顧客に嫌悪されずにライバルをこき下ろす方法

顧客に嫌悪されずにライバルをこき下ろす方法

顧客に嫌悪されずにライバルをこき下ろす方法
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誰にも聞かれることはないし,言う必要もありません。
だから,正直になってください。

ぶっちゃけ…目障り,目の上のたんこぶ,あの憎たらしい,滅ぼすことができたら内心ガッツポーズで…こっそり祝杯でも挙げたくなるような,そんなライバルがもしいたとしたら。

そのライバルをボロクソに貶して,罵倒して,こき下ろすことができたら…その結果,そのライバルが衰退していったとしたら,どれだけ気持ちいいことでしょうか。

繰り返します。
正直なってください。
別に,ライバルをボロクソに罵倒すべし,ということではありません。

もちろん,顧客があなたからではなく,あなたのライバル店に買いに行ってしまうことで,その顧客が不幸になるならば,あなたは毅然とした態度で,そのライバル店に対峙する必要はあるかもしれません。

ただ…日本的な文化というか風潮というか…その中で,公然とどこかをボロクソに罵倒する…というのは,あまり現実的ではありません。

実践する人もいるかもしれませんが…かえってヘイトを集める危険があります。

ヘイトとは,ゲーム用語です。

定義【ヘイト】
敵キャラクターのプレイヤーに対する敵対心。敵キャラクターは、ヘイトの高いプレイヤーに攻撃してくる。主にMMORPGで使われる用語で、敵がどのプレイヤーに対して攻撃するかを決定する項目。ゲーム上では数値として表示されないため、攻撃や魔法などプレイヤーたちが起こした行動でヘイトの高さを推測している。ヘイトがどんな行動で上がるかはゲームによって異なる。(オンラインゲーム用語辞典より)

通常,競合店,ライバル店をボロクソに罵倒するような真似をすれば,顧客のヘイトを集めてしまいます。
要するに,ライバル店よりも,自社のほうが嫌われるのです。

もし…ここで,ヘイトを貯めずに,ライバル店をこき下ろすことができたら,どうでしょうか。
やってみたいと思う人もいるかもしれません。

今日はこの,ヘイトを集めずに…むしろ,ライバルにヘイトを集めて顧客に嫌われさせ,自社に集客するコピーの書き方を紹介します。

もちろん,非常にブラックな内容ですので,くれぐれも良心的に活用して下さい。
具体的には,顧客に貢献する…という気持ちは絶対に忘れないでください。
そのライバル店に行くことで,顧客が不幸になってしまう…という前提の上でご活用ください。

やり方は,ライバルの特徴を一般論に置き換えて,その一般論に対して論理的に具体的に明確に否定するのです。

例を幾つか適当に考えて紹介します。

一つ目。
ライセンスビジネスです。
あるスクールで,一定のスキルを教えるというサービスです。
具体例として,例えばコーチングを教えて,一定の講座を修了したら認定証を交付し,「◯☓認定コーチ」としてのライセンスを付与するとします。

これをこき下ろすにはどうしたらいいでしょうか。

「副業で,コーチングを身につけることで収益アップをしたい。そう考えるかもしれません。
そこで,ちょっと考えてください。ここで本当に収益アップするのは誰か。いうまでもありません。その資格やライセンスを発行する側です。
冷静に考えてみればすぐに分かることです。実際にそのライセンスを発行するコーチが,実際にコーチングというサービスを提供して,どれだけ収益を上げているのでしょうか。
あるいは,そのライセンスを獲得して卒業していった人がどれだけ収益をあげているのでしょうか。

この点について,明確に収益を数字で示せずに,漠然と【副業でコーチになることで収益を上げられる】とだけ主張しているとしたら…あなたはカモになるだけです」

二つ目。
英会話教材。
これは実際に目にしたことがある表現です。
非常にユニークであり,とても私好みな表現です。

「聞き流すだけで,英語が身につく…と主張する英会話教材があります。
ですが,実際に聞き流すだけで実際に英語が身についた,と主張しているのは,某プロゴルファーだけではないでしょうか。実際にあなたの周りで,英語を聞き流すだけで身についた,という人がいるか,調べてみてください」

三つ目。
ダイエット。
美容エステサロンで,痩身エステをこき下ろすにはこんな表現ができるかもしれません。

「統計によると,ダイエットの成功率は3%程度だと言われています。
もし,痩身エステでダイエットできるならば,成功率がもっと上がっていてもおかしくないでしょう。
なぜなら,エステサロンに通って,施術を受けるだけで痩せられるからです。何も我慢する必要はないし,苦しい思いをする必要もありません。
エステサロンに通う資金さえあれば,誰でも痩せられることになります。

ですが,実際には3%程度しかダイエットに成功していないという統計があります。
ということは,気持ちいいだけで,結局は痩せられないということにほかなりません。

ダイエットをするには,結局は摂取カロリーを減らすか,消費カロリーを増やすしかないのです」
という感じでしょうか。

四つ目。
広告代理店。

「商工リサーチによると倒産理由の◯◯%が,売上不振です。
もし広告代理店が,本当に広告で売上を伸ばすことができるのであれば,このような数字にはならないでしょう。
つまり,広告代理店の作る広告は,効果測定もできず,改善もできません。ただ宣伝するだけです。
ちょっと冷静に考えて下さい。あなたは,自社の商品やサービスを宣伝するだけでいいのでしょうか。宣伝とは,結局のところ,知ってもらうだけです。
知ってもらうだけで本当にいいのでしょうか。決して知ってもらうイコール売上アップではありません。
知ってもらった後に,実際にそれを販売し,買ってもらわないと売上にはなりません。
広告代理店は,知ってもらうことについては一日の長はあるかもしれません。ですが,イメージ優先だったり…あるいは広告マンが,自分の名声や権威性を優先することもあります。
実際,ある広告マンは著書で,
『これがヒットしたら,私は賞を貰えるに違いない,と考えながら広告を作った』
といった記述すらあります」

という感じでしょうか。

コツは,
「コンテンツの一部」
として,いかにライバルが駄目なのかを紹介することです。
ろくにリサーチもせずに適当に書いたコピーなので,あまり参考にはならないかもしれません。

いかに,競合の商品やサービスを科学的に分析し,それが駄目なのかを「コンテンツ」として提供し,顧客を教育していくのか,ということです。

これが上手くできれば,ライバルをこき下ろしてヘイトを集めること無く,むしろ
「危うく◯◯を買ってしまうところでした。教えていただきありがとうございます」
と感謝されることすらあるでしょう。

上述の通り,細心の注意を払って,ご活用ください。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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