天才達の壮大なる失敗談

天才達の壮大なる失敗談

天才達の壮大なる失敗談
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私は未だにガラケーユーザー
(しかもPHS)なので,
全く以て関係ない話です。
 
どうやら,
iPhone6あるいは
iPhone6plusにした人が,
新しいOS
iOS.8.0.1にバージョンアップすると,
大惨事になるようです。
 
…なんと,
iPhone,すなわち元々の機能である
通話ができないのだとか。
 
電波があるところでも,
圏外になってしまうバグがあるのだそうです。
 
 
凄い話ですね。
びっくりです。
そして…
ちょっとうらやましいと
思ったりしました。
 
 
iPhoneの発売元,
アップルといえば,
株式の時価総額世界
ナンバーワンの会社です。
 
つまり,
業界全体でも
世界ナンバーワンの会社と
言い切ってもいいでしょう。
 
 
そんなトップの会社で,
かつiPhone6という
会社の命運を背負った
目玉商品の開発を託された
エンジニアといえば…
 
想像を絶するくらいの
高い競争率を勝ち抜いた,
卓越したエンジニア達でしょう。
 
 
文字通り,
世界トップクラスの天才集団です。
 
そんな彼らのしでかした,大失敗。
iPhoneは,元々は電話なのに,
バージョンアップすると,
通話ができなくなるのです。
 
 
何とも壮大な話です。
実にスケールの大きい失敗の話です。
 
 
少しうらやましくなります。
私も,どうせなら,
これくらいスケールの大きい
失敗をしてみたいものです。
 
 
あなたは,
これまでの人生で,
どんな偉大な失敗をしてきたでしょうか。
 
独立した後に,
ある人からこんな事を言われました。
 
「サラリーマンのいいところは,
失敗しても,会社が責任を取ってくれるところだ」
 
 
とのこと。
サラリーマンにだけはなりたくなくて,
資格を取り…
 
けれど
経験が無いと独立もできないので,
3年間だけは我慢して
サラリーマンとして修行しようときめました。
 
それでも3年間も我慢出来ずに,
2年1ヶ月で退職し,
独立してしまいましたが…
 
 
その後に,先ほどの話を聞いて,
「ああ,もっと失敗しておけばよかった」
とだけは思ったものです。
 
 
実際,2年1ヶ月の雇用期間ですが,
新人で経験も無いので,
数々の失敗をしました。
 
その時の失敗の経験から,今も
「あの時の事態に比べれば,今の状況なんて…」
と思えることはたくさんあります。
 
 
…とはいえ。
失敗は大切,
とはわかってはいるけれど,
それでも「失敗」はしたくない,
と思う人もいるでしょう。
 
 
トーマス・エジソンといえば,
電球の開発に1万回以上の
実験を繰り返したというエピソードを
思い出すかもしれません。
 
実際,
5000回以上の実験を
繰り返していた時期に,
取材を受け,
 
「なぜ5000回以上も失敗しているのに,
まだ続けるのですか?」
と問われ,
 
「5000回失敗したわけではない。
5000回以上
上手くいかない方法を見つけ出したのだ」
 
と返した,というエピソードも有名です。
 
 
このエジソンの発想は…
そのままマーケティングに適用できます。
 
 
マーケティングにおいて,
成功と失敗といえば,次のような状態でしょう。
 
 
【失敗】マーケティングを行わないこと
 
【成功】マーケティングを実践して,
欲しい結果を手に入れる事。
 
 
では,
マーケティングを実践したところ,
欲しい結果が手に入らない状態を,
どのように考えればいいのでしょうか。
 
それは,テストです。
 
例えば,
ヘッドラインAと,
ヘッドラインBでは,
どちらの方が反応率が高いのか。
 
 
これを,
テストしてみたところ,
Aの方が反応率が高かったとします。
 
 
この場合,
ヘッドラインBを「失敗」と言うのでしょうか。
 
「ヘッドラインBよりも
ヘッドラインAの方が
うまくいくことが分かった」
 
という結果を手に入れたことを
失敗というのでしょうか。
 
エジソンの,
「5000回うまくいかない方法を発見した」
というのは,
このマーケティングの発想そのものだと言えます。
 
最終的に1万回以上実験したとのこと。
1万回もテストすれば…
すばらしい物ができるのもある意味当然です。
 
 
マーケティングを実践して,
うまくいかないことは【失敗】ではありません。
 
敢えて言うのであれば…
 
マーケティングを実践すれば,
欲しい結果を手に入れられるかも
しれないにも関わらず,
実践しないまま,
現状維持に甘んじることを,
失敗というのでしょう。
 
 
 
 
 
 
今頃,アップルの天才エンジニア集団は,
青い顔をして必死で
デバッグ作業をしていることでしょう。
 
そして,しばらくして,
「あの時はホント大変だったよね」
と笑い飛ばす,
よき思い出になるでしょう。
 
 
これだけの壮大な失敗は
なかなかできるものではありません。
 
 
でも,これは失敗ではないのです。
 
アップルの天才エンジニア集団であっても,
確実に1回でうまくいくOSを
開発できなかったのです。
 
だからこそ,iOS8.0.1はテスト段階なのです。
 
アップルの天才集団でも
一発でうまくいかないのです。
 
普通の人が
一発でうまくいくかどうかを狙う,
というのはいさかか無謀というもの。
 
テストだと思って,
試行錯誤できるだけの
メンタル的ゆとりは持っていたいものです。
 
 
 
最後に。
ひとつだけ技術的な話をします。
テストマーケティングを行う時の注意点です。
 
一度に多額のコストを掛けて,
テストしないこと。
これががコツです。
 
仮に,
そのテストで
「うまくいかない方法が分かった」
としても,
一度にコストを掛けてしまったら,
次のテストマーケティング費用を捻出できません。
 
すると,
そこでやめてしまったならば…
それこそ【失敗】に終わってしまいます。
 
なるべくコストは掛けずに,
少しずつテストして下さい。
 
 
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
1つの集客法で7割以上を集客している。
これは危険です。
なぜなら,その1つが機能しなくなったら…?
今日使える売上アップ法が,来月使えるとは限らないのです。
 
とはいえ,どうしていいかわからない。

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