ある2人の男がいました。2人はよく似ていました。
成功を目指そうという高い志は同じでした。実際に「成功者」として有名になったのも同じでした。
しかし違うところもありました。
一人は、晩年貧乏のどん底にあえぎ、もう一人は大富豪・成功者としての富と地位と名誉を抱いたまま天に召されたのです。
一人は、成功哲学の祖と称えられ、著書「思考は現実化する」は全世界で7000万部売れた、ナポレオン・ヒル。
もう一人はクレメント・ストーン。
ナポレオン・ヒルプログラムを学んで起業し、世界最大級の損害保険会社を築き上げました。
しかし、晩年に大きな差ができました。
貧困にあえぐナポレオン・ヒルに対し、クレメント・ストーンが救いの手を差し伸べたという出来事がありました(出典はここで明記できませんが、史実です)。
同じ成功哲学を学んで実践した、この2人。何がここまでの違いを生じさせたのでしょうか。
クレメント・ストーンは、会社を興しました。
一方、ナポレオン・ヒルは会社を興したとは聞きません。
会社とは、ひとつの仕組みです。クレメント・ストーンは、いつまでも現場の第一線で働き続けなくても収益が上がるシステムを構築できたから、富豪のままでいられたのです。
一方。
ナポレオン・ヒルは典型的な自営業者。
今風の言い方をするならば、書籍の執筆の他に、セミナー講師やコンサルティングを単発で行っていた、ということになるでしょう。
収益的に良いときは凄いけど、悪いときはどん底。十分な資産を築く前に年を取って働くのが大変、ということになっていったのでしょう。二人の違い。それは売れる仕組みの有無ではないでしょうか。
ある方から、
「もう10年以上ほとんど休みを取らずに働いてきた。もう体が動かなくなってきてしんどい」
という相談を受けました。
コンサルティングを実施したところ,その社長はセールスマンとしては凄腕なので、売上はある。しかし仕組みはないので、社長の労働時間が売上に直結してしまっている、ということがわかりました。
また、別の方から
「広告の反応がなくて困っている」
という相談を受けました。
1ヶ月間掲載して、反応は0だったとのこと。そこで私がいろいろと手を入れました。
では、セールスやコピーライティングを駆使して売上が上がれば、それでいいのでしょうか。
結論としては、単に社長がさらに忙しくなるだけです。
「売れる仕組み」がないと、
「今は良くても、来年、あるいは3年後、5年後は・・・」
という心配をし続けることになるのです。
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