人はバブルから何を学べるのか

人はバブルから何を学べるのか

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アメリカのケネディ大統領の父、ジョセフ・ケネディは、世界大恐慌の時に自らの資産を守りぬいた逸話が有名です。
株取引が加熱してバブル化する中、靴磨きの少年までも株の話をしている様子を見て、さっさと売却。
暴落の直前に売り抜いた為、いわゆる「魔の木曜日」と呼ばれる世界大恐慌の始まりの時点で利益確定。
資産を保全できたため…その資産で、ケネディの大統領選の資金に使うことができた、などという逸話があります。

最近の中国の株暴落も、似たような現象が起きていたのではないでしょうか。
非常に個人的な偏見ではありますが、
「とても株をやりそうには見えないような、普通の農夫がみすぼらしい格好で証券会社に入っていき、トレードルームでチャートを見ている」
様子の報道を見て、この靴磨きの少年の逸話を思い出しました。

それからまもなく、中国の株価下落開始。
ある報道によると、「7000万人以上が、平均30万元から50万元は損した」とのこと。
中国全土で、飛び降り自殺が頻発しているとのことです。

この出来事から学べることは幾つもあります。

どの番組かは忘れましたが、わかりやすい解説で有名な池上彰氏が、
「なぜバブルは起きるのですか?」
という質問を受けていました。
池上氏は笑いながら、
「人間は学習しないからです」
との回答。
まさに歴史は繰り返す、ということをわかり易く解説していました。

例えば。
今の中国バブル崩壊を見て自殺者を目の当たりにした…あるいは、親族に自殺者を出した、小さな子ども。
彼らは幼心に「株なんて絶対やらない!」などと思うことでしょう。
実際、バブルが弾けて不景気ですから、株どころではありません。

そんな世代が大きくなり、社会の中心を担うようになります。
依然として株には否定的です。自らの子どもたちにも、「株は絶対ダメだ」などと言い聞かせることでしょう。
そしてまた時が流れ…そのバブル崩壊で自殺者を目の当たりにした世代は、引退して社会の中心から退いていきます。

すると、
「株なんて…」
などと小うるさいことばかり言っていた人はいなくなります。
そしてまた景気は良くなっています。
「株なんて…」
と言われ続けた反発心もあるかもしれません。

…そして、株取引がまた増えていく、という流れでう。

これは、20年〜30年くらい時間軸を前倒しにすれば、日本でも起きていたことではないでしょうか。

池上氏は
「人間は学習しないからです」
とのこと。もちろん学習する人もいるでしょう。
あるいは学習して、
「自分は株で失敗する奴等とは違う」
と思って…同じ結果を手に入れる人もいるかもしれません。

では、何を学べばいいのでしょうか。
このブログをご覧の方は、別に投資を学びたいわけではないでしょう。

マーケティング的に…それ以上にコピーライティング的に学ぶならば。
「何が変わり何が変わらないのか」
ということを正確に分析することです。

先程も、
「私は株で月収5498万円稼ぎました」
などというバナー広告が出ていました。

最近は下火になりましたが、FX(外交為替証拠金取引)が数年前に流行ったことがありました。
その時も、同じようなコピーのバナー広告は何度も見かけました。

この場合、何が変わって何が変わらなかったのでしょうか。
「株」や「FX」の違いはあるでしょう。
広告媒体も…数年前にはFacebookなどありませんでした。
そもそも、日本のバブル崩壊時にはネットすらありませんでした。
日本のバブルは…株もありましたが、不動産が加熱したのも主要な原因でした。

では、何が変わらないのでしょうか。
それは「人間の本質」だと言えます。
「私は株で月収5498万円稼ぎました」
といった、安っぽいコピーに、思わず目がいくのが人間の変わらない本性です。

私自身は、株にはまるで興味が無いので、このようなブログのネタにしています。
ですが、
「私はコピーライティングで月収5498万円稼ぎました」
というコピーだったら、クリックしていたかもしれません。

「儲かる」系のコピーがわかりやすいので具体例として紹介しました。
ですが、「儲かる」系以外にも、人は思わず反応してしまうものはたくさんあります。

例えば、
「無料」
という言葉。

あるいは。先日にも書いた「復讐」のストーリー。

何百年、何千年経とうが、人は復讐のストーリーに思わず目が行ってしまう性質は変わらないようです。

人は変わらないのです。ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略上級編」には、
「あなたは、人間である。人間の本性は不変である。この地球に、人間が初めて登場した時から、人間 は不変であった。アルマゲドンが起きたり、核爆弾が落ちたりしない限り、人間の本性は変わらない。」
と書いてあります。

変わるものと変わらないものを十分に分析して下さい。

そして、変わらないものに根ざした戦略を練って下さい。

例えば、コピーライティング。
昔は紙のDMしかなかったのが今ではWEB広告や動画配信まで出来るようになりました。
このようなシステムは変わることはあっても、どんなメッセージに人が反応するのかは変わらないのです。

「テストマーケティング」を繰り返し、反応率を測定し分析して改善する、という手法はこれから先もずっと変わらないのです。

最後に。
新しい技術によって廃れていったものが、必ずしも効果が無いとは限りません。
これからも新しい技術はいろいろと開発されていくことでしょう。ですが、おそらく紙媒体のDM以上に効果のある媒体はこれから先も出てくることはないでしょう。

コピーライティングで、DMを書こうと思って…面倒だなと思ったら、こちらをご覧ください。
http://up-stats.com/?p=697

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