコンサルティングに
備えるために,私は失礼しました。
ちょうど,
施設の談話室で指していたので,
他の入所者が興味深そうに見ていたため,
その方に交代してもらったのですが。
あとから聞いた話,
結局その交代してくださった方も
「瞬殺」
されたそうです。
妻からは,
義父の背景,生き様は
いろいろと聞いています。
かなり苦労されてきた方の
ようですが。
それでも,
将棋は指し続けて
きたのでしょうね。
年齢故に,
多少の衰えはあっても
(衰えゆえに,私ごときを
相手に,1局10分もかかるのでしょう)
それでも今なお指せるのですから。
義父と
対局する中で…
「時の重み」
というものを
ひしひしと感じました。
定跡を知ること
定義【定跡】
将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、
きまった指し方。
※ちなみに定石は,
「囲碁で、昔から研究されてきて
最善とされる、きまった石の打ち方。」
です。
私が将棋に弱いのは,
まったく定跡を知らないからです。
知っているのは,駒の動かし方と
ちょっとしたルールくらい。
例えば「二歩」はやばい…
くらいでしょうか。
※サッカーで言う一発レッドカードレベルに相当する反則。
公式戦では即座に敗者となる。
強くなるには…
定跡を学んで…
それを徹底的に練習することで,
定跡を
「身につける」
ことなのでしょう。
独自の指し方など,
最高峰の棋士同士の戦いでも
なければ,必要ないのかもしれませんね。
基本を学んで,
徹底的に反復練習。
これが,
将棋に強くなる
最低限のラインなのでしょう。
実際に,
私は将棋を指しながら,
「どう攻めたらいいのだろうか」
と考え…何もアイディアは出てきません。
攻められた時に,
「どう守ればいいのだろうか」
と考え…気がつけば詰んでいました。
駒の動かし方を知っていれば
将棋を指せる…などという考え方は
とてもおこがましいという他ないでしょう。
でも…
こんなおこがましい考えの人,
世の中に溢れていませんか?
論理飛躍に気付かない残念さ
例えば…
職人気質の経営者…とか。
「商品知識については
誰よりも知っている。
だから,売れる」
…とか。
あるいは,
「商品の良さはどこにも
負けない。
だから売れるに違いない」
とか。
これ,
駒の動かし方を
知っているだけで
将棋に勝てる…と
思い込んでいるのと同じように,
おこがましいという他ありません。
なぜか。
「売れる」
ようになるには,
「売るスキル」
が必要だからです。
当たり前ですよね。
「商品を作り出すスキル」
と,
「商品を売るスキル」
は全く別です。
だから…
例えば,私が
治療家のために,
マーケティングやセールスコピーを
駆使して…
その治療家の施術を
売ったとします。
「私には売るスキルがある。
実際に,治療家の施術を売った。
だから,私は治療技術がある。」
…なんて言い出したら,
私のことを
頭がおかしい,
と思うのではないでしょうか。
同じように,
「私には治療スキルがある。
実際に,施術して患者を回復させた。
だから,私は売るスキルがある」
これもぶっ飛んだ考え方…ですよね。
別に治療家に限ったことではありません。
むしろ,
治療家…治療業界は,
「治療家専門マーケティングコンサルタント」
がかなり増えたので,
業界自体がかなり啓発されてきています。
が…
それでもまだまだ
この「論理飛躍」に
気付かない人が多い。
もっと別の例を紹介します。
「芸能人がよく来る飲食店」
これも,
かなりぶっ飛んでますね。
「芸能人」とは
芸能を生業にしている人です。
※芸能とは映画・演劇・落語・歌謡・音楽・舞踊など、
主に大衆演芸向けの娯楽の総称。
さて,
芸能人がよく来る飲食店として
宣伝する店が多いのですが。
これも相当にぶっ飛んでますね。
芸能人がよく来る店…
ということにどんな意味があるのでしょうか。
芸能人は料理人ではありません。
芸能人がよく来る店…イコール,
おいしい店…にはならないはずです。
逆に,芸能人がよく来る飲食店に行けば,
芸能スキルが高まるのでしょうか。
それもありえないでしょう。
なぜなら,料理人から芸能スキルを
学べることはないからです。
けれど…
なぜか,
「芸能人がよく来る店」
みたいなものがまかり通ってしまっている。
でも,
このぶっ飛び具合に,
気付かない。
だから…
いつまでも売れないのです。
ではどうしたらいいのか。
【正しく】基本を学んで,
反復練習。
これしかないのです。
言うまでもありませんが,
将棋がうまくなりたいなら,
碁の達人に学んでも意味がありません。
将棋がうまくなりたいなら
将棋の達人から学ぶべきでしょう。
例えば,
治療院がもっと売れるようになるには,
売るスキルを持つ人から学ぶべきでしょう。
当たり前ですよね。
治療院がもっと売れるようになるには,
治療家から学ぶ。
これはまたおかしな話です。
何を学んで,
何を反復練習して
何を身につけるのか。
今日は最初から最後まで
ひたすら当たり前の話しか
しませんでした。
予告通り,あまりにも当たり前過ぎて
無味乾燥で退屈な
内容となったことでしょう。
ちょうど,
私は個人的にですが,
ある新しいスキルを学ぼうとしています。
仕事とは直接関係ありません。
あえてカテゴリするなら,
「健康系?」
でしょうか。
さきほどまで,
1時間ほど単調な練習をしていました。
息が切れて…
着ているグレーのTシャツが汗で濡れて
色がまだらになっていました。
仕方がありません。
反復練習しなければ
身につかないのですから。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平
追伸
私が教えられるスキルの種類など,
数えるほどしかありません。
が。
逆に言えばその数少ない
ものに関しては,
しっかりと教えられるし,
同業者にはそうそう遅れを取るつもりはありません。
…ということで,
あなたがもし売るスキルに
興味があるならば…
ぜひ私に売るスキルのことで
質問をしに来てください。
くわしくは今すぐこちらをご確認ください。
<はじめての方へ>
まだご覧になっていない方は,
一度トップページをご覧ください。
アップスタッツ経営研究会のブログを
メールで受け取りませんか?
ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。
ブログ記事内容とは別に,メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。
特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。
今すぐ下記フォームよりご登録ください。