「忙しさ」とコントロール能力の相関関係

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「忙しさ」とコントロール能力の相関関係
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,

「忙しさ」とコントロール能力の相関関係

について,お伝えします。

 

 

端的に言えば,
「忙しさ」
を感じる度合いは,その人の
コントロール能力の有無によって
大きく変わってくるということです。

 

 

物事をコントロールする能力が
高まれば高まるほど,
忙しさは感じなくなっていきます。

 

どういうことか。

 

「忙しさ」ではなく
「仕事の充実感」
を楽しみたい方は,
最後までお付き合いください

 

 

「忙しさ」とは何か

 

 

昔から言い古されている表現として

心を亡くすと書いて「忙しい」

なんてありますが。
では忙しさとは何でしょうか。

 

 

単純にやるべきこと,
仕事の量が膨大なことではありません。

 

 

どれだけ凄まじい,
仕事をすべき量があっても
「忙しさ」
を感じるかどうかはまた別です。

 

 

忙しさとは,
「やるべき仕事にしたいして
精神的に受け身に回っている度合い」
に応じて比例します。

 

仕事に追われれば追われるほど
「忙しさ」
を感じ…

 

そして…
仕事に対して受け身ではなく
主体的に応じられる度合いに応じて
忙しさを感じなくなります。

 

そこにあるのは,
忙しさではなく
熱意と充実感です。

 

精力的に仕事をこなしていく
やり甲斐です。

 

そして,受け身に回るか
主体的になるか。

 

何がその違いを分けるのか。

 

それが,
仕事の…ひいては
物事のコントロール能力によるのです。

 

仕事の充実感を味わいたいなら,
コントロール能力を高めるのが
大事になってきますね。

 

 

コントロールとは何か

 

…って聞かれて,
即答できる人は
どれだけいるでしょうか。

 

実際には,

 

コントロールとは制御である

 

なんて答える人は
多いかもしれませんね。

 

それは英語を日本語にしただけです。
では「制御とは何か」という話になって
堂々巡りになります。

 

…ということで
制御とはなにか。

 

 

定義【制御】
相手を押さえて自分の思うように動かすこと。

 

 

ここで言う
「相手」が仕事です。

 

つまり,仕事を思うままに動かすかどうか。

 

 

仕事「に」振り回されると
忙しくなるということですね。

 

 

以下具体例です。

 

 

コントロールの度合いの指標

 

 

一つの指標です。

 

ゲームのステータスみたいに
数字化して可視化できるものでは
ないでしょうから。

 

 

わかりやすい一つの指針…
目安として,

 

「スケジュールの変更」

 

の度合いが多ければ多いほど
忙しくなります。

 

なぜか。

 

 

スケジュールの変更とは
スケジュールをコントロール
出来ていないから発生するのです。

 

 

例えば,

 

 

水曜日の午後に
Aさんとのアポがあるとします。

 

月曜日に,
Aさんから
「木曜日にしてほしい」
と連絡があり…

 

木曜にすると,
木曜日はBさんとアポがあります。

 

Bさんに連絡して,
Bさんのアポを金曜日にずらしてもらい,
Aさんのアポを木曜にする。

 

金曜日はCさんのアポがあるので
Cさんに連絡して…

 

様々な予定が
玉突き事故のごとく余波を受けて
コントロールから
外れていくのです。

 

様々な段取りがぶっ飛んで
再度段取りをやり直さなければならず,
こうして,
不要なタスクが増えて
どんどん「忙しく」なっていくのです。

 

 

ここでの最悪の判断は,

 

 

Aさんからの
「木曜にずらしてほしい」
をそのまま受け入れてしまうことです。

 

 

まさにこれが
「相手から思うままに制御されている」
ことに他なりません。

 

そして…
このように
「Aさんの要望をまるごと受け入れて」
しまうと何が起きるのか。

 

Aさんにとって
「都合のいい人」
になるのです。

 

 

今後も,
Aさんはしょっちゅう
予定変更を強いてくるでしょう。

 

こうして
ますます忙しさが加速していくのです。

 

 

解決策はシンプルに

 

 

 

Aさんからの

「木曜日に変更してほしい」

に対して,

 

「木曜日は先約があります」

とはっきり言う。

 

 

 

これだけなのですが。
これが言えないから
コントロール「される」側に回ってしまい,
忙しくなってしまうわけですね。

 

 

私がかつてはそうだった…

「言えない」

側だったから,よくわかります。

 

 

 

コントロール能力の鍛錬法

 

 

「言えない」
し,どうしようもないよね~

 

では記事にならないので

 

 

私が
「言えない」
を克服できるようになった原因について
お伝えします。

 

 

コントロール能力鍛錬の秘訣は
「コントロールできないものを
コントロールしようとしない」
ことです。

 

 

その上で
「コントロールできるものを見極める」
ことです。

 

 

どういうことか。

 

 

私のコントロール能力を
一番鍛えたのは…
航空会社です。

 

 

かつては…
月2とか3とか…

 

当時住んでいた北海道から
東京までセミナー三昧
していた時期がありました。

 

 

これは何を意味するのか。

 

 

飛行機の予定は
ずらせないということです。

 

 

 

それだけしょっちゅう通っていた
ということは…
フルキャリアなんか
使っていられませんから…

 

 

当時はまだLCCはなかったので
「早割」
を使っていました。

 

早割は
「安い代わりに予定を変更できない」
チケットです。

 

 

予定を変更するということは
半額から全額に近い状態で
取り直しになります。

 

 

…ということは,
スケジュールの
コントロールに失敗すると…

 

航空代が倍増…どころか3倍,4倍に
なりかねないということですね。

 

 

はじめにとったチケットが無駄になった上に,
「早割の効かない直前料金」
で取り直すことになりますから。

 

 

なので…

 

東京行きの予定を入れたら…
全力で,その予定を死守することになります。

 

 

「その日は都合が悪いです」

 

 

と言えなかったら,
コスト的に大惨事なのです。

 

 

こうして,
私は
「コントロール能力」
の鍛錬を…
しているつもりはなかったですが,
いつの間にか鍛錬していて…

 

 

「その日は都合が悪い」

 

…と言えるようになりました。

 

 

最近は,
「自分から」
予定を変更してほしいということは
ほとんどありません。

 

ミスして
予定をブッキングした時に,

「後から」

入れたほうにお詫びして
ずらしてもらうことが…まれにあるくらいです。

 

 

 

ひとつに絞る

 

 

私は,
飛行機という都合から,
東京行きの予定は死守する。
これを繰り返して鍛錬しました。

 

 

お金…という負荷はかかるかどうかはさておき,
鍛え方は同じです。

 

 

ポイントは
一つに絞ることです。

 

 

何から何まですべての予定を
100%完璧にコントロールしようとする。

 

 

これは不可能です。
まさに,
「コントロールできないものを
コントロールしようとする」
ことに他なりません。

 

ですので,
おすすめは…
自分のコントロールが及ぶ予定を
死守することです。

 

 

ひとつ,絞って,
その予定だけは絶対に死守する。

 

 

誰かの訃報あるいは
それに準ずる緊急事態以外,
予定をずらさない。

 

他はともかく,
「決めた」
スケジュールだけは死守。

 

これをやるだけで,
かなり鍛錬できるでしょう。

 

その「これだけはという一つ」を
何にするかにもよりますが。

 

 

かっこいい社長の話

 

 

かつて
私が体験したのが…
コラボセミナーをやるにあたって
本州から講師を
札幌まで招聘した時の話です。

 

 

その講師が…
予定が決まった後に,
頭を下げて
「予定を変更してほしい」
とのこと。

 

事情を聞くと…

 

 

「後から」
その日が,子供の運動会だと
発覚したからです。

 

 

子供の運動会だかあ
先約をずらす。

 

 

…その是非の判断は
人それぞれでしょう。

 

私は素直に
「凄い」
と驚嘆しました。

 

自らの優先順位,
価値観が…完全に明確になっている
ということですね。

 

 

これも,
ひとつの事例ですね。

 

 

子どもというものは
理屈や比較考量とかで
なんとかなるものではないので…

 

背景にどんな事情があろうと,
子どもとの約束を破ったら,
取り返しのつかない信用失墜です。

 

 

死守するのは
「子どもとの約束」
にすると,良い鍛錬になりそうですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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