コストと環境、生産性にまつわる因果関係

コストと環境、生産性にまつわる因果関係

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今日は、およそ半年ぶりくらいに羽田空港に来ています。
これまでは、繁忙期だったこともあり、航空運賃も高騰していたのですが、寒くなってくるにつれて航空運賃が下がってきました。
久々に、成田発着のLCCから、羽田発着の既存キャリアに切り替えました。

さて、今日のテーマは、コストと生産性。

LCCの魅力は、安さ。とにかく安い。
成田空港発着なので、不便に感じるかもしれません。
ですが、1000円という廉価で、東京駅ー成田空港の間で高速バスが出ています。
実際に使ってみると、あまり不便さは感じられず、むしろ重い荷物を抱えて電車を乗り降りするよりもバスで1本の方が楽に感じます。

しかし、LCCには大きな大きな問題があります。
それは、客層。
乗る度に、
「頑張って稼いでLCCを卒業するぞ!」
と思わせられます。

というのも、単純な話ですが、安いので非常に客層が悪い。
今日は特に連休の真ん中だったこともあり…機内はまるで動物園。
好き放題叫ぶ子どもたち。それを一切抑えようとしない親。
学生団体らしき人たちも、やはり好き放題大声でしゃべり、座席で暴れています。

前回乗った時は、前の座席で老人が暴れていました。
後ろの人は、中国人だか韓国人だかわかりませんが、容赦なくシートの後ろから蹴りつけてきました。

これがLCCの現実です。

私自身はまだまだ精進が足りていないせいでしょうか。この環境ではなかなか集中することができません。
今日は行きの機内でブログ記事1本仕上げるつもりでしたが、全く書けなかったので、うとうとと眠りながら来ました。
…それでも、後ろの学生がシートを蹴りつけてきて、何度も眠りから醒めてしまいましたが。

こうなると、もう一度コストの考え方を見なおさなければなりません。
LCCの魅力は、安さです。
安さ以外の魅力はありません。
あったところで、このような、機内でじっと座っていることが出来ない人が周りにいると、1時間45分の間何も出来ません。

もちろん、周りにそういう人がいない時は、ブログ記事を多い時で3本くらい書き上げます。
あくまでも…運です。

この、機内でじっと出来ずに周りに迷惑を振りまく人たちに遭遇する率が跳ね上がるのがLCCなのです。

1時間45分を無為に過ごすくらいなら…多少高くても、羽田発の既存キャリアに乗ったほうが、より生産性が上がります。

既存キャリアの運賃から、LCCの運賃を引いた差額。
これは、経理上はあくまでも運賃ですが、実質は「場所代」です。

より環境のいいシートで仕事をするためのコストなのです。

ちなみに、今渡しがいる場所は、羽田空港のエアポートラウンジ。
成田空港のエアポートラウンジよりも、ずっと静かで仕事をする環境としては向いています。

LCCの台頭により、より低価格層と、そうでない層が分離しました。
これはこれで素晴らしいことです。
なぜなら、羽田発着の既存キャリアを利用していた低価格層が成田に移動したからです。

今回は、LCCの話でした。
ですが、この「移動時間の環境を買う」という考え方は、他にも通じます。
特急列車の指定席、グリーン席なども同じでしょう。

最後に。
アイディア出しは、コンディションが命です。
コンディションとは、本人の体調もありまsが、環境も大きな影響を受けます。

コピーライティングも同じです。
マーケティングのコンセプト出しも同じでしょう。

たまには違う環境でアイディア出しをするのは非常に有効です。
実際、コピー1本で1億円を稼ぐと言われる、とあるコピーライターも、機内が一番アイディア出しに向いている、と言っているらしいです。

ただ…LCCは、アイディア出しには向いていません。
もっとも、コピー1本で1億稼ぐコピーライターが、ファーストクラスに乗っていないはずがないでしょうが。

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